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水分補給について

おむ
いつもお世話になっております。
 本日は水分補給について教えてください。

現在生後7ヶ月の息子は離乳食を始めてから便秘気味です。
水分を多めに取って、と市の相談や病院の先生に言われたのですが何mlほど飲めばいいのかいまいち分かりません。
ストローマグの練習もしますがまだ上手く飲めないため、基本的にはスプーンであげています。
2回食のうち最低1回は野菜スープBFなどを40mlくらいあげています。(1包30ml用の物を40mlに薄めてます) 
プラスで白湯や麦茶を赤ちゃんスプーンで数口飲む感じです。
 完母のため母乳量は分かりませんが、離乳食の後はいつも通りか、少し少ない時間で授乳が終わります。

これから暑くもなるので、離乳食時だけでなく一日にどのくらいのタイミングでどのくらいの量、授乳以外の水分を与えればよいか目安も教えてくださればありがたいです。 
また、自宅で作った麦茶(ウォーターサーバーの熱湯使用) を出かけ先などで常温保管する場合、何時間なら衛生的に飲んで大丈夫なのかも教えてください。
よろしくお願いします。

2021/4/14 11:02

久野多恵

管理栄養士
おむさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

7か月のお子様の水分補給についてのご相談ですね。
便秘の原因は水分だけではないですし、現状母乳ものんでおり、細目に野菜スープや白湯や麦茶を与えられているご様子ですので、現状のように哺乳量や離乳食量に影響が出ない程度に飲ませてあげるという進め方で良いと思います。 

この時期は、1kg当たり、130~155ml 程度の水分量が摂取出来ているとよいという目安はありますが、これに捉われてしまうと、喉が渇いていないのに、一生懸命水分を与えすぎて、哺乳量や離乳食量が減ってしまうという事も考えられます。 離乳食自体も水分補給になりますし、身体で作り出される代謝水というものもあります。
現状は良く飲めているご様子ですが、哺乳量が減ってきている様であれば、水分補給のためにミルクを足してあげても良いと思います。

水分補給の他の便秘対策としては下記をご参考下さい。
◎不溶性・水溶性の食物繊維をバランスよく摂る
◎腸内環境をよくする善玉菌(ビフィズス菌・乳酸菌・納豆菌)を積極的に取り入れる。

食物繊維は不溶性と水溶性がありますが、いも類や野菜類など不溶性のものばかりとっても、かさが増して便が出ずらくなってしまうという事がありますので、海藻類・オートミール・豆類・果物類などから水溶性の食物繊維を摂るように心掛けましょう。

また、腸内環境を良くする為に発酵食品をとりいれましょう。 離乳食が進み、腸に入る食材が色々と変化する事で、腸内細菌のバランスも変わってきます。色々な食べ物を食べられる様になってくると、だんだんと腸内の悪玉菌が増えてきて、腸内環境が悪化してしまう事が便秘の原因になる事があります。
善玉菌を増やす様に意識すると腸内環境が整いますので、ビフィズス菌や乳酸菌や納豆菌などの善玉菌を意識して取り入れるようにしましょう。
ヨーグルトや納豆は効果的ですし、ヨーグルトも数種類のものを取り入れる事で、メーカーによって違いのある乳酸菌を色々と取り込めます。味噌も発酵食品ですので、離乳食の風味づけや味噌汁とあげると良いですね。

自宅で作った麦茶を常温で持ち歩く場合、季節や地域、気温にもよりますので、何時間なら安心という事をお伝えするのは難しいです。 なるべく早めに、持ち歩きの時間は長くない方が良いです。 常温の温度帯は細菌が繁殖しやすい温度帯なので、飲み残しは破棄して、都度新しいものに交換して飲ませて頂く方が安心かと思います。 よろしくお願い致します。

2021/4/14 20:50

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