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食べない子への対応について
もちもち
2歳3ヶ月の娘の食事について相談です。
娘の好き嫌いが多く、なかなか大人と同じメニューに移行していけない状態が半年以上続いています。
よく食べるものはトマト、きゅうり、豆、コーンといった素材そのものばかりで、どれかがお皿に乗っていないと椅子にすら座りません。
年齢的にも肉や魚といった動物性タンパク質もちゃんと摂取してほしいですし、カレーやオムライスやチャーハンのような子供が好きそうなものも口にしていってほしいと思っています。(見慣れない物はほとんど口にしないです)
今は、最初に少しだけ上記した好きなものを食べさせて、他のものはキャラグッズを使って応援などしながらちょっとずつ頑張って食べています。(二口くらいで「お腹いっぱい」と言って席を立とうとするのですが…)
結局はまた好きなものを出して、他のものと交互に食べさせています。(このやり方もずっとは続かず限界があります)
①食べれるものだけ食べさせるという方針でもよいのでしょうか?いつか食べてくれたらいいのですが。
②昼は好きにさせて、せめて夜は頑張らせる、といった方針がよいでしょうか?
③それとも、出したものは頑張って食べさせた方がよいのでしょうか?
嫌なものを投げたり飲み物もこぼしたり、イライラが募ってきつく怒ってしまうこともあり精神的にも参っています…あまり怒ってばかりで子供も可哀想に感じています。また、体もなかなか大きくならないので心配です。
栄養的な視点、しつけ的な観点からアドバイスをいただけると大変助かります。
よろしくお願いいたします。
娘の好き嫌いが多く、なかなか大人と同じメニューに移行していけない状態が半年以上続いています。
よく食べるものはトマト、きゅうり、豆、コーンといった素材そのものばかりで、どれかがお皿に乗っていないと椅子にすら座りません。
年齢的にも肉や魚といった動物性タンパク質もちゃんと摂取してほしいですし、カレーやオムライスやチャーハンのような子供が好きそうなものも口にしていってほしいと思っています。(見慣れない物はほとんど口にしないです)
今は、最初に少しだけ上記した好きなものを食べさせて、他のものはキャラグッズを使って応援などしながらちょっとずつ頑張って食べています。(二口くらいで「お腹いっぱい」と言って席を立とうとするのですが…)
結局はまた好きなものを出して、他のものと交互に食べさせています。(このやり方もずっとは続かず限界があります)
①食べれるものだけ食べさせるという方針でもよいのでしょうか?いつか食べてくれたらいいのですが。
②昼は好きにさせて、せめて夜は頑張らせる、といった方針がよいでしょうか?
③それとも、出したものは頑張って食べさせた方がよいのでしょうか?
嫌なものを投げたり飲み物もこぼしたり、イライラが募ってきつく怒ってしまうこともあり精神的にも参っています…あまり怒ってばかりで子供も可哀想に感じています。また、体もなかなか大きくならないので心配です。
栄養的な視点、しつけ的な観点からアドバイスをいただけると大変助かります。
よろしくお願いいたします。
2021/1/22 17:27
もちもちさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
2歳3か月のお子さんの偏食対応でお困りなのですね。
1~2歳頃は自我の芽生えによって急に好き嫌いが出てきたり、気分によって食べたり食べなかったりが多くなる時期ですし、嫌いな食べ物があると投げたり、立ち歩いたりと遊び食べも激しくなってくる年齢なので大変ですよね。
せっかく用意した食事を食べてくれなかったりするとさらにイライラや悲しさが増してきてお辛い状況かと思います。
食べさせる順番を工夫したり、好きなキャラグッズを使って応援したり、もちもちさんもとてもよく頑張っていらっしゃいますね。
トマトやキュウリ、豆、コーンなど食材そのものはよく食べてくれて、カレーなどいろいろな食材が混ざっている料理や見慣れない料理は二口くらいは食べるとのことで、
お子さんは食材の味や食感が混ざることが不快に感じる『感覚過敏』や、お料理の見た目が苦手だったりといった、『食べ見知り(今まで食べたことがない食材や料理を警戒している)』から好き嫌いや食べムラが出ている可能性があるように感じました。
感覚過敏や食べ見知りタイプのお子さんには、基本的にはお子さんが食べられるものを中心に食べさせて、苦手なものは1回1品ほんの少量だけチャレンジメニューを用意し、少しずついろいろな味や食材、料理に慣れさせていく方法がおすすめです。
食べ見知りをするお子さんにとって、食べたことがない食材や料理は恐怖の対象でもあるので、お子さんが食べなくてもににおいをかがせてみたり、触らせてみたり、親御さんが食べる様子を見せたりして、食べ物の絵本を読み聞かせしたり、少しずつ新しい食材や料理に興味や親しみを感じさせてあげる機会を作ってみてくださいね。
栄養面については、コーンで炭水化物、豆でタンパク質、トマト・きゅうりでビタミン・ミネラルがある程度摂れているご様子なのですね。
身長・体重の増加ペースがゆっくりであっても成長曲線のカーブに沿ってゆるやかに増えているご様子でしたら問題ありませんよ。
体重がなかなか増えない時は、フォローアップミルクやフォローアップミルクを使ったコーンスープなどの料理を取り入れたり、バターやごま油など油脂を使ってカロリーを高める方法もお試しくださいね。
しつけ的な観点では、食べないからと食事を強要したり、叱ったり、プレッシャーを与えると逆効果になってしまうこともあるので、
食べなくても気にしない・食べることを過度に期待しない・食べているところをじっと注目しないようにしてみてくださいね。
時々「これはどんな味かな?」「○○ちゃんの好きな○○と同じ味だよ。おいしいから一口食べてみて」と声掛けして、もし苦手なものをほんのちょっとでもにおいをかいだり、ぺろっとなめたりできたのなら、大げさなくらいに沢山ほめて、苦手なものにも挑戦するやる気や自信を高めてあげると効果的です。
なんでも好き嫌いなく食べられることが良いことという風潮もまだありますが、何かにこだわりを持つことも素晴らしい個性の一部です。
栄養バランスについては、数日単位で主食・主菜・副菜とおおよそ食べられており、健康状態も問題ないようであれば、多少の好き嫌いは目をつぶっても良いように思います。
子供の好き嫌いが激しいと自分自身を責めてしまうこともあるかもしれませんが、食事を出しても食べるか食べないかを決めるのはお子さん自身ですし、偏食や食べムラの原因はお子さんの性格や感覚的な問題によるものが多く、親御さんだけの責任ではありません。
食へのこだわりもお子さんなりに理由があってのことですので、そのこだわりを理解し寄り添いながら、なにより家族で楽しく食事時間を過ごすことを大事にしていただけたら嬉しいです。
いろいろとお伝えしましたが、乳幼児期の偏食は成長発達の大事なプロセスの一つで、お子さんの脳や心が順調に成長している証拠ともいえます。
子どもの偏食は気長に長い目で見守りサポートするとが大事ですので、少し忍耐もいりますが今回ご紹介した方法でもちもちさんが無理なくできそうなことがありましたらぜひ取り入れてみてくださいね。
またお困りの際にはお声かけくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご相談ありがとうございます。
2歳3か月のお子さんの偏食対応でお困りなのですね。
1~2歳頃は自我の芽生えによって急に好き嫌いが出てきたり、気分によって食べたり食べなかったりが多くなる時期ですし、嫌いな食べ物があると投げたり、立ち歩いたりと遊び食べも激しくなってくる年齢なので大変ですよね。
せっかく用意した食事を食べてくれなかったりするとさらにイライラや悲しさが増してきてお辛い状況かと思います。
食べさせる順番を工夫したり、好きなキャラグッズを使って応援したり、もちもちさんもとてもよく頑張っていらっしゃいますね。
トマトやキュウリ、豆、コーンなど食材そのものはよく食べてくれて、カレーなどいろいろな食材が混ざっている料理や見慣れない料理は二口くらいは食べるとのことで、
お子さんは食材の味や食感が混ざることが不快に感じる『感覚過敏』や、お料理の見た目が苦手だったりといった、『食べ見知り(今まで食べたことがない食材や料理を警戒している)』から好き嫌いや食べムラが出ている可能性があるように感じました。
感覚過敏や食べ見知りタイプのお子さんには、基本的にはお子さんが食べられるものを中心に食べさせて、苦手なものは1回1品ほんの少量だけチャレンジメニューを用意し、少しずついろいろな味や食材、料理に慣れさせていく方法がおすすめです。
食べ見知りをするお子さんにとって、食べたことがない食材や料理は恐怖の対象でもあるので、お子さんが食べなくてもににおいをかがせてみたり、触らせてみたり、親御さんが食べる様子を見せたりして、食べ物の絵本を読み聞かせしたり、少しずつ新しい食材や料理に興味や親しみを感じさせてあげる機会を作ってみてくださいね。
栄養面については、コーンで炭水化物、豆でタンパク質、トマト・きゅうりでビタミン・ミネラルがある程度摂れているご様子なのですね。
身長・体重の増加ペースがゆっくりであっても成長曲線のカーブに沿ってゆるやかに増えているご様子でしたら問題ありませんよ。
体重がなかなか増えない時は、フォローアップミルクやフォローアップミルクを使ったコーンスープなどの料理を取り入れたり、バターやごま油など油脂を使ってカロリーを高める方法もお試しくださいね。
しつけ的な観点では、食べないからと食事を強要したり、叱ったり、プレッシャーを与えると逆効果になってしまうこともあるので、
食べなくても気にしない・食べることを過度に期待しない・食べているところをじっと注目しないようにしてみてくださいね。
時々「これはどんな味かな?」「○○ちゃんの好きな○○と同じ味だよ。おいしいから一口食べてみて」と声掛けして、もし苦手なものをほんのちょっとでもにおいをかいだり、ぺろっとなめたりできたのなら、大げさなくらいに沢山ほめて、苦手なものにも挑戦するやる気や自信を高めてあげると効果的です。
なんでも好き嫌いなく食べられることが良いことという風潮もまだありますが、何かにこだわりを持つことも素晴らしい個性の一部です。
栄養バランスについては、数日単位で主食・主菜・副菜とおおよそ食べられており、健康状態も問題ないようであれば、多少の好き嫌いは目をつぶっても良いように思います。
子供の好き嫌いが激しいと自分自身を責めてしまうこともあるかもしれませんが、食事を出しても食べるか食べないかを決めるのはお子さん自身ですし、偏食や食べムラの原因はお子さんの性格や感覚的な問題によるものが多く、親御さんだけの責任ではありません。
食へのこだわりもお子さんなりに理由があってのことですので、そのこだわりを理解し寄り添いながら、なにより家族で楽しく食事時間を過ごすことを大事にしていただけたら嬉しいです。
いろいろとお伝えしましたが、乳幼児期の偏食は成長発達の大事なプロセスの一つで、お子さんの脳や心が順調に成長している証拠ともいえます。
子どもの偏食は気長に長い目で見守りサポートするとが大事ですので、少し忍耐もいりますが今回ご紹介した方法でもちもちさんが無理なくできそうなことがありましたらぜひ取り入れてみてくださいね。
またお困りの際にはお声かけくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。
2021/1/23 15:56
もちもち
2歳3カ月
一藁さん
お返事いただきありがとうございます。
ずっと悩んでいた中、ようやく相談することができたので、少し気持ちがスッキリしました。
毎日毎食ちゃんと食べさせないとという気持ちが強かったので、広い目で見て向き合おうと思います。
一点、質問の中でご回答が欲しかったものがあるのですが、好きなものと一口ずつ順番で食べさせるやり方は問題ないでしょうか?食べたくないと口では言いながらも何とか食べてくれているため、ちょっと強引にも食べさせるときもあります。我慢をさせ過ぎではないか、プレッシャーを与えることになっていないのか、 心配しています。
追加で、もう少しお聞きしたいことがあります。
娘はここ数ヶ月というより離乳食時から偏食があり、特定のメニューしか食べませんでした。結果的に大きな病気はなく成長していますが、そういった見方で問題あるがないかもご意見いただきたいです。
また、好きなもの+一品(数品)という食べさせ方で進めた場合、その一品を拒否されると、毎食ほとんど同じものを食べ続ける形になってしまいます。極端な言い方にはなってしまいますが、それでいつか色んなものを食べるようになるのか、食べる品目が限られることが体の成長に問題ないか、心配しています。
上記の3点、ご回答いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
お返事いただきありがとうございます。
ずっと悩んでいた中、ようやく相談することができたので、少し気持ちがスッキリしました。
毎日毎食ちゃんと食べさせないとという気持ちが強かったので、広い目で見て向き合おうと思います。
一点、質問の中でご回答が欲しかったものがあるのですが、好きなものと一口ずつ順番で食べさせるやり方は問題ないでしょうか?食べたくないと口では言いながらも何とか食べてくれているため、ちょっと強引にも食べさせるときもあります。我慢をさせ過ぎではないか、プレッシャーを与えることになっていないのか、 心配しています。
追加で、もう少しお聞きしたいことがあります。
娘はここ数ヶ月というより離乳食時から偏食があり、特定のメニューしか食べませんでした。結果的に大きな病気はなく成長していますが、そういった見方で問題あるがないかもご意見いただきたいです。
また、好きなもの+一品(数品)という食べさせ方で進めた場合、その一品を拒否されると、毎食ほとんど同じものを食べ続ける形になってしまいます。極端な言い方にはなってしまいますが、それでいつか色んなものを食べるようになるのか、食べる品目が限られることが体の成長に問題ないか、心配しています。
上記の3点、ご回答いただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
2021/1/23 22:29
もちもちさん、お返事ありがとうございます。
ご相談したことで少しお気持ちがすっきりしたとのこと良かったです。
前回の回答が一部抜けており、すみませんでした。
以下3つのご質問にお答えいたします。
①好きなものと一口ずつ順番で食べさせるやり方は問題ないでしょうか?
→好きなものと他のものを交互に食べさせる方法で、お子さんが数口でも苦手食材を食べてくれるのであればぜひ続けてください。
そうしていくうちにだんだんと新しい食材や苦手な食材の味や食感に慣れていき、少しずつほかの食材を食べる量も増えていく可能性が高いです。
親としては食べてほしい気持ちから少し強引になってしまうこともあるかと思いますが、お子さんへの声掛けや表情でや明るい雰囲気を出しつつ、食べてくれたら笑顔でたくさんほめたり感謝を伝えるように心がけることで、お子さんも嫌な気持ちやプレッシャーは感じにくくなるかと思います。
お子さん自身もお母さんが用意してくれた食事を食べられないことや、残してしまうことに申し訳なさを抱いていることもありますので、
一口でも食べられるものが増えた、できなかったことに挑戦できた、苦手なことができるようになった、というポジティブな面をほめたり認めてあげて、お子さんと成長の喜びを共有できると良いかと思います。
②娘はここ数ヶ月というより離乳食時から偏食があり、特定のメニューしか食べませんでした。結果的に大きな病気はなく成長していますが、そういった見方で問題あるがないかもご意見いただきたいです。
→基本的には偏食・小食であってもお子さんがいつもと変わらず元気なご様子で排便・排尿も問題なく、成長曲線のカーブに沿って身長・体重がゆるやかに増えているご様子なら問題ありません。
偏食による栄養障害については、幼児期は特に鉄分やカルシウムが不足しやすい傾向がありますが、
人それぞれの活動量や筋肉量、体質、栄養の吸収率などには個人差があり、栄養の過不足は見た目だけの症状ではわかりにくいこともあるので病院で血液検査などを行わないとはっきりと診断できません。
低身長や低体重など成長曲線のカーブに沿ってお子さんの身長・体重が増えていないご様子だったり、食事量が少なく便秘が続いている場合には、一度小児科を受診されてお体の様子を診てもらうと安心かと思います。
③好きなもの+一品(数品)という食べさせ方で進めた場合、その一品を拒否されると、毎食ほとんど同じものを食べ続ける形になってしまいます。極端な言い方にはなってしまいますが、それでいつか色んなものを食べるようになるのか、食べる品目が限られることが体の成長に問題ないか、心配しています。
→毎日同じものを食べさせて良いのか、この先他のものも食べられるようになる日がくるのかと心配されるお気持ちとてもよくわかります。
大人になると子供時代に飲めなかった苦いコーヒーやお酒がおいしく感じたり飲めるようになるように、
身体や脳の発達や食体験が増えていくとともに乳幼児期の偏食も少しずつ解消されていくことが非常に多いです。
まだ幼児期のころはチャレンジメニューを拒否されても、好きなものだけでもぜんぶ完食できたらほめてあげて、『完食できた喜び』を一緒に共有することだけでも十分かと思います。
身体の成長や体調面も心配ではありますが、定期的に成長曲線を確認したり、気にある症状があれば病院で診てもらい、いざとなったら栄養剤の処方やお子さんにあった適切な治療を受けられますので過度な心配はいりませんよ。
わが子も2~3歳ごろは主にふりかけご飯とスティックパン、卵、牛乳、人参、じゃがいも、たまねぎ、肉料理は冷凍のミニハンバーグのみ(手作り品は食べてくれない)、色が緑・紫・黒っぽい野菜や食材は色だけでNGといった具合で、食自体にもあまり興味がなく、口や舌の感覚過敏もあり、食べ見知りも激しいタイプした。
保育園や幼稚園に通い始めて先生に協力してもらったり、お友達が食べる様子や周囲の環境に刺激を受けたり、活動量が増えて自然と食欲が増したり、一緒に料理をしたり、野菜を育てたり、食育の絵本を読んだりといろいろな遊びや食体験を通して少しずつ食べられる食材や量が増えていきました。
偏食のお子さんは【食べること=怖いこと、苦手なこと】とネガティブにとらえがちなので、
【食べること=楽しいこと、わくわくすること】
という風に考えられるように少しずつサポートしていけば、自然と食に対する苦手意識も薄れていき、食べられる食材が増えていくように思います。
もしお近くに偏食外来や偏食相談を行っている病院があれば受診を検討されても良いかもしれません。
お子さんに対しての接し方や、お子さんの発達段階に合わせた食べ方・食べさせ方などについてはこちらのパンフレットもとても参考になるかと思いますのでぜひお読みになってくださいね。
⓪神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット0
心の準備編 「どうしてたべてくれないの?」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf
①神奈川県立こども医療センター 偏食外来パンフレット1
はじめの一歩編 「たのしくたべる」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/1mini.pdf
②神奈川県立こども医療センター 偏食外来パンフレット2
ステップアップ編 「いつどこでたべる?」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/2mini.pdf
③神奈川県立こども医療センター 偏食外来パンフレット3
チャレンジ編 「いつから・なにをどのようにたべる?」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/3mini.pdf
またお力になれることがありましたらお声かけください。
よろしくお願いいたします。
ご相談したことで少しお気持ちがすっきりしたとのこと良かったです。
前回の回答が一部抜けており、すみませんでした。
以下3つのご質問にお答えいたします。
①好きなものと一口ずつ順番で食べさせるやり方は問題ないでしょうか?
→好きなものと他のものを交互に食べさせる方法で、お子さんが数口でも苦手食材を食べてくれるのであればぜひ続けてください。
そうしていくうちにだんだんと新しい食材や苦手な食材の味や食感に慣れていき、少しずつほかの食材を食べる量も増えていく可能性が高いです。
親としては食べてほしい気持ちから少し強引になってしまうこともあるかと思いますが、お子さんへの声掛けや表情でや明るい雰囲気を出しつつ、食べてくれたら笑顔でたくさんほめたり感謝を伝えるように心がけることで、お子さんも嫌な気持ちやプレッシャーは感じにくくなるかと思います。
お子さん自身もお母さんが用意してくれた食事を食べられないことや、残してしまうことに申し訳なさを抱いていることもありますので、
一口でも食べられるものが増えた、できなかったことに挑戦できた、苦手なことができるようになった、というポジティブな面をほめたり認めてあげて、お子さんと成長の喜びを共有できると良いかと思います。
②娘はここ数ヶ月というより離乳食時から偏食があり、特定のメニューしか食べませんでした。結果的に大きな病気はなく成長していますが、そういった見方で問題あるがないかもご意見いただきたいです。
→基本的には偏食・小食であってもお子さんがいつもと変わらず元気なご様子で排便・排尿も問題なく、成長曲線のカーブに沿って身長・体重がゆるやかに増えているご様子なら問題ありません。
偏食による栄養障害については、幼児期は特に鉄分やカルシウムが不足しやすい傾向がありますが、
人それぞれの活動量や筋肉量、体質、栄養の吸収率などには個人差があり、栄養の過不足は見た目だけの症状ではわかりにくいこともあるので病院で血液検査などを行わないとはっきりと診断できません。
低身長や低体重など成長曲線のカーブに沿ってお子さんの身長・体重が増えていないご様子だったり、食事量が少なく便秘が続いている場合には、一度小児科を受診されてお体の様子を診てもらうと安心かと思います。
③好きなもの+一品(数品)という食べさせ方で進めた場合、その一品を拒否されると、毎食ほとんど同じものを食べ続ける形になってしまいます。極端な言い方にはなってしまいますが、それでいつか色んなものを食べるようになるのか、食べる品目が限られることが体の成長に問題ないか、心配しています。
→毎日同じものを食べさせて良いのか、この先他のものも食べられるようになる日がくるのかと心配されるお気持ちとてもよくわかります。
大人になると子供時代に飲めなかった苦いコーヒーやお酒がおいしく感じたり飲めるようになるように、
身体や脳の発達や食体験が増えていくとともに乳幼児期の偏食も少しずつ解消されていくことが非常に多いです。
まだ幼児期のころはチャレンジメニューを拒否されても、好きなものだけでもぜんぶ完食できたらほめてあげて、『完食できた喜び』を一緒に共有することだけでも十分かと思います。
身体の成長や体調面も心配ではありますが、定期的に成長曲線を確認したり、気にある症状があれば病院で診てもらい、いざとなったら栄養剤の処方やお子さんにあった適切な治療を受けられますので過度な心配はいりませんよ。
わが子も2~3歳ごろは主にふりかけご飯とスティックパン、卵、牛乳、人参、じゃがいも、たまねぎ、肉料理は冷凍のミニハンバーグのみ(手作り品は食べてくれない)、色が緑・紫・黒っぽい野菜や食材は色だけでNGといった具合で、食自体にもあまり興味がなく、口や舌の感覚過敏もあり、食べ見知りも激しいタイプした。
保育園や幼稚園に通い始めて先生に協力してもらったり、お友達が食べる様子や周囲の環境に刺激を受けたり、活動量が増えて自然と食欲が増したり、一緒に料理をしたり、野菜を育てたり、食育の絵本を読んだりといろいろな遊びや食体験を通して少しずつ食べられる食材や量が増えていきました。
偏食のお子さんは【食べること=怖いこと、苦手なこと】とネガティブにとらえがちなので、
【食べること=楽しいこと、わくわくすること】
という風に考えられるように少しずつサポートしていけば、自然と食に対する苦手意識も薄れていき、食べられる食材が増えていくように思います。
もしお近くに偏食外来や偏食相談を行っている病院があれば受診を検討されても良いかもしれません。
お子さんに対しての接し方や、お子さんの発達段階に合わせた食べ方・食べさせ方などについてはこちらのパンフレットもとても参考になるかと思いますのでぜひお読みになってくださいね。
⓪神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット0
心の準備編 「どうしてたべてくれないの?」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf
①神奈川県立こども医療センター 偏食外来パンフレット1
はじめの一歩編 「たのしくたべる」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/1mini.pdf
②神奈川県立こども医療センター 偏食外来パンフレット2
ステップアップ編 「いつどこでたべる?」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/2mini.pdf
③神奈川県立こども医療センター 偏食外来パンフレット3
チャレンジ編 「いつから・なにをどのようにたべる?」閲覧専用
http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/3mini.pdf
またお力になれることがありましたらお声かけください。
よろしくお願いいたします。
2021/1/24 12:57
もちもち
2歳3カ月
一藁さん
早速のご回答ありがとうございます。
残りの質問についても、明快なアドバイスを頂けて安心しました。
この相談の中だけでは伝わらない部分があることも理解していますので、必要と感じたら病院にも行くようにします。
やはり自信を持つことが大切ですね。気持ちを新たに頑張っていきます。
重ね重ねになりますが、相談に乗っていただきありがとうございました。
早速のご回答ありがとうございます。
残りの質問についても、明快なアドバイスを頂けて安心しました。
この相談の中だけでは伝わらない部分があることも理解していますので、必要と感じたら病院にも行くようにします。
やはり自信を持つことが大切ですね。気持ちを新たに頑張っていきます。
重ね重ねになりますが、相談に乗っていただきありがとうございました。
2021/1/24 22:09
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