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母乳育児の離乳食
しん
はじめまして。よろしくお願いします。
6ヶ月の男の子を育てています。
完全母乳で育児しており、現在離乳食を初めて1ヶ月半くらいで1回食、豆腐白身魚卵黄など少しずつはじめている所で、そろそろ2回食…と思っています。
母乳では補えない栄養があることをいたるところで耳にします。今後栄養の取り方が母乳<食事になることを考え、母乳育児で足りなくなる栄養素を補えるような、離乳食に容易に取り入れられる食材を教えていただきたいです。(わがままかもしれませんができるだけ離乳食作りに時間がかからないようにしたいです)
またこどもは幸いなことに離乳食を食べることに積極的です。基本的には用意した食べ物は全て食べきり授乳しています。その時、授乳の時間も離乳食を食べない時と同じくらい飲んでいる感覚がありますが、離乳食が足りないのでしょうか?量を増やすべきか悩んでいます。
6ヶ月の男の子を育てています。
完全母乳で育児しており、現在離乳食を初めて1ヶ月半くらいで1回食、豆腐白身魚卵黄など少しずつはじめている所で、そろそろ2回食…と思っています。
母乳では補えない栄養があることをいたるところで耳にします。今後栄養の取り方が母乳<食事になることを考え、母乳育児で足りなくなる栄養素を補えるような、離乳食に容易に取り入れられる食材を教えていただきたいです。(わがままかもしれませんができるだけ離乳食作りに時間がかからないようにしたいです)
またこどもは幸いなことに離乳食を食べることに積極的です。基本的には用意した食べ物は全て食べきり授乳しています。その時、授乳の時間も離乳食を食べない時と同じくらい飲んでいる感覚がありますが、離乳食が足りないのでしょうか?量を増やすべきか悩んでいます。
2021/4/14 15:51
しんさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。
6カ月のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
離乳食はとても順調に進められており、食に興味があるご様子でとても喜ばしい事ですね。
完全母乳の場合懸念されるのが、鉄・ビタミンD・カルシウム不足です。
育児用ミルクは母乳の成分により近づけて作られていますが、鉄・ビタミンD・カルシウムは育児用ミルクの方が多く含まれています。 その為、母乳育児の場合は鉄欠乏性貧血のリスクが少し高くなってしまう為、積極的に離乳食に鉄分を意識したものを取り入れたり、育児用ミルクを取り入れる事を推奨しています。
【鉄分が多く含まれる食材】
◉赤身の肉(ヒレ肉・もも肉)
◉レバー
◉魚(カツオ・マグロ・ぶり・ツナ缶など)
◉卵(特に卵黄)
◉大豆製品(豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
◉乾物(干しひじき・高野豆腐・切り干し大根)
などです。
特に動物性の食材(肉類・魚類・貝類)には吸収率の良いヘム鉄が多く含まれますのでお勧めです。卵は動物性ですが非ヘム鉄になります。非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂る事で鉄の吸収率がアップしますので、野菜や果物類なども一緒に取り入れると良いですね。
ビタミンDは、魚・キノコ類・卵に多く含まれます。また、フォローアップミルクにもビタミンDが強化されているものもあります。(使用は9カ月以降) そして、日光を浴びることでも体内で生成されますので、日焼け対策をしすぎるのも良くないと言われています。 お天気の良い日はお外で日を浴びるのもよいですね。
近年日本では、日焼け対策として、赤ちゃん用の日焼け止めクリームや紫外線対策グッズが多数商品化されるようになり、過剰に対策をしすぎる事で子供がビタミンDを生成する機会がなくなってしまっているという現状もあります。 日差しがきつすぎない時に適度に日光浴されると良いと思います。
【カルシウムを多く含む食材】
◉乳・乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)
◉小魚・乾物(高野豆腐・切り干し大根)・海藻類(わかめ・ひじき・のり)
◉大豆製品(豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
まだ離乳食初期なので試せない食材もたくさんありますが、今後の参考として鉄分・ビタミンD・カルシウムを多く含む食材を記載しました。 その月齢に応じた調理法や味付でいろいろ取り入れてみてくださいね。
また、離乳食はしっかりと食べるものの、その後の授乳時間が変わらない点について、この時期は哺乳量が減るほどの離乳食を与えなくても良いと言われています。 まだ離乳食からしっかりと栄養を摂る時期ではないので、離乳食開始前と同じくらいの授乳量で問題ないですよ。 しっかりと食べられているご様子なので足りないという事は無いと思います。現状で継続してあげて宜しいかと思いますよ。
よろしくお願い致します。
ご相談頂きありがとうございます。
6カ月のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
離乳食はとても順調に進められており、食に興味があるご様子でとても喜ばしい事ですね。
完全母乳の場合懸念されるのが、鉄・ビタミンD・カルシウム不足です。
育児用ミルクは母乳の成分により近づけて作られていますが、鉄・ビタミンD・カルシウムは育児用ミルクの方が多く含まれています。 その為、母乳育児の場合は鉄欠乏性貧血のリスクが少し高くなってしまう為、積極的に離乳食に鉄分を意識したものを取り入れたり、育児用ミルクを取り入れる事を推奨しています。
【鉄分が多く含まれる食材】
◉赤身の肉(ヒレ肉・もも肉)
◉レバー
◉魚(カツオ・マグロ・ぶり・ツナ缶など)
◉卵(特に卵黄)
◉大豆製品(豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
◉乾物(干しひじき・高野豆腐・切り干し大根)
などです。
特に動物性の食材(肉類・魚類・貝類)には吸収率の良いヘム鉄が多く含まれますのでお勧めです。卵は動物性ですが非ヘム鉄になります。非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂る事で鉄の吸収率がアップしますので、野菜や果物類なども一緒に取り入れると良いですね。
ビタミンDは、魚・キノコ類・卵に多く含まれます。また、フォローアップミルクにもビタミンDが強化されているものもあります。(使用は9カ月以降) そして、日光を浴びることでも体内で生成されますので、日焼け対策をしすぎるのも良くないと言われています。 お天気の良い日はお外で日を浴びるのもよいですね。
近年日本では、日焼け対策として、赤ちゃん用の日焼け止めクリームや紫外線対策グッズが多数商品化されるようになり、過剰に対策をしすぎる事で子供がビタミンDを生成する機会がなくなってしまっているという現状もあります。 日差しがきつすぎない時に適度に日光浴されると良いと思います。
【カルシウムを多く含む食材】
◉乳・乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)
◉小魚・乾物(高野豆腐・切り干し大根)・海藻類(わかめ・ひじき・のり)
◉大豆製品(豆腐・納豆・厚揚げ・がんもどき・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
まだ離乳食初期なので試せない食材もたくさんありますが、今後の参考として鉄分・ビタミンD・カルシウムを多く含む食材を記載しました。 その月齢に応じた調理法や味付でいろいろ取り入れてみてくださいね。
また、離乳食はしっかりと食べるものの、その後の授乳時間が変わらない点について、この時期は哺乳量が減るほどの離乳食を与えなくても良いと言われています。 まだ離乳食からしっかりと栄養を摂る時期ではないので、離乳食開始前と同じくらいの授乳量で問題ないですよ。 しっかりと食べられているご様子なので足りないという事は無いと思います。現状で継続してあげて宜しいかと思いますよ。
よろしくお願い致します。
2021/4/14 23:01

しん
0歳6カ月
早々にご返信頂きありがとうございます。
とても分かりやすく知りたいことが書かれていて本当に助かりました。
個人的な話ですが、出産時から血液検査で貧血の値が出ていたため子どもにもなかなか鉄を与えられていないのではないか…と心配でした。
現在もこどもはよく寝る子で2.5〜3時間置きに眠くなるようです。これは栄養不足になってしまっていたり疲れやすかったりするんでしょうか…?
度々申し訳ございませんが、もう少しお伺いしたいのですが、 育児用ミルクを離乳食に使うと栄養素を補えるということですが、「このメニューだと○○の栄養が足りないかな…?」というような時に1品に粉ミルクを適当な量を振りかけてミルク粥など?を与えるようにすればよろしいでしょうか?毎回はいらないですか?
とても分かりやすく知りたいことが書かれていて本当に助かりました。
個人的な話ですが、出産時から血液検査で貧血の値が出ていたため子どもにもなかなか鉄を与えられていないのではないか…と心配でした。
現在もこどもはよく寝る子で2.5〜3時間置きに眠くなるようです。これは栄養不足になってしまっていたり疲れやすかったりするんでしょうか…?
度々申し訳ございませんが、もう少しお伺いしたいのですが、 育児用ミルクを離乳食に使うと栄養素を補えるということですが、「このメニューだと○○の栄養が足りないかな…?」というような時に1品に粉ミルクを適当な量を振りかけてミルク粥など?を与えるようにすればよろしいでしょうか?毎回はいらないですか?
2021/4/14 23:17
しんさん、お返事ありがとうございます。
その様にいっていただけて安心しました。
お母さんも貧血ぎみであったのですね。
お子様が良く寝るとのこと、これ自体が栄養不足になっていたり、疲れやすくなっているという事は考えにくいと思いますよ。ただ6カ月頃から貯蔵鉄が少なくなってきますので、鉄分を意識した離乳食を進めるのはとてもよい事だと思います。
メニューによって足りないかな? と考えるよりも、日常的にミルクを使用したメニューを取り入れるようにされると良いと思います。 栄養のバランスは1日だけで見るものではないですし、時々取り入れただけでは大きな変化は見られないかもしれません。 日常的に意識していくという事が大切だと思います。
ミルク味ばかりになるもの気をつけたいところですが、使える時に使っていくという方法で良いと思います。下記レシピもご参考下さいね。
【5~6カ月ごろ(離乳食初期)のミルクのレシピ・作り方】
https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe/category-4?q=%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF&ct=
【7~8カ月ごろ(離乳食中期)のミルクのレシピ・作り方】
https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe/category-9?q=%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF&ct=
もしくは母乳育児に強いこだわりがなければ、1日1回だけでも育児用ミルクを飲ませるという選択肢もありだと思います。
また、この時期使える主食として、オートミールやライスシリアルなども鉄分が豊富な食材になります。宜しければご検討下さいね。
その様にいっていただけて安心しました。
お母さんも貧血ぎみであったのですね。
お子様が良く寝るとのこと、これ自体が栄養不足になっていたり、疲れやすくなっているという事は考えにくいと思いますよ。ただ6カ月頃から貯蔵鉄が少なくなってきますので、鉄分を意識した離乳食を進めるのはとてもよい事だと思います。
メニューによって足りないかな? と考えるよりも、日常的にミルクを使用したメニューを取り入れるようにされると良いと思います。 栄養のバランスは1日だけで見るものではないですし、時々取り入れただけでは大きな変化は見られないかもしれません。 日常的に意識していくという事が大切だと思います。
ミルク味ばかりになるもの気をつけたいところですが、使える時に使っていくという方法で良いと思います。下記レシピもご参考下さいね。
【5~6カ月ごろ(離乳食初期)のミルクのレシピ・作り方】
https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe/category-4?q=%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF&ct=
【7~8カ月ごろ(離乳食中期)のミルクのレシピ・作り方】
https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe/category-9?q=%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF&ct=
もしくは母乳育児に強いこだわりがなければ、1日1回だけでも育児用ミルクを飲ませるという選択肢もありだと思います。
また、この時期使える主食として、オートミールやライスシリアルなども鉄分が豊富な食材になります。宜しければご検討下さいね。
2021/4/15 9:53

しん
0歳6カ月
非常に分かりやすかったです!参考にさせていただきます。
また何かあったら相談させて頂きたいと思います。
ありがとうございました。
また何かあったら相談させて頂きたいと思います。
ありがとうございました。
2021/4/16 11:23
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