体重増加

あちゃん
妊娠6週3日になります。つわりがありあまり食事を取れていません。ですが体重が増加しています。元々肥満体なので体重を増やしたくないと思っているのですが、妊娠してからの便秘や冷え性もとても酷いです。何か改善方法などあれば教えて頂きたいです。よろしくお願いします。

2021/2/8 3:15

久野多恵

管理栄養士
あちゃんさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。

妊娠中の便秘や冷え性にお悩みなのですね。
悪阻もある状況でとてもお辛い状況であることお察しいたします。

妊娠中の便秘の原因は色々ありますが、妊娠中は、ホルモンバランスの関係で腸の働きが低下すること、子宮が大きくなる事で腸が圧迫されてること、運動不足による筋力の低下により便を排泄しようとする力が弱まってしまうことなどが、便秘の一因になる事があります。

また、食事の内容を気をつける事で、便秘が改善できる事もあります。
便秘対策としては、以下があげられます。

●水分を十分にとる事 
●不溶性・水溶性の食物繊維を摂る事 
●発酵食品を摂る事 

水分は、1日2L程度を目安に細目に摂取していけると良いですね。 起床時のコップ1杯の水分補給で排便が促されたという方もいらっしゃいましたよ。

食物繊維は、便秘には良い食材とされますが、不溶性と水溶性の食物繊維をバランスよく摂る事が大切です。不溶性のもの(芋類や野菜類など)ばかり摂っていても、便のかさが増して固くなり、出ずらくなるという事もあります。 海藻類・果物類・麦類などの水溶性の食物繊維も取り入れて、排便を促していきましょう。

発酵食品に含まれる、乳酸菌・ビフィズス菌・納豆菌などは、善玉菌と言われ、腸内環境の改善に役立ちます。ヨーグルト、納豆、味噌、キムチ(少量のみ)、ぬか漬けなどの食材を取り入れていけると良いですね。
また、この善玉菌のエサとなり、効率的に菌を増やしてくれる働きをするのがオリゴ糖です。 ヨーグルトに入れたり、飲み物に加えたりという事で取り入れてみても良いと思います。
また、排便を促すオレンジやみかんやグレープフルーツなどの柑橘類もお勧めです。
腸内環境を整える事で、体重管理もスムーズにいくようになったという事もあります。

冷え性対策について、
妊娠中は特に筋肉量の低下、ホルモンバランスのみだれ、つわりによる食生活のみだれ、ストレスなどによって、冷え症が悪化してしまうという方がいます。
食事での冷え性対策は、バランスよく食べて、食事をする事で得られる「食事誘発性熱産生」を有効に活用して体温をあげていく事が望ましいですが、つわり中はなかなか難しいと思います。
食べられる時に少しでも体温をあげてくれるような食材を食べていけると良いですね。 生姜や根菜類(じゃがいも、人参、れんこん、ごぼう、だいこんなど)は体を温めてくれる食材ですので、積極的に使用していけると良いと思います。

また、寝る前や起床時、食前に温かい白湯をコップ1杯飲むと、腸が活性化して、身体温め効果があります。
ポタージュスープやミネストローネやクラムチャウダーや具だくさんの野菜スープもお勧めです。

毎日お辛い状況かと思いますが、上記でまだ試していない事があれば、取り入れて様子を見て下さいね。宜しくお願い致します。
お身体お大事になさってください。

2021/2/8 10:14

あちゃん

妊娠6週
早急なご回答ありがとうございます。
さっそく先生のアドバイスを受け食生活を見直したいと思います!ありがとうございました!! 

2021/2/8 10:31

久野多恵

管理栄養士
あちゃんさん、お返事ありがとうございます。
また何かお困りのことがあれば、いつでもお声掛け下さいね。

2021/2/8 10:43

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