体重増加について

ささみさん、おはようございます。
１歳１カ月のお子様の体重増加に関するご相談ですね。

８カ月からの体重増加が１ｋｇ程度とのこと、体重増加量に関しては少なすぎる事は無いと思いますが、具体的に曲線を見させて頂ければそれにあった助言をさせて頂けると思います。　成長曲線の画像があれば宜しければ添付して下さい。

母乳は現在どのくらい与えていますか？　おやつの時間にフォロミを１００ｍｌ与える様になったのはとても良いと思います。　飲めるならばフォロミや牛乳の摂取を増やして、母乳を減らしていっても良い時期です。　ただ離乳の館長は１歳～１歳半までを目安としていますので焦らなくて大丈夫ですよ。

手づかみ食べ中心に進めているのはとても良いですね。　バランスの整ったとても素晴らしい離乳食だと思います。　ご飯ものをおにぎりにしたり、ラップで包んで棒状にしてあげると食べやすく量も稼げるかもしれませんね。　その他の形状はつまめる大きさで食べやすく良いと思います。　だんだんと前歯でかじり取って食べるように、お子様の口幅よりも大きいものを持たせてあげる工夫を取り入れていくと良いですよ。
離乳食の量は問題ないですし、バランスも良いので現状で進めて良いと思います。　

今後授乳を減らしていく事で離乳食３回だけでは補いきれない栄養やエネルギーをおやつの時間を設けて摂取する様に考えていきます。　しっかりと３食食べられるお子様であってもそれだけでは必要な栄養は摂りきれない事が多いので、第４の食事となるおやつを習慣化していけると安心ですね。
おやつは食事の一部となるものが望ましいので、おにぎり、ホットケーキ、パン、蒸しパン、スティックパン、ふかし芋、コーンフレーク、ゆでとうもろこし、野菜スティック、果物、ヨーグルト、チーズなどがお勧めです。

手づかみ食べの食材を投げたり、ぐちゃぐちゃにしたり、お皿をひっくり返したりという点について、商材の特性を学んでいたり、好奇心旺盛な時期なのである程度は見守って頂いて良いと思いますが、遊び食べと区別する為に時間を決めて切り上げる様にされると良いと思います。　また投げたり、ひっくり返したりという行動が見られたら、声を出したり、反応したりせずに、背中を向けて注目しない様にしてみると良いと思います。　何か声掛けしたり怒ったりすると、お母さんが構ってくれていると思ってその行動がエスカレートする事もありますよ。そしてその行動をやめた時は、お子様のそばに寄り添って笑顔でたくさん褒めてあげましょう。　こちらの偏食外来のパンフレットにも参考になるやり方が記載されていますのでご覧ください。

●神奈川県立こども医療センター　偏食外来パンフレット１　
　はじめの一歩編「たのしくたべる」

http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/1mini.pdf


この時期椅子に長く座っていられない、立ちたがるという行動は良く見られます。　周りへの興味が増してきたり、動きたいという意欲が強くなるので、これ自体はお子様の成長の過程と思って考えて良いですし、椅子から下りたがったら、お母さんのお膝に座らせてあげると落ち着いて食べられるというケースもあります。
まだ食事のしつけをしっかりと教えられる月齢ではないので、お子様の意志を尊重して受け入れつつ、座って食べらえるように介助していけると良いですね。
それでも食べない様であれば、切りあげて良いと思います。　食べ進まなかったものはおやつの時間に補食として出して、１日のトータルの栄養が確保できるように考えるようにしましょう。
宜しくお願い致します。

ささみさん、お返事ありがとうございます。

体重の増加量については、成長曲線にプロットして確認しましたが、良い伸びが見られていると思います。様子を見られて大丈夫です。

フォロミについては哺乳量が減ってきたら増やしていくというスタンスで問題ないです。

お子様の口幅よりも大きいもの、例えば食パンの耳をとってそのままの大きさであったり、おにぎりも１口では入らないくらい大きめにして頂くと、だんだんとかじり取を覚えていきます。　お母さんがお手本をたくさん見せてあげたり、お母さんが持って入れ込まない様に介助してあげる方法でも良いと思います。
すぐには出来るようにはなりませんが、少しずつ練習してけると良いですね。
よろしくお願い致します。

ささみさん、お返事ありがとうございます。
一緒におにぎりを食べるのはとても良い方法だと思います。
また何かお困りのことがあればいつでもお声掛け下さいね。