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ごはんを食べない
小麦
一歳8ヶ月の息子の食事についてです。毎食、プレートに乗せて食事を出すのですが、好きなもの(パン、フルーツ)だけ食べ、フォローアップミルクを飲んで、すぐ席を立って遊び始めてしまいます。お米、副菜、お肉に手をつけません。遊んでいるところへ行って、口元へごはんを持っていって食べさせます。あーんって言うと、口を開けて食べますが、気に入らないものはべーっと吐き出します。好き嫌いも多く、トマト、ナス、じゃがいも、大根、白菜、塊の鶏肉は絶対食べないです…。(その他多数)メニューにも困りますし、毎回食べさせるのにほとほと困ってます。やっと興味を持ったフォークも触らなくなってしまいましたし、アドバイスいただけたらとおもいます。よろしくお願い申し上げます。
2021/1/27 9:34
小麦さん、こんばんは。
ご相談頂きありがとうございます。
この時期は自我の芽生えと共に自己主張が伸びる時期なので、その影響が食事にも現れます。 好きなものだけ食べて、自分があまり食べたくないものは食べないという、偏食や食べムラのお悩みがとても多い時期です。
自我の芽生えはお子様が健やかに成長している証でもありますので、上手く付き合っていけると良いですね。
プレートに好きなもの以外をのせてみてはいかがでしょうか? パンやフルーツなど好きなものが目についてしまうとそればかり食べてしまうと思いますので、食べて欲しいものを先にだして様子を見守ってあげましょう。
好き嫌いが多いというのもこの時期は自然なことなので、好き嫌いなく食べさせようとしなくても大丈夫です。子どもは食べ慣れないものは食べたがらないという本能的なものが備わっていて、そういったことが偏食につながっていることもあります。もともと人間には「新寄の恐怖」といって、食べ慣れない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。お子さんの偏食で悩む方は、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子どもの偏食について向き合いやすくなります。
気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のことと考えましょう。親ははこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでもお子さんが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。
ここで気を付けてほしいのが「偏食で食べないのが当たり前だったら、仕方がない」と諦めてしまうことです。親が何もサポートをおこなわないと、子どもは食体験からますます遠のいてしまい、偏食が悪化しかねない状態になります。そのため「偏食」は長期戦だと考えることがポイントになります。何回も同じ食材を繰り返し食べさせることで、少しずつ食材に慣れていきますので、長期スパンで何回もチャレンジし、子どもの食体験を増やしていくことが重要になります。もどかしさもあり、なかなか進まない事でのイライラ感もあるかもしれませんが、食事の時間を楽しい雰囲気で良い印象にしていく事が、今後のお子様の成長、心を豊かに育てる事にも繋がると感じます。
その工夫として、食に興味を持たせるために子どものテンションを上げることはおすすめです。好きなキャラクターの食器にしたり、100均などで売っている道具を使って、見た目をかわいくするということも良いですね。
食事は五感を使うもので、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感をフルに活用するというのは食だけとされています。子どもが「おいしそうだなぁ」「かわいいな」という視覚から入り、ポリポリと触感が良いものだったり、おいしそうなにおいだったり、食材を触ったりして確かめるなど、五感をフル活用できる食べさせ方も効果的です。
2歳くらいまでの子どもは、大人に食べさせてもらうのをすごく嫌がる時期でもあり、自我が強く自己中心になりやすい時期になります。そのため、子どもの気持ちにある程度寄り添い、強制をしないことが大切です。
また、おままごとや絵本を通して食育を学ぶこともできます。おままごとをすると食事の大切さなどを楽しく学ぶことができます。ほかにも、遊びの要素を取り入れながら、食事前に歌を歌いながら食卓に導いたり、手遊び歌やぬいぐるみを取り入れて「くまちゃん食べているから○○ちゃんも食べてみようね」と声かけをおこなうなど、楽しい雰囲気づくりが大切になります。
毎日忙しくされていると思いますので、なかなか楽しい雰囲気づくりといっても、大変かと思いますが、お母さんが余裕があってできそうな時だけでも、すこしずつ実践してみて下さいね。
この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。
親と子供の役割分担を決めて、ストレスが無いように進めてみて下さいね。
偏食外来のパンフレットに参考になる内容がかかれていますので、ご覧いただければと思います。
⓪神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット0
心の準備編「どうしてたべてくれないの?」
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf
ご相談頂きありがとうございます。
この時期は自我の芽生えと共に自己主張が伸びる時期なので、その影響が食事にも現れます。 好きなものだけ食べて、自分があまり食べたくないものは食べないという、偏食や食べムラのお悩みがとても多い時期です。
自我の芽生えはお子様が健やかに成長している証でもありますので、上手く付き合っていけると良いですね。
プレートに好きなもの以外をのせてみてはいかがでしょうか? パンやフルーツなど好きなものが目についてしまうとそればかり食べてしまうと思いますので、食べて欲しいものを先にだして様子を見守ってあげましょう。
好き嫌いが多いというのもこの時期は自然なことなので、好き嫌いなく食べさせようとしなくても大丈夫です。子どもは食べ慣れないものは食べたがらないという本能的なものが備わっていて、そういったことが偏食につながっていることもあります。もともと人間には「新寄の恐怖」といって、食べ慣れない物への恐怖や警戒心があります。それは、自分の身を守る上で大事な感覚とされており、初めて見るものに対して恐怖心を持って警戒するという行動がみられます。お子さんの偏食で悩む方は、このような事実があることをママやパパがしっかりと理解することで、客観的に子どもの偏食について向き合いやすくなります。
気分によって食べたくない日があったり、苦手な食べ物があったりするのは当然のことと考えましょう。親ははこのような事実を受け止め、子どもの反応に一喜一憂せず、ゆったりとかまえる姿勢が大切です。そして、楽しい食事の雰囲気づくりをおこなったり、少しでもお子さんが食べたら褒めるなど、食べ物に対して前向きになれるようなサポートをおこない、食体験を日々積み重ねていきましょう。
ここで気を付けてほしいのが「偏食で食べないのが当たり前だったら、仕方がない」と諦めてしまうことです。親が何もサポートをおこなわないと、子どもは食体験からますます遠のいてしまい、偏食が悪化しかねない状態になります。そのため「偏食」は長期戦だと考えることがポイントになります。何回も同じ食材を繰り返し食べさせることで、少しずつ食材に慣れていきますので、長期スパンで何回もチャレンジし、子どもの食体験を増やしていくことが重要になります。もどかしさもあり、なかなか進まない事でのイライラ感もあるかもしれませんが、食事の時間を楽しい雰囲気で良い印象にしていく事が、今後のお子様の成長、心を豊かに育てる事にも繋がると感じます。
その工夫として、食に興味を持たせるために子どものテンションを上げることはおすすめです。好きなキャラクターの食器にしたり、100均などで売っている道具を使って、見た目をかわいくするということも良いですね。
食事は五感を使うもので、視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚の五感をフルに活用するというのは食だけとされています。子どもが「おいしそうだなぁ」「かわいいな」という視覚から入り、ポリポリと触感が良いものだったり、おいしそうなにおいだったり、食材を触ったりして確かめるなど、五感をフル活用できる食べさせ方も効果的です。
2歳くらいまでの子どもは、大人に食べさせてもらうのをすごく嫌がる時期でもあり、自我が強く自己中心になりやすい時期になります。そのため、子どもの気持ちにある程度寄り添い、強制をしないことが大切です。
また、おままごとや絵本を通して食育を学ぶこともできます。おままごとをすると食事の大切さなどを楽しく学ぶことができます。ほかにも、遊びの要素を取り入れながら、食事前に歌を歌いながら食卓に導いたり、手遊び歌やぬいぐるみを取り入れて「くまちゃん食べているから○○ちゃんも食べてみようね」と声かけをおこなうなど、楽しい雰囲気づくりが大切になります。
毎日忙しくされていると思いますので、なかなか楽しい雰囲気づくりといっても、大変かと思いますが、お母さんが余裕があってできそうな時だけでも、すこしずつ実践してみて下さいね。
この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。
親と子供の役割分担を決めて、ストレスが無いように進めてみて下さいね。
偏食外来のパンフレットに参考になる内容がかかれていますので、ご覧いただければと思います。
⓪神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット0
心の準備編「どうしてたべてくれないの?」
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf
2021/1/27 20:08
小麦
1歳9カ月
ご丁寧なお返事ありがとうございます!返信が遅くなりまして申し訳ありません。
手始めにフルーツを後に出すようにしました。ただ、やはりごはんを一通り見て、好きなものは手掴みで食べ、興味のあるものは指を指して食べさせてと言うが、大体のものは全く食べません。そのうち席を立って遊び始めてしまいます。今の時期はこんなもんだと言い聞かせてなんとかこなしてますが、今後の偏食に繋がらないか心配です。
手始めにフルーツを後に出すようにしました。ただ、やはりごはんを一通り見て、好きなものは手掴みで食べ、興味のあるものは指を指して食べさせてと言うが、大体のものは全く食べません。そのうち席を立って遊び始めてしまいます。今の時期はこんなもんだと言い聞かせてなんとかこなしてますが、今後の偏食に繋がらないか心配です。
2021/2/9 12:15
小麦さん、お返事ありがとうございます。
この時期はこんなものだと割り切って過ごすのも良いと思いますが、偏食や食べムラは長期戦と考えて、諦め過ぎずに、先述した方法で進めていけると良いですね。
今後が心配になってしまうお気持ちもわかります。
ただ、この時期の好き嫌いが一生続くわけではありませんし、3歳を過ぎるころから、だんだんと物事の分別なども付くようになって、食育もしやすくなると言われますよ。
上手に付き合いながら、親子で楽しく進めてみて下菜ね。
この時期はこんなものだと割り切って過ごすのも良いと思いますが、偏食や食べムラは長期戦と考えて、諦め過ぎずに、先述した方法で進めていけると良いですね。
今後が心配になってしまうお気持ちもわかります。
ただ、この時期の好き嫌いが一生続くわけではありませんし、3歳を過ぎるころから、だんだんと物事の分別なども付くようになって、食育もしやすくなると言われますよ。
上手に付き合いながら、親子で楽しく進めてみて下菜ね。
2021/2/9 22:45
小麦
1歳9カ月
ありがとうございます!相変わらず野菜を全然食べませんが、諦めずやっていきたいと思います。いつかは好き嫌いがおさまることを祈って頑張ります!
2021/2/16 15:07
小麦さん、お返事ありがとうございます。
そうですね、あきらめずに、ただ力を入れすぎずに、楽しい雰囲気で進めていけると良いですね。
また何かお困りのことがあればいつでもお声掛け下さい。
そうですね、あきらめずに、ただ力を入れすぎずに、楽しい雰囲気で進めていけると良いですね。
また何かお困りのことがあればいつでもお声掛け下さい。
2021/2/16 21:07
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