卵の進め方について

りおさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。

７か月のお子様の卵や乳製品の進め方についてのご相談ですね。

卵の進め方については、こうしなくてはいけないというしっかりと指針はありませんので、耳かき１から始めて少量ずつ増やしていき様子を見ていくという基本を守って頂ければ問題ありません。
離乳食本や育児サイトによって卵の進め方については色々違う記載があるかもしれませんが、基本は少量から少しずつ増やすという点で一致していると思います。

安心安全な卵の進め方は以下になります。
卵はしっかりと２０分程度加熱した固ゆでの卵の、卵白の触れていない中央部分の卵黄のみを試していきます。初日は、耳かき１程度で様子を見て下さい。　そして次はに耳かき２、次は耳かき３と、耳かき単位で増やしていきます。
連日になっても良いですが、他の食材を試す事なども考慮すると、１週間に２～３日程度、２～３日間隔で与えると良いと思います。
卵を与えていない日には新しい食材をあげても大丈夫です。

小さじ１食べられたら、小さじ単位で増やしても良いかと思います。卵黄半分～１個分食べられるようになったら、２～３日間を開けて白身を黄身と同じように試します。
白身は黄身よりもアレルギーが出やすいので、焦らずより慎重に試す様にしましょう。

乳製品は、ヨーグルトを少量からあたえてみたり、牛乳を離乳食の素材としてミルク粥やパン粥やミルク煮などにして取り入れても良いです。ヨーグルトは非加熱でも良いですが、牛乳は加熱して与えるようにしましょう。
乳製品は卵のように耳かき単位でなくても良いです。　赤ちゃんスプーン１⇒小さじ１⇒小さじ２⇒小さじ３と小さじ単位で増やして様子を見るようにしましょう。

形状について、みじん切りにしたところで吐き出す事が多くなったのですね。　ペースト状からいきなりみじん切りなどの粒感を感じるものを多くすると拒否するお子様も多くいます。　ペースト状にみじん切りのものを少量ずつ混ぜて、少しずつ粒感に慣れる様にすると良いですよ。　この時期の固さの目安は豆腐くらいなので、野菜なども豆腐くらいの舌と上あごで押しつぶせるくらいの柔らかさにする事は大切です。　

通常の鍋で茹でる場合、小さくしてから茹でるとなかなか柔らかくなりずらいので、大人の煮物くらい大きめに切ったものを柔らかくなるまで茹でてから、お子様用に刻んであげると軟らかめに仕上がります。　その他、圧力鍋や炊飯器で野菜を調理すると柔らかくなります。

お子様用に細かく刻んだ野菜をお茶パックに入れて、大人のご飯を炊くときに一緒に入れて炊くという方法も良いですよ。　加圧して炊くので、鍋の調理よりも柔らかく仕上がると思います。

野菜と水だけでお米を入れなくても炊飯器で野菜を炊く事は出来ます。
【手順】
①お好みの野菜(人参、じゃが芋、大根、里芋など)を綺麗に洗って、皮をむき、炊飯器に重ならない様に並べます。　
②それぞれの食材がひたひたに浸るくらいの水を入れて、早炊きモードのスイッチを押します。
③炊き上がった合図があったらすぐにスイッチを切ります。　保温のままの場合柔らかくなりすぎる事があります。
④取り出しやすい温度まで冷めたら釜から取り出して、離乳食に使用する。

良かったらお試し下さいね。

りおさん、お返事ありがとうございます。
卵は時間をかけて、しっかりと加熱したものを焦らず増やしていって下さいね。
形状の変化もお子様の反応を見ながら少しずつ進めていきましょう。
また何かお困りのことがあればいつでもお声掛け下さいね。