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毎日の食事について
はる
1歳11ヶ月になる息子について相談させて下さい。
息子は以前は割と何でも食べる子どもでした。
ですが好き嫌いが出る時期ではあると思いますが最近はパン、納豆、ご飯、唐揚げや焼き魚以外は取りあえずまず嫌がります。顔を手で覆い指の隙間からこちらの様子を見ている感じです。息子が絶対食べれるだろうなーと思って作った物(カレーなど)もまずは嫌がります。なので少し無理矢理にはなりますが口に入れて「食べても嫌だったらイヤイヤして」と伝えると食べれる事もあります。ですがやっぱり口から出してしまうことも多いです。
最近の食事はマンネリ化して朝は子どもとやりとりする時間もあまり取れないので納豆ご飯と100%の野菜ジュース、昼はパン、コーンスープ、牛乳を食べる事が多く夜に大人が食べるメニューをアレンジして子ども用にして食べる感じです。
ですがほとんど食べてくれません。
ご飯、汁物、おかずと作っても食べてくれないので、絶対美味しくは無いだろうに…全てご飯にかけてあげると食べれる事もありますがそんな食べ方を続けていて4月からの保育園での給食も心配です。
今の時期だけと信じたいのですが毎日今日は食べてくれるかな?と思いながらのご飯の時間も最近は少しため息が出てしまう思いです。
そして何より子どもの栄養面が心配です。
今の時期の多くの子はこのような感じですか?
どうやってこの時期を乗り越えて行けばよいのでしょうか?
子どもの栄養面は大丈夫でしょうか?
息子は以前は割と何でも食べる子どもでした。
ですが好き嫌いが出る時期ではあると思いますが最近はパン、納豆、ご飯、唐揚げや焼き魚以外は取りあえずまず嫌がります。顔を手で覆い指の隙間からこちらの様子を見ている感じです。息子が絶対食べれるだろうなーと思って作った物(カレーなど)もまずは嫌がります。なので少し無理矢理にはなりますが口に入れて「食べても嫌だったらイヤイヤして」と伝えると食べれる事もあります。ですがやっぱり口から出してしまうことも多いです。
最近の食事はマンネリ化して朝は子どもとやりとりする時間もあまり取れないので納豆ご飯と100%の野菜ジュース、昼はパン、コーンスープ、牛乳を食べる事が多く夜に大人が食べるメニューをアレンジして子ども用にして食べる感じです。
ですがほとんど食べてくれません。
ご飯、汁物、おかずと作っても食べてくれないので、絶対美味しくは無いだろうに…全てご飯にかけてあげると食べれる事もありますがそんな食べ方を続けていて4月からの保育園での給食も心配です。
今の時期だけと信じたいのですが毎日今日は食べてくれるかな?と思いながらのご飯の時間も最近は少しため息が出てしまう思いです。
そして何より子どもの栄養面が心配です。
今の時期の多くの子はこのような感じですか?
どうやってこの時期を乗り越えて行けばよいのでしょうか?
子どもの栄養面は大丈夫でしょうか?
2021/2/24 14:31
はるさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。
1歳11カ月のお子様のお食事についてのご相談ですね。
色々と考えて作っても食べてくれないと、悲しいですし、栄養面でも心配になってしまいますよね。 食べてくれるか、食べてくれないか毎日考えて進めるのもお辛いですし、不安な気持ちが募ってしまうと思います。
私も食べない子の育児をしてきたので、はるさんのお気持ちもとてもわかりますよ。
子どもが偏食になる理由とは、成長するにつれ自我の芽生えとともに自己主張が強くなる時期となり、その影響が食事に表れるからです。また、子どもは食べ慣れないものは食べたがらないという本能的なものが備わっていて、そういったことが偏食につながっていることもあります。もともと人間には「新寄の恐怖」といって、食べ慣れない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。お子さんの偏食で悩む方は、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子どもの偏食について向き合いやすくなります。
偏食とは、お子さんが健やかに成長している証になります。そのため、気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のことと考えましょう。親ははこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでもお子さんが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。
ここで気を付けてほしいのが「偏食で食べないのが当たり前だったら、仕方がない」と諦めてしまうことです。親が何もサポートをおこなわないと、子どもは食体験からますます遠のいてしまい、偏食が悪化しかねない状態になります。そのため「偏食」は長期戦だと考えることがポイントになります。何回も同じ食材を繰り返し食べさせることで、少しずつ食材に慣れていきますので、長期スパンで何回もチャレンジし、子どもの食体験を増やしていくことが重要になります。もどかしさもあり、なかなか進まない事でのイライラ感もあるかもしれませんが、食事の時間を楽しい雰囲気で良い印象にしていく事が、今後のお子様の成長、心を豊かに育てる事にも繋がると感じます。
その工夫として、食に興味を持たせるために子どものテンションを上げることはおすすめです。好きなキャラクターの食器にしたり、100均などで売っている道具を使って、見た目をかわいくするということも良いですね。
食事は五感を使うもので、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感をフルに活用するというのは食だけとされています。子どもが「おいしそうだなぁ」「かわいいな」という視覚から入り、ポリポリと触感が良いものだったり、おいしそうなにおいだったり、食材を触ったりして確かめるなど、五感をフル活用できる食べさせ方も効果的です。
2歳くらいまでの子どもは、大人に食べさせてもらうのをすごく嫌がる時期でもあり、自我が強く自己中心になりやすい時期になります。そのため、子どもの気持ちにある程度寄り添い、強制をしないことが大切です。
また、おままごとや絵本を通して食育を学ぶこともできます。おままごとをすると食事の大切さなどを楽しく学ぶことができます。ほかにも、遊びの要素を取り入れながら、食事前に歌を歌いながら食卓に導いたり、手遊び歌やぬいぐるみを取り入れて「くまちゃん食べているから○○ちゃんも食べてみようね」と声かけをおこなうなど、楽しい雰囲気づくりが大切になります。
毎日忙しくされていると思いますので、なかなか楽しい雰囲気づくりといっても、大変かと思いますが、お母さんが余裕があってできそうな時だけでも、すこしずつ実践してみて下さいね。
この時期は間食の時間もお食事の一部をなるものを与えるのが望ましいので、食事を切り上げて摂りきれなかった栄養を間食の時間に補食として与える様に考えていけると良いですね。 間食として望ましいものは、おにぎり、ホットケーキ、蒸しパン、スティックパン、コーンフレーク、ふかし芋、ヨーグルト、チーズ、果物などです。
おやつの取り入れ方について、また、小食の対応について私が監修した記事がありますので、参考にして頂けたら幸いです。
【子どもが偏食になる原因を解説!栄養の不足分はおやつでカバー!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14916
【小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14918
また、一緒に調理過程を手伝ってもらう事で、自分で出来た喜びで食への興味に繋がる事もありますよ。 卵を一緒に割ったり、ハンバーグの種を混ぜたり、ふりふりおにぎりを作ったり、食パンを好きな形にくり抜いたり調理過程で出来そうな事を一緒にやってみて下さいね。
この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。
親と子供の役割分担を決めて、ストレスが無いように進めてみて下さいね。
偏食外来のパンフレットに参考になる内容がかかれていますので、ご覧いただければと思います。
⓪神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット0
心の準備編「どうしてたべてくれないの?」
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf
保育園に行くようになると、周りの子どもに刺激を受けて、家で食べないものを食べたり、完食したりというお子様も多いです。 保育園ではお子様に応じた対応をしてくれると思いますし、この時期特有の偏食については保育士さん達も良くご存知かと思います。
栄養面で心配な場合は、上記のようにおやつを工夫して頂いたり、フォローアップミルクを取り入れても良いと思います。 フォロミの活用法は各ミルクメーカーのサイトにレシピが多数掲載されているのでよかったらご覧くださいね。 おにぎりに混ぜたり、少量のお湯で溶いてパンに塗るディップにしたり、スムージーなどにしても良いと思いますよ。
今の時期、偏食や食べムラはとても多いお悩みの1つです。 食事の時間が楽しくないとなかなか食への興味も出てこないです。 1口でも食べられたらオーバーなくらい褒めてあげたり、おままごと感覚で進めてみたり、お子様と触れ合う楽しい時間にするという事を考慮して進めていかれると良いですね。
褒められる体験、楽しい体験、嬉しい体験の積み重ねが、偏食や食べムラを無くす近道でもありますよ。
無理なくできそうなところから進めてみてくださいね。またお辛くなった時はいつでもお声掛け下さい。
ご相談頂きありがとうございます。
1歳11カ月のお子様のお食事についてのご相談ですね。
色々と考えて作っても食べてくれないと、悲しいですし、栄養面でも心配になってしまいますよね。 食べてくれるか、食べてくれないか毎日考えて進めるのもお辛いですし、不安な気持ちが募ってしまうと思います。
私も食べない子の育児をしてきたので、はるさんのお気持ちもとてもわかりますよ。
子どもが偏食になる理由とは、成長するにつれ自我の芽生えとともに自己主張が強くなる時期となり、その影響が食事に表れるからです。また、子どもは食べ慣れないものは食べたがらないという本能的なものが備わっていて、そういったことが偏食につながっていることもあります。もともと人間には「新寄の恐怖」といって、食べ慣れない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。お子さんの偏食で悩む方は、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子どもの偏食について向き合いやすくなります。
偏食とは、お子さんが健やかに成長している証になります。そのため、気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のことと考えましょう。親ははこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでもお子さんが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。
ここで気を付けてほしいのが「偏食で食べないのが当たり前だったら、仕方がない」と諦めてしまうことです。親が何もサポートをおこなわないと、子どもは食体験からますます遠のいてしまい、偏食が悪化しかねない状態になります。そのため「偏食」は長期戦だと考えることがポイントになります。何回も同じ食材を繰り返し食べさせることで、少しずつ食材に慣れていきますので、長期スパンで何回もチャレンジし、子どもの食体験を増やしていくことが重要になります。もどかしさもあり、なかなか進まない事でのイライラ感もあるかもしれませんが、食事の時間を楽しい雰囲気で良い印象にしていく事が、今後のお子様の成長、心を豊かに育てる事にも繋がると感じます。
その工夫として、食に興味を持たせるために子どものテンションを上げることはおすすめです。好きなキャラクターの食器にしたり、100均などで売っている道具を使って、見た目をかわいくするということも良いですね。
食事は五感を使うもので、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感をフルに活用するというのは食だけとされています。子どもが「おいしそうだなぁ」「かわいいな」という視覚から入り、ポリポリと触感が良いものだったり、おいしそうなにおいだったり、食材を触ったりして確かめるなど、五感をフル活用できる食べさせ方も効果的です。
2歳くらいまでの子どもは、大人に食べさせてもらうのをすごく嫌がる時期でもあり、自我が強く自己中心になりやすい時期になります。そのため、子どもの気持ちにある程度寄り添い、強制をしないことが大切です。
また、おままごとや絵本を通して食育を学ぶこともできます。おままごとをすると食事の大切さなどを楽しく学ぶことができます。ほかにも、遊びの要素を取り入れながら、食事前に歌を歌いながら食卓に導いたり、手遊び歌やぬいぐるみを取り入れて「くまちゃん食べているから○○ちゃんも食べてみようね」と声かけをおこなうなど、楽しい雰囲気づくりが大切になります。
毎日忙しくされていると思いますので、なかなか楽しい雰囲気づくりといっても、大変かと思いますが、お母さんが余裕があってできそうな時だけでも、すこしずつ実践してみて下さいね。
この時期は間食の時間もお食事の一部をなるものを与えるのが望ましいので、食事を切り上げて摂りきれなかった栄養を間食の時間に補食として与える様に考えていけると良いですね。 間食として望ましいものは、おにぎり、ホットケーキ、蒸しパン、スティックパン、コーンフレーク、ふかし芋、ヨーグルト、チーズ、果物などです。
おやつの取り入れ方について、また、小食の対応について私が監修した記事がありますので、参考にして頂けたら幸いです。
【子どもが偏食になる原因を解説!栄養の不足分はおやつでカバー!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14916
【小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14918
また、一緒に調理過程を手伝ってもらう事で、自分で出来た喜びで食への興味に繋がる事もありますよ。 卵を一緒に割ったり、ハンバーグの種を混ぜたり、ふりふりおにぎりを作ったり、食パンを好きな形にくり抜いたり調理過程で出来そうな事を一緒にやってみて下さいね。
この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。
親と子供の役割分担を決めて、ストレスが無いように進めてみて下さいね。
偏食外来のパンフレットに参考になる内容がかかれていますので、ご覧いただければと思います。
⓪神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット0
心の準備編「どうしてたべてくれないの?」
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf
保育園に行くようになると、周りの子どもに刺激を受けて、家で食べないものを食べたり、完食したりというお子様も多いです。 保育園ではお子様に応じた対応をしてくれると思いますし、この時期特有の偏食については保育士さん達も良くご存知かと思います。
栄養面で心配な場合は、上記のようにおやつを工夫して頂いたり、フォローアップミルクを取り入れても良いと思います。 フォロミの活用法は各ミルクメーカーのサイトにレシピが多数掲載されているのでよかったらご覧くださいね。 おにぎりに混ぜたり、少量のお湯で溶いてパンに塗るディップにしたり、スムージーなどにしても良いと思いますよ。
今の時期、偏食や食べムラはとても多いお悩みの1つです。 食事の時間が楽しくないとなかなか食への興味も出てこないです。 1口でも食べられたらオーバーなくらい褒めてあげたり、おままごと感覚で進めてみたり、お子様と触れ合う楽しい時間にするという事を考慮して進めていかれると良いですね。
褒められる体験、楽しい体験、嬉しい体験の積み重ねが、偏食や食べムラを無くす近道でもありますよ。
無理なくできそうなところから進めてみてくださいね。またお辛くなった時はいつでもお声掛け下さい。
2021/2/24 23:56
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はる
1歳11カ月
とても詳しく参考になるお返事をありがとうございました(^_^)
少しでも楽しく色んな食材を食べてもらえるように工夫していきたいと思います!
少しでも楽しく色んな食材を食べてもらえるように工夫していきたいと思います!
2021/2/26 19:26
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