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鉄分や食べ合わせについて

あやまま
先日もアドバイスをありがとうございました。
引き続き鉄分に関して質問をさせてください。
(前回の質問は、なるほど!と解決ボタンを押してしまったので、新しく投稿いたします)

■牛乳は鉄分摂取には相性がよくないと聞きますか、
レバーを与えるときに、一緒にヨーグルト(またはチーズなど乳製品)を与えると、鉄の吸収には良くないでしょうか?
たとえば、朝食でレバー、昼御飯でヨーグルト、のようにあげるタイミングを変えたほうがよいでしょうか?
レバーを毎日少量与えているので、食べ合わせが気になりました。

■鉄分はビタミンcと一緒だと吸収がよくなると目にしたのですが、
離乳食で使いやすい、ビタミンcが多い食材や、鉄分の吸収をよくする食材があれば教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

2020/12/19 23:43

久野多恵

管理栄養士
あやままさん、おはようございます。
いつもご相談頂きありがとうございます。

鉄分についてのご相談ですね。

■牛乳は、カルシウムとリンの含有量が多く、多飲すると鉄と不溶性の複合物を形成し、腸からの鉄吸収を阻害する場合があります。 また、牛乳を多飲すると腸管アレルギーのひとつとされる消化管出血(鮮血)がみられ、さらにてつの損失を招く恐れがあると言われている事は確かです。 また、鉄剤と牛乳を一緒に服用する事は進められていません。

ただ、牛乳の多飲ではなく、通常の摂取量において牛乳貧血を引き起こすというケースはあまり聞かないので、通常に摂取する分には気にされるほどではないと思いますよ。


■鉄は吸収率の良い動物性の食材に含まれるヘム鉄と吸収率が多少劣る植物性の非ヘム鉄とに分類されます。

ヘム鉄の吸収率は15~20%、非ヘム鉄の吸収率は2~5%程度と言われますが、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂る事で吸収率がアップします。

ビタミンCの多い食材は、野菜類や果物類全般です。
野菜は、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、ピーマン、パプリカ、かぼちゃ、大根などです。
果物は、オレンジ、レモン、キウイフルーツ、いちご、柿、グレープフルーツなどです。

貧血の方におすすめのレシピを妊娠食から抜粋して添付します。鉄分・タンパク質・ビタミンCなどをバランスよく摂取できるメニューも多くあります。
これをアレンジしてお子様用に柔らかく、薄味にして取り分けてあげると良いと思いますよ。

【貧血カテゴリのレシピ一覧】
https://baby-calendar.jp/pregnancy-food-recipe/category-29

★大人用のレシピなので、お子様にはまだ与えられない食材もあります。 お子様が食べやすいもの、食べられるものを選んで参考にして下さい。

2020/12/20 10:57

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