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1歳半の娘が咀嚼をあまりしない

あかりん
基本的に固い物をあまり食べてくれません。

どうしたら咀嚼し食べるようになりますか?

野菜はいちょう切りや、細切りにしないと食べません。 角切りや乱切りだとベェっと出してしまいます。

豆腐ハンバーグ、肉団子、しゅうまい、ワンタン、色々試しましたが噛む前に吐き出してしまうか、全く食べようともしません。

とにかくたんぱく質摂らせるのがとにかく大変です。

ヨーグルト、納豆、豆腐、肉、魚どれもそのままでは食べません。

今は朝は牛乳ときな粉まぶしたパンやたまご焼き、昼は肉や野菜を細かくほぐし餡掛けにしたうどん、夜は取り分けにしてますが大体味噌汁とふりかけご飯しか食べません。

米も今まで全く食べませんでしたが、最近固めが好きな事が分かり、エコ炊飯で固めに炊いたらふりかけご飯限定で食べるようになりました。

2021/4/15 21:14

一藁暁子

管理栄養士
あかりんさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
1歳5か月のお子さんが固いものをあまり食べてくれないご様子なのですね。

赤ちゃんが大人と同じくらいの咀嚼機能を得られるのは2歳半~3歳ごろだといわれていますので、まだ奥歯を使って硬いものをすり潰したり、カミカミが上手にできない月齢かと思います。
咀嚼機能の発達は個人差も大きいですし、お子さんそれぞれに食の好みもありますので、お子さんのペースでゆっくり進めていけば大丈夫ですよ。

野菜はいちょう切りや細切りなどにすれば食べられるようなら、スプーンや指で簡単にぐにゃっとつぶせるくらいに柔らかくした0.5~1㎝くらいの人参や大根の角切りからをほんの少量からチャレンジしていきましょう。慣れてきたら少しずつ量を増やし、食形態も固め・大き目にステップアップさせていってくださいね。

タンパク質はお肉や魚などはパサパサしたり、弾力があったり口の中でばらけやすいにので苦手なお子さんも多い食材ですので、口から出してしまうようならまだ小さく切ったり、つぶしたり、ほぐしてあんかけにしてあげるといったお子さんの噛む力に合わせた工夫が必要な段階かなと思います。

牛乳やきな粉、卵焼きや、肉野菜うどんなどは食べてくれるとのことで、お子さんがタンパク質を摂れるメニューや調理法を工夫されており、とても素晴らしいと思います。
ヨーグルトが苦手でも牛乳が飲めるのなら乳製品は摂れていますし、同じように豆腐や納豆が苦手でもきな粉はOKと同じ食品グループの中で一つでも食べられるものがあるなら栄養バランスも整えやすいですね。

お子さんの好きな卵焼きにツナやひき肉、野菜などの食材を加えてスパニッシュオムレツのようにしたり、肉や魚は細かくほぐしてあんかけにしてご飯や麺にかけたり、お味噌汁に小さく切った油揚げやお豆腐を入れてみたり、お子さんの食べてくれるメニューから食べられるものを増やしていくのもおすすめです。

全く食べなかったお米については固めが好きなことが分かったとのことで、これは大発見でしたね!
あかりんさんの日々の努力や工夫の成果だと思います。
お米のように少し調理法や食感、味付けを変えると食べてくれるということもありますので、これからも今のような方法でお子さんの好きなもの探しをしていきましょう。
今は苦手な食材も、成長するにつれて咀嚼機能や味覚が発達して食べられるようになることも多々あります。大人の料理から取り分けでもOKなので、たまには苦手な食材も食卓に並べて、お子さんが苦手食材にチャレンジしたり、好きな食感や味やメニューを見つけるを機会を作ってみてくださいね。

またお力になれることがありましたらお声かけください。
よろしくお願いいたします。

2021/4/16 9:32

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