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体重管理について
りり
33週に入ったその日の夜中にお腹に痛みと張りを感じ、病院へ受診。そのまま切迫早産気味だったので、13日間入院しました。
33週に入るまで、体重管理については自分なりに頑張っていて、2週に1回の検診中は500~1キロで抑えられ、32週の時点で、産前より+8キロでした。
産院からも体重に関しては何も言われたことはありません。
病院のご飯は7割食の妊婦食と呼ばれるものでした。
今、入院中に受けた34週検診から現時点で+1キロになっています。 現在は1日4回の服薬と安静を指示されています。
入院前の自宅での食事は
朝は苦手でなかなか食べられないので白湯
昼 夜は千切りキャベツ、根菜スープを飲んでからメイン系を6~7割程度たべてました。
退院後なかなか、入院前の食事に戻れず…
我慢していたお菓子等を少しですが食べてしまいます。
どんどん増えていく体重に、毎日一喜一憂し、気分が落ち込み、あと1ヶ月で我が子に会えるのに、前向きになれません… 何かいい方法はありますか?
33週に入るまで、体重管理については自分なりに頑張っていて、2週に1回の検診中は500~1キロで抑えられ、32週の時点で、産前より+8キロでした。
産院からも体重に関しては何も言われたことはありません。
病院のご飯は7割食の妊婦食と呼ばれるものでした。
今、入院中に受けた34週検診から現時点で+1キロになっています。 現在は1日4回の服薬と安静を指示されています。
入院前の自宅での食事は
朝は苦手でなかなか食べられないので白湯
昼 夜は千切りキャベツ、根菜スープを飲んでからメイン系を6~7割程度たべてました。
退院後なかなか、入院前の食事に戻れず…
我慢していたお菓子等を少しですが食べてしまいます。
どんどん増えていく体重に、毎日一喜一憂し、気分が落ち込み、あと1ヶ月で我が子に会えるのに、前向きになれません… 何かいい方法はありますか?
2021/3/15 22:14
りりさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。
妊娠中の体重管理についてのご相談ですね。
33週頃には入院をされて大変な時期を過ごされていましたね。 体重管理もしっかりと出来ており、毎日努力されていますね!
妊娠後期になり出産が間近になると、赤ちゃんも大きく成長しますし、乳房や子宮が大きく変化したり、出産に備えて脂肪を貯えたり、血液量が増したりしますので、今まで同じ生活をしていても自然と体重は増えやすくなります。
現状の体重に一喜一憂せずに、自然な事と考えて過ごせると良いですね。 体重に気を取られてしまうと、食事量を制限したり、糖質を制限したり、欠食したりと、胎児の健やかな成長やお母さんの体力維持に繋がらない食事になってしまうという事も多々あります。
体重を増やさないという事ではなく、無事に出産出来るように体力をつけて栄養バランスの整った食事を意識するというように進めて頂くと良いと思います。
バランスの良い食事をして鉄分補給にも気を付けていれば、妊娠後期に多少体重が増えても問題ない事が多いです。
食事量を気にして食事を減らし、お菓子を食べるという習慣がつくと、余計に体内の代謝リズムがくるってしまって、体脂肪を溜め込みやすく、太り易い身体にしてしまします。
妊娠中の体重管理はダイエットではないので、バランスよく食べて代謝リズムをあげて効率よいエネルギーを作り出す様にして過ごしていけると良いですね。
糖質制限をしたり、食事量を減らしたりという事での管理はお勧めしていません。 必要なエネルギーが摂取できなくなり、お子様の発達面で心配になったり、お母さんの貧血などのリスクもあがってくるという事もありますので、炭水化物であるご飯は最低でも1食に100g程度はあると安心です。 普通のご飯でなく、雑穀米や玄米を入れて炊く事で食物繊維やミネラルが多く摂れます。 満腹感が増しやすいものでもあるのでお勧めです。 また、糖質が多い野菜などは多く摂取しない様に心がけると良いと思います。 じゃがいも、人参、かぼちゃ、さつまいも、れんこん、などは糖質が多い物なので、使用するのは問題ないですが、ポテトサラダやかぼちゃの煮物などの副菜の頻度は多くない方が良いと思います。
間食習慣や甘い飲み物の習慣がもしあれば、糖分や脂肪分・塩分の多いものは基本的に控えましょう。 妊娠中の間食はビタミン・ミネラル、鉄分、カルシウムなどが補えるものが良いと思います。 きな粉ヨーグルト、小豆寒天、ヨーグルトフルーツグラノーラ、果物などがお勧めです。
妊娠期のバランスの整え方については下記を参考にして下さい。
【妊産婦のための食事バランスガイド】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3b02.pdf
また、ベビーカレンダーアプリ内に、この食事バランスガイドの活用法について説明した動画がありますので、合わせて参考にして頂けたら幸いです。
【妊娠中の基礎知識】妊娠中の食事のとり方(食事基本編)
https://www.youtube.com/watch?v=BD5Fl4F7Pbc&feature=youtu.be
食べたものを効率的にエネルギー源として変換する為には、ビタミンB群が大切な役割を果たします。 肉や魚、卵、大豆製品などたんぱく源にはビタミンB群が多く含まれますので、上記のバランスガイドを参考に、たんぱく源を不足することなく摂りいれていかれると良いですね。
よろしくお願い致します。
ご相談頂きありがとうございます。
妊娠中の体重管理についてのご相談ですね。
33週頃には入院をされて大変な時期を過ごされていましたね。 体重管理もしっかりと出来ており、毎日努力されていますね!
妊娠後期になり出産が間近になると、赤ちゃんも大きく成長しますし、乳房や子宮が大きく変化したり、出産に備えて脂肪を貯えたり、血液量が増したりしますので、今まで同じ生活をしていても自然と体重は増えやすくなります。
現状の体重に一喜一憂せずに、自然な事と考えて過ごせると良いですね。 体重に気を取られてしまうと、食事量を制限したり、糖質を制限したり、欠食したりと、胎児の健やかな成長やお母さんの体力維持に繋がらない食事になってしまうという事も多々あります。
体重を増やさないという事ではなく、無事に出産出来るように体力をつけて栄養バランスの整った食事を意識するというように進めて頂くと良いと思います。
バランスの良い食事をして鉄分補給にも気を付けていれば、妊娠後期に多少体重が増えても問題ない事が多いです。
食事量を気にして食事を減らし、お菓子を食べるという習慣がつくと、余計に体内の代謝リズムがくるってしまって、体脂肪を溜め込みやすく、太り易い身体にしてしまします。
妊娠中の体重管理はダイエットではないので、バランスよく食べて代謝リズムをあげて効率よいエネルギーを作り出す様にして過ごしていけると良いですね。
糖質制限をしたり、食事量を減らしたりという事での管理はお勧めしていません。 必要なエネルギーが摂取できなくなり、お子様の発達面で心配になったり、お母さんの貧血などのリスクもあがってくるという事もありますので、炭水化物であるご飯は最低でも1食に100g程度はあると安心です。 普通のご飯でなく、雑穀米や玄米を入れて炊く事で食物繊維やミネラルが多く摂れます。 満腹感が増しやすいものでもあるのでお勧めです。 また、糖質が多い野菜などは多く摂取しない様に心がけると良いと思います。 じゃがいも、人参、かぼちゃ、さつまいも、れんこん、などは糖質が多い物なので、使用するのは問題ないですが、ポテトサラダやかぼちゃの煮物などの副菜の頻度は多くない方が良いと思います。
間食習慣や甘い飲み物の習慣がもしあれば、糖分や脂肪分・塩分の多いものは基本的に控えましょう。 妊娠中の間食はビタミン・ミネラル、鉄分、カルシウムなどが補えるものが良いと思います。 きな粉ヨーグルト、小豆寒天、ヨーグルトフルーツグラノーラ、果物などがお勧めです。
妊娠期のバランスの整え方については下記を参考にして下さい。
【妊産婦のための食事バランスガイド】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3b02.pdf
また、ベビーカレンダーアプリ内に、この食事バランスガイドの活用法について説明した動画がありますので、合わせて参考にして頂けたら幸いです。
【妊娠中の基礎知識】妊娠中の食事のとり方(食事基本編)
https://www.youtube.com/watch?v=BD5Fl4F7Pbc&feature=youtu.be
食べたものを効率的にエネルギー源として変換する為には、ビタミンB群が大切な役割を果たします。 肉や魚、卵、大豆製品などたんぱく源にはビタミンB群が多く含まれますので、上記のバランスガイドを参考に、たんぱく源を不足することなく摂りいれていかれると良いですね。
よろしくお願い致します。
2021/3/16 10:28
りり
妊娠35週
丁寧なご回答ありがとうございます!
気持ち的に落ち込んでしまっていましたが、意見を聞くことができたことで、少しスッキリしました。
退院後から便秘もあるので病院へ相談してみようと思います。
サラダ、根菜スープを飲んでからメイン、ご飯は茶碗半分程度を2食と言うのは大丈夫でしょうか?
気持ち的に落ち込んでしまっていましたが、意見を聞くことができたことで、少しスッキリしました。
退院後から便秘もあるので病院へ相談してみようと思います。
サラダ、根菜スープを飲んでからメイン、ご飯は茶碗半分程度を2食と言うのは大丈夫でしょうか?
2021/3/16 11:11
りりさん、お返事ありがとうございます。
少しすっきりしたと言って頂けて安心しました。
サラダや根菜スープを飲んでからメインを食べるのは良いと思いますよ。 血糖値の急上昇を抑えてくれたり、食物繊維が満腹感を得られやすくしてくれて食べ過ぎを防止できます。
ご飯量は1日トータルで1食分との事なので、1日のた―タルエネルギーが不足していると予想できます。 その分糖分が足りなくなりお菓子類に手が伸びてしまうという事も考えられますので、太りにくい糖質としてのご飯を3食召し上がるようにされると安心かなと思います。 糖分・脂肪分・塩分が多い菓子類などを召し上がるのであれば、小さ目のおにぎりなどを間食として召し上がって頂くと宜しいかと思います。
少しすっきりしたと言って頂けて安心しました。
サラダや根菜スープを飲んでからメインを食べるのは良いと思いますよ。 血糖値の急上昇を抑えてくれたり、食物繊維が満腹感を得られやすくしてくれて食べ過ぎを防止できます。
ご飯量は1日トータルで1食分との事なので、1日のた―タルエネルギーが不足していると予想できます。 その分糖分が足りなくなりお菓子類に手が伸びてしまうという事も考えられますので、太りにくい糖質としてのご飯を3食召し上がるようにされると安心かなと思います。 糖分・脂肪分・塩分が多い菓子類などを召し上がるのであれば、小さ目のおにぎりなどを間食として召し上がって頂くと宜しいかと思います。
2021/3/16 19:51
りり
妊娠35週
お返事ありがとうございました!
アドバイス通りにしてみたら、やはり体重が増えてしまい、一喜一憂してしまいます😢
次の検診までになんとかプラス1キロで抑えようと思ってますが……なかなか難しいですね…
アドバイス通りにしてみたら、やはり体重が増えてしまい、一喜一憂してしまいます😢
次の検診までになんとかプラス1キロで抑えようと思ってますが……なかなか難しいですね…
2021/3/20 13:34
りりさん、お返事ありがとうございます。
体重について、一喜一憂してしまうのですね。
産院から何も注意を受けていない状況であると思いますし、体重をプラス1kgで抑えようという目標は厳しくしないようにすると良いと思います。
暴飲暴食で体重が増えているわけではないと思いますし、この時期の体重増加は赤ちゃんが健やかに成長している証拠でもありますよ。
妊娠出産は体重管理だけが大切な要素ではないです。 現状の出産時の問題点として、低出生体重児がとても増えている現状があり、日本産科婦人科学会のおいて、妊娠全期間の望ましい体重増加量の目安も今後増やしていく見通しであるという事が今月発表されたばかりです。 体重増加よりも低出生体重児のリスクの方が高くなっている傾向であり、体重を抑えようと無理な食事管理をする妊婦さんが増えてきたという事も考慮されています。
以前お話しさせて頂いたバランスの良い食事管理を行い、それでも体重が増えてしまう分には悪い増え方ではないと思いますよ。 目標体重を決めるのは悪い事ではないですが、それに一喜一憂しない様に、増やす事も赤ちゃんにとっては必要な事と考えていけると良いですね。
体重について、一喜一憂してしまうのですね。
産院から何も注意を受けていない状況であると思いますし、体重をプラス1kgで抑えようという目標は厳しくしないようにすると良いと思います。
暴飲暴食で体重が増えているわけではないと思いますし、この時期の体重増加は赤ちゃんが健やかに成長している証拠でもありますよ。
妊娠出産は体重管理だけが大切な要素ではないです。 現状の出産時の問題点として、低出生体重児がとても増えている現状があり、日本産科婦人科学会のおいて、妊娠全期間の望ましい体重増加量の目安も今後増やしていく見通しであるという事が今月発表されたばかりです。 体重増加よりも低出生体重児のリスクの方が高くなっている傾向であり、体重を抑えようと無理な食事管理をする妊婦さんが増えてきたという事も考慮されています。
以前お話しさせて頂いたバランスの良い食事管理を行い、それでも体重が増えてしまう分には悪い増え方ではないと思いますよ。 目標体重を決めるのは悪い事ではないですが、それに一喜一憂しない様に、増やす事も赤ちゃんにとっては必要な事と考えていけると良いですね。
2021/3/20 21:43
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