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3回食が辛い

ぁ〜
少し前まで2回食のリズムがなかなかできず苦労しました。その理由が8ヶ月頃から夜泣きが何回かありぐっすり寝れずその為起床も8〜9時前後がざらでした。その為離乳食の1回目がお昼近くになってしまったりしていました。それに加えて授乳後はお昼寝をなかなかせず、離乳食の時間になると力尽きるのか食べてる途中に寝てしまいなかなか進まないというのが悩みでした。
その為起床時間やあげるタイミングを見直し今は7時前後に起床し、1回目の離乳食は授乳前にあげることにしました。起床後すぐあげるのに作ってる時間もないので朝はベビーフードを毎回あげています。よくベビーフードはたまに使うのにはいいと聞きますが毎回あげるのは良くないのでしょうか?
2回食はその3時間後位にあげるようにしています。
その時はお粥と野菜を組み合わせたりと簡単なものですが手作りものをあげています。
1回目の離乳食の後授乳をしてそのまま次の離乳食の時間近くまで寝てくれればラッキーといった感じで未だに授乳後お昼寝をせず食べてる時に寝てしまうということもまだまだあります。
その為日中は起きている時間も長く、後追いもある為離乳食を作るのにも苦労しています。そしてなんといってもネックなのがメニューについてです。
2回食の時でも何をあげようかサイトのレシピなど色々見て簡単に出来そうなものを作っていましたが正直その時でもいっぱいいっぱいでした。そしてつい最近3回食に移行しましたが、レパートリーもなく、時間もなく何をあげればいいんだと憂鬱な毎日です。
夕飯の支度もあるし、何よりお昼寝をしないのであまり時間もかけられない中、3回食目はどういったものをあげればいいのでしょうか?
他のママさん達は何をあげてるんだろう、離乳食が面倒だなと思ってしまう自分にも嫌気がさします。悶々と考える日々も辛くてたまりません。
とにかく時短で簡単に。でも栄養バランスもしっかりさせたいと悩んでいます。
長くなりましたがよろしくお願いします。

2020/7/24 12:10

久野多恵

管理栄養士
あ~さん、こんばんは。ご相談頂きいありがとうございます。

10カ月のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
今まで2回食のリズムをつけるのに色々苦労しながらも、とても努力されて頑張ってきましたね。
起床時間やタイミングを見直されてお子様のペースに合わせてこれたのはとても素晴らしいと思います。
3回食になると、本当に1日離乳食を作っているような感じですし、お母さんの負担感も増してしまいますよね。 食事作りが苦になってしまうのもわかりますよ。そのような時にはベビーフードを大いに活用して頂いて良いです。

ベビーフードについて、離乳食のレパートリーを広げたり、食体験を増やすという意味ではとても良いものです。
ベビーフードを使用するにあたって、メリット・デメリットを紹介いたします。

【ベビーフードのメリット】
・単品で用いる他に、手作りの離乳食と併用すると食品数、調理形態も豊かになる。
・月齢に合わせて粘度、固さ、粒の大きさなどが調整されているので、離乳食を手作りする場合の見本となる。
・製品の外箱などに離乳食メニューが提案されているものもあり、離乳食の取り合わせの参考となる。
・外出時や外食時などに便利である。
・災害時や流行性の病気や風邪などで外に出かけられない時に、常備食として備えておくと便利。
・時間がない時に、簡単に1品増やし、離乳食のバランスを整えられる。

【ベビーフードのデメリット】
・多種類の食材を使用した製品は、それぞれの味や固さが体験しにくい。
・製品によっては、子供の咀しゃく機能に対して軟らかすぎる事がある。
(「授乳・離乳の支援ガイド」抜粋)

使用する頻度が多い様であれば、お子様の口腔発達に合った形状の食材をプラスするなどして、もぐもぐ・カミカミを促すように工夫されると安心ですね。

例えば、1食分のベビーフードを2回分に分けて、ご自身で作ったお粥やおかずなどと混ぜてあげても良いかなと思いました。 お粥や茹でた野菜などは、時間がある時にまとめてフリージングしておき、それを再加熱して温めたものと1/2量のベビーフードを混ぜてあげる事で、噛みごたえのあるものも体験できますし、お母さんの手間も省けますし、1日2食ベビーフードを使用してもあまり罪悪感なく進められるかなと思いました。 

あとの1食は大人の食事からの取り分けを進めて、お子様と大人の食事の準備を一緒に済ましてしまうという方法もお勧めです。 時短で簡単に出来るメニューとしては、「鮭のホイル焼き」や「具だくさんスープ」「トマト煮込み」「煮物」などです。

「鮭のホイル焼き」は、鮭の代わりに鶏のササミなどでも良いですが、その時ご自宅にある野菜とたんぱく源をホイルで包み、魚焼きグリルやフライパンなどで蒸し焼き状態にするだけで、大人もお子様も食べられる簡単メニューになります。 野菜は、ジャガイモや玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などはいかがでしょうか? 時間が無い時は、野菜も冷凍の野菜を使用して頂いて大丈夫です。 ミックス野菜などを活用すれば、野菜を切る手間も省けますね。 

「具だくさんスープ」は、寄せ鍋感覚で用意できる具材を鍋でコトコト煮て、コンソメやしょうゆベースで薄く味付けすると、大人も美味しく飲めるスープになります。 ツナや豆腐や肉などのたんぱく源も入れ込むと栄養バランスが整います。

「トマト煮込み」は、鶏肉を入れると美味しいですが、お子様のお好きな食材で良いです。 白身魚のトマト煮込みも美味しいです。 これも鍋に冷凍野菜とたんぱく源を入れて、ホールトマト缶を入れて煮込むだけの料理です。 トマトは旨みが強い食材なので、お子様用には味をつけなくても大丈夫ですが、コンソメなどで味をつけてあげても良いです。

「煮物」も、冷凍のミックス野菜を使用しても良いです。 出し汁で煮込み、大人用に味付けしたものをお子様用に取り出して、外側の味が濃い部分を削ったり、お湯の中でシャバシャバしたり、お湯を足すなどして、離乳食用にされると良いですね。 

離乳食の味付けは、大人の味付の2~3倍薄味になっていれば良いので、ベビーフードの味付けを参考にして頂きながら、薄味を意識してみて下さいね。

色々簡単メニューを紹介しましたが、どうしても作れない、お辛い日もあると思います。そのような時は3食ベビーフードになっても大丈夫ですよ。 何よりも、離乳食の時間が楽しい触れ合いの時間になる事が大切なので、お母さんの疲労感が募ってしまっては、そのような雰囲気づくりも難しくなると思います。

ちょっと気持ち的にも余裕があって作れそうな時は、上記を参考にして頂き、難しい場合は、ベビーフードを大いに活用して進めていきましょう。
またお辛くなった時はいつでもお話ししに来てくださいね。

2020/7/24 21:42

ぁ〜

0歳10カ月
ご丁寧にご返信ありがとうございます。
読み終えた時涙が溢れる位何か救われたような気持ちになりました。
今まで私がしてきたことも無駄じゃなかったのかなと、そして誰かにそれを認めてもらえような気がして心が安らぎました。久野さんに相談させて頂いて良かったです。
本当にありがとうございます。

ベビーフードは2回に分けて使うなんて全く概念がなかったのでさっそく取り入れたいと思います。
メニューについてもとても分かりやすく、参考になりこれから是非やってみたいと思います。

ちなみにオムレツ等を作った時出来上がり量が多いのでできれば小分けで冷凍等して何回かに分けてあげられればいいなと思うのですが卵系は冷凍は良くないですか?

2020/7/24 23:27

久野多恵

管理栄養士
ぁ~さん、お返事ありがとうございます。

その様に感じてもらえて、私も心から嬉しく思います。
ぁ~さんの頑張りはとても伝わってきますし、無駄なことなどありませんよ。 とても愛情深く、そして、ぁ~さん自身がとても頑張りやさんなんだなと思いました。

離乳食本やサイトは、理路整然と目安や進め方などが書かれていますので、当然順調に進むようなものと錯覚してしまいますが、順調に進む事の方が少ないように思いますし、お子様のペースに合わせて、色々試行錯誤していく事が、お互いの信頼関係の築きにも繋がります。
離乳食本のようなメニューにできなくても大丈夫です。 主食とたんぱく質と野菜類がはいっているかな?という事を基本に進めていただければ、大丈夫ですよ。

オムレツに関してですが、卵系を冷凍すると、少し味や食感が変化してしまう事はありますが、離乳食に使用するには問題ありません。 冷凍後はパサパサ感が増してしまう事があるので、ホワイトソースやトマトソースをかけてとろみを加えて食べさせてあげたり、お粥に混ぜてあげると食べやすくなると思いますよ。

色々試行錯誤して前向き進められていますね!
頑張るママさんの味方でありたいと思っています。 応援していますよ^^

2020/7/25 11:40

ぁ〜

0歳10カ月
優しいお言葉ありがとうございます。
とっても心にしみました。
普段そんなことを言ってくれる人もいないので、育児に対してこれからも前向きになれるよう背中を押してもらえたような気持ちになりました。

オムレツもソース等の一手間でまた違った味わいにできそうでいいなと思ったので是非やってみたいと思います。

管理栄養士さんに聞くことではないかもしれませんがすみません…
もし何かいい方法があれば教えて頂けると助かります。

授乳後にお昼寝をせず、ずっと遊んでいて、離乳食を食べている途中に力尽きた様に1時間半程寝てしまうのですが、離乳食前にお昼寝ができるようにするには何かいい方法ありますか?

2020/7/25 12:21

久野多恵

管理栄養士
ぁ~さん、お返事ありがとうございます。

素直な気持ちを言葉に出来る ぁ~さん はとても素敵なお人柄なんだなと感じます。 前向きに考えて頂けるようになったのであれば、管理栄養士冥利につきます。

離乳食を食べている途中に力尽きて寝てしまうのですね。 なるべく離乳食にかぶらない様にお昼寝してくれたら有り難いですよね。

お昼寝の時間がほぼきまっているのであれば、離乳食の時間を前倒し、あと倒しにして調整するか、朝早めに起こして、早めにお昼寝してもらえると良いと思います。 早寝早起きの習慣とつけると、だんだんと生活リズムが整ってくるという事もあります。 また、午前中に外出したり、身体を動かす遊びをしたり、たくさん動いてもらうようにすると、早めにお昼寝してくれるという事もあります。

ただ、お子様のご機嫌や体調の変化で一定のリズムで過ごすという事が難しい事もあると思います。
今もやられているかもしれませんが、早寝早起きで同じ時間に起きて同じ時間に寝るというリズムをつけて、お子様のリズムを整えて、それに合わせた離乳食の時間を設定できるようになると良いですね。
よろしくお願い致します。

2020/7/25 20:31

ぁ〜

0歳10カ月
ずっと1人で悩んでいたけど今回久野さんにご相談させて頂いて本当に良かったです。

離乳食の時間は前倒しにするとお腹が空いていないのか全然口も開けてくれません。
あと倒しにすれば結局途中で寝てしまうので時間ずらしでは上手くいきませんでした…
体を動かす遊びをしたとしてもなかなか疲れないのか寝る素振りも見せません。

ただ夫が休みで家にいる時に娘を抱っこしながら夫が何故か寝ています。
寝てばかりでイラッとしますがその内娘もつられてなのかいつの間にか寝ているということが何度かありました。

そう思うと抱っこされていると安心して寝れるのかな?とも思いますがそれは時間のある夫だからできることであって普段私1人の時にそれはできません。

そうすると選択肢としては午前中に外出?でも洗濯もあるし、離乳食を作る時間も欲しいしでなかなか難しい所です…。

2020/7/26 2:25

久野多恵

管理栄養士
ぁ~さん、お返事ありがとうございます。

時間をずらしたり、身体を動かす遊びなど色々取り入れたのですね。
色々試行錯誤とても頑張られた結果、まだ生活リズムが一定にならない時期なので、寝て欲しい時に寝てくれず、寝て欲しくない時に寝てしまうという事もある程度は仕方ない事かと思いますよ。
生身の赤ちゃんですから、今日はうまくいっても明日はまた思う様に行かないという事を経験しながら、親子共に強くたくましく成長するのだと思います。
お辛い時期ではあると思いますが、できない事に注目せずに、思う様に行かない事もありながらも前向きに進めていき、またお辛くなったときはお話に来てください。1人で抱え込まないでくださいね。

こちらでは解決策は見いだせず申し訳ありません。生活リズムに関しては、助産師の先生から詳しいお話を聞かせてもらえるかもしれませんので、お時間がある時に相談されてみて下さいね^^

2020/7/26 21:50

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