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双子の離乳食について

ぞえ
本日離乳食開始10日目です。
7日目(10倍がゆ小さじ3にステップアップ)からお姉ちゃんがギャン泣きをして半分も食べてくれません。
今日から野菜も増やして、にんじん小さじ1も増やしたのですが、やはりお姉ちゃんは途中からギャン泣きして半分も食べてくれず。それまでは初めてのご飯に少し変な顔をしつつも、全部食べてくれていました。
妹ちゃんの方は、いつも美味しく完食してくれています。
できれば双子なので2人同時に離乳食も進めていきたいのですが、気にせず進めていってもいいのでしょうか?それともお姉ちゃんだけお休みして、数日経ってからまた10倍がゆ小さじ3とかから始めるべきでしょうか?
急にお姉ちゃんが嫌がり出した理由もわからず、どうやって進めていったらいいかわからず困っています。
よろしくお願いします。

2020/7/14 12:54

久野多恵

管理栄養士
ぞえさん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。

双子ちゃんの離乳食の進め方についてのご相談ですね。
離乳食を始めたものの、姉妹で進み方が違うので、戸惑ってしまいますよね。 お母さんの悩まれるお気持ちもとてもわかります。 1人でも大変な育児を2人同時にされて大変なご苦労をされているのですから、できれば同じように進めたいと思われるのは当然のことだと思いますし、当然そのように進むものだと思ってしまいますよね。
歳が違う姉妹でも、離乳食に進み方はそれぞれで、上の子はパクパク食べたけど、2人目はなかなか進まないというようなお話も良くあります。 双子ちゃんなので、同じように食べてくれると安心ですし、有り難いのですが、赤ちゃんは生身の体なので、なかなか思う様に進まないという事もあると思います。
今は食べなくてもそれがその子の個性として捉え、お子様のペースに合わせて進めていけると良いですね。 

以前も双子ちゃんのこのようなお悩みを受けた事があるのですが、やはり離乳食を食べる量や進み方にも個性はあって、それぞれ違いますので、その子に合った進め方で進めていくという方法が良い結論を生み出す事になるかと思います。 その双子ちゃんのお母さまも色々と悩まれながら、個人に合わせて対応された結果、良い方向に進んでおられました。

離乳食初期は離乳食から栄養を摂るという事を目的としておらず、ミルクや母乳以外の味や食感に慣れて、上手にごっくんするという事を目的としています。 また用意したものを完食できなくても全く問題ありません。
数口食べてくれただけでも、ごっくんという練習は出来ますし、口腔発達は促されていきます。
離乳食の時間が嫌にならない様に、数口食べただけでも良しとし、大いに褒めてあげましょう。 笑顔で褒めてあげる体験の積み重ねによって、離乳食に対する印象が良いものになり、だんだんと受け入れらえる基盤が出来てくると言われますよ。

お母さんが考えられた方に、数日お休みするという事も双方にとって、良いリフレッシュになるかと思います。その間妹さんは進めても良いですし、思い切って2人ともお休みして、お母さんのお休みになる期間を数日設けても良いのかなと思います。 再開する際は、今まで食べられていた量程度を用意して、食べられるだけ与える様にすればよいです。 小さじ3は食べさせないとなどと量を決めてしまうと、無理にでも食べさせたり、泣いても口に入れ込んだりという悪循環に陥りやすいので、「食べる量はお子様が決める事」と考えて、無理のない範囲で与えていけると良いですね。

今後の具体的な進め方ですが、妹さんの方は、パクパク食べてくれるという事なので、徐々に野菜などの野菜も増やしながら進められて大丈夫です。 お姉ちゃんの方は、無理なく食べられる量だけあげて、嫌がるようであれば離乳食は切り上げて、ミルクか母乳を与えましょう。  妹さんがパクパク食べる姿をお姉ちゃんに見てもらだけでも、良い刺激になると思いますし、色々な食材を食べているのをみて、「私も食べてみようかな」と思えて、食べるスイッチが押される時が来るかもしれません。 

この時期はほとんどの栄養を、ミルクや母乳の乳汁栄養で補っている時期ですから、離乳食を食べても食べなくても発達に大きな違いが出るという事も考えにくいですし、哺乳量が減るほどの離乳食を与える必要もありませんので、お子様が無理なく食べられる量が、その子に合った量だと考えて進めていけると良いですね。
お姉ちゃんも食べる事に慣れてきたら、妹さんにだんだんと追いついて、いつの間にか同じものを同じ量食べられているという事も多いですよ。

離乳食は食べて大きくするという目的と思われがちですが、お子様の口腔発達に応じて「食べる力」を育ててあげる事が主眼となります。 その目的を考えても、数口でもごっくんの練習はできますし、なによりも離乳食の時間が親子の楽しい触れ合いのひとときにする事が、心を豊かに育ててあげる事にも繋がります。
お二人の育児で時間的な余裕もなく、忙しくされている事と思いますが、食べる量にこだわらず、お母さんがお子様と一緒に楽しい雰囲気で離乳食時間を過ごせることが、かけがえのない財産になるのだと思います。
お母さまも時にはお身体を休ませながら、無理なく進めて下さいね。
また何かお手伝いできる事があれば、お声掛け下さいね。

2020/7/14 14:23

ぞえ

0歳5カ月
回答ありがとうございます。
しっかり食べれるようになってほしいと思って、ギャン泣きしているお姉ちゃんをなだめたりしながら食べさせていたのですが、食べれる量だけ楽しく食べてもらった方がいいですよね。
比較対象がすぐ側にいるので、どうしても比べてしまって一緒になった方がいいと思って焦ってしまっていました。

今後の進め方なのですが、まずはこのまま2人とも同時に進めてみようと思います。
与え方なのですが、お姉ちゃんは途中で嫌がってしまうと仮定した時に、おかゆと野菜があったら交互に与えて色んなものを満遍なく与えた方がいいのでしょうか?
それとも、例えばおかゆとにんじんを別々の器にして与えるのではなく、にんじんがゆにして一緒に与えてみた方がいいでしょうか?初めての食品はアレルギーの心配があるので、おかゆとか食べられるようになった食材と混ぜたりせずに、その食品だけで与えた方がいいのかな?と思っているのですがどうでしょうか?
食べる量は増えなくても、食べれる種類は増やしていければなと思っているのですが…

2020/7/14 15:20

久野多恵

管理栄養士
ぞえさん、お返事ありがとうございます。

そうですね、お母さんがお考えの通り、無理のない範囲で2人同時に進めて見られて良いと思います。

お姉ちゃんが途中で嫌がってしまうと仮定した場合、その前段階では、色々な食材を与えていけると良いと思います。 明らかに苦手そうだなと感じるものは与えなくても良いですが、食べ進み方が食材によって相違ないのであれば、少量であっても色々な味や食感に慣れさせてあげられると良いですね。 

また、まずはそれぞれの素材の味を覚えさせてあげるという意味で、別々の器で「おかゆだよ~」「人参だよ~」と声掛けしながら与えてみて、その後は混ぜて与えてみるのも良いです。 混ぜる事で味が変わって食べ進という事もあります。 こうでなくてはいけないという決まりはありませんので、色々試してあげて下さいね。

初めての食材であっても、お粥と混ぜて与えても代用部です。 ただ、一度に与える量は多くならない様に注意しましょう。 初めての食材は、赤ちゃんスプーン1⇒小さじ1⇒小さじ2(卵黄は耳かき1から)…とふやしながら様子を見ていく事が基本となりますので、お粥に混ぜても良いですが、新しい食材の総量は上記量よりも多くならない様にして進めましょう。

離乳食を進めるポイントは、「食べないものには注目せずに、食べられる食材を探すという視点で進む」という事です。 何回かあげて拒否が強いものは、とりあえず置いておいて、その他の食材を進めるようにしましょう。
味付けはまだ必要ありませんが、だし汁やミルクを足して風味をプラスしてあげても良いですよ。
色々試しながら、お子様に合うものを探していけると良いですね。
よろしくお願い致します。

2020/7/14 15:46

ぞえ

0歳5カ月
回答ありがとうございます。

今日は、お姉ちゃんも妹ちゃんも泣かずに離乳食を完食してくれました。

いただいたアドバイスを元に、色々と工夫しながら楽しくご飯を食べる事を覚えて行ってもらえればと思います。
また、疑問や困ったことがありましたら相談させていただければと思います。
ありがとうございました!

2020/7/15 17:47

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