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喉に引っかかる原因と加工でん粉

りんご
こんにちは。いつも相談させて頂きありがとうございます。
8ヶ月の娘のことで質問です。今朝の離乳食に、キャベツと玉ねぎとひらめをかつおだしに入れて、片栗粉でとろみをつけたものをあげたところ、何かを喉に引っかけてゲホゲホさせてしまいました。
キャベツと玉ねぎは5ミリ角くらい、ひらめは茹でてほぐしています。
質問は、とろみが強すぎると、噛まずに飲み込めてしまうので、喉に引っかかる原因になるのかどうかです。普段あまり強いとろみはつけていないのですが、今朝はいつもより強かったかなと思います。どうなのでしょうか。

それと、ヨーロッパでは、加工でん粉はベビーフードに使用することは禁止されているという情報を知りました。ですが、日本のレトルトのベビーフードはほとんど使われています。乳幼児が、加工でん粉を食べても大丈夫なのでしょうか。

2021/2/23 14:53

久野多恵

管理栄養士
りんごさん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。

とろみが強いと喉に引っかかるかどうかについて、とろみや水分量が多いと丸のみになって飲みこみにくく引っかかってしまうという事は考えられると思います。 今回の原因がそうであるかどうかはわかりませんが、もぐもぐと押しつぶす前に飲みこんでしまうと嗚咽しやすくなります。

加工でん粉について、食品添加物の使用は、日本では厳しく管理されており、生涯継続的に摂取しても人体に栄養が出ない量しか使用できない事となっています。 また多量に摂取することで何らか影響を及ぼすような添加物は、一日摂取許容量(ADI)を定めますが、ベビーフードに使用されている加工でん粉については、ADIを定めるほどの影響がないという事が示されています。

また、食品安全委員会は、リスク管理機関は今後、乳幼児向け食品における加工デンプンの使用についてモニタリングを実施することを検討するべきであると提唱している事から、乳幼児向けの商品について継続的に調査・管理されていると推測できます。

どこまで許容するかはご家庭の判断になるかと思いますが、乳幼児向けの食品に使われている程度の微量であれば許容の範囲かと思いますし、日本でしっかりと管理されている状況下において、ベビーフードやベビー菓子等に身体に害を及ぼすような食品添加物が混入されているという事も考えにくいです。

通常の食事から摂取する程度の量で、身体に害を及ぼす様な食品添加物は使用されていませんし、国から注意喚起があるという事も無いです。ご家庭のご判断で許容の範囲を定めていくと良いと思います。
宜しくお願い致します。

2021/2/23 19:14

りんご

0歳8カ月
回答ありがとうございます。
丸のみしやすい状況も良くないのですね。とろみを控えつつ、様子を見てみます。
加工でん粉についても詳しく回答してくださりありがとうございます。外出時等、ベビーフードを全く使用しないのも難しいので、あまりあげたくはないですが、悩ましいところですね。

2021/2/23 19:23

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