焼き芋、幼児食への移行について

ひよこさん、おはようございます。
いつもご相談頂きありがとうございます。

１．スーパーの焼き芋は冷凍して後日与えても大丈夫です。　日持ちについては、1カ月くらい持つとは思いますが、冷凍でも品質は劣化しますので、お子様に与える場合は1週間くらいと考えて、美味しいうちに与えて頂ければ良いと思いますよ。

２．幼児食の移行について、1歳半を目安としていますが、離乳食と幼児食をしっかりと線引きするものではありませんので、もぐもぐカミカミする動きがしっかりとしてきたら、離乳食からだんだんと幼児食に移行されて良いと思いますよ。　現状においても、幼児食の要素を取り入れていく事は早すぎるという事はありませんので、引き続きお子様が食べやすい固さと大きさを継続しつつ、少しずつ形状や固さをアップさせて、幼児食に近づけていく過程を進めても大丈夫です。　また、幼児食を考える際は、離乳の完了も目指しますが、1日の栄養を母乳やミルクに頼ることなく、3回の食事とおやつでほとんどの栄養を摂れる様になった状態を離乳の完了とします。　離乳の完了になったら幼児食の要素を取り入れつつ進めるという方もおられます。

1つの目安としては1歳半頃ですが（1歳5カ月からとなっても1歳6カ月からとなっても問題ありません）、口腔発達としては、もぐもぐカミカミが上手になってきたら、栄養面では離乳の完了が出来たら、という所を見てあげて下さい。宜しくお願い致します。

ひよこさん、お返事ありがとうございます。

幼児食の食事の目安量について、
離乳食期の様なしっかりとした数値的な目安量は無いのですが、１歳半～２歳までの食事量の目安として、成人女性の約半分程度と言われます。　主食も主菜も副菜も、お母さんの半分程度を目安とすると考えやすいです。

食事バランスガイドのＩをご覧いただき、この半分程度を目安に進めていかれると良いですね。
１歳～２歳のお子様の必要エネルギー量は、男児950kcal、女児900kcalとなり、食事バランスガイドⅠ(1800kcal)の約半分になるという事がお分かりいただけるかと思います。

【食事バランスガイド】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/pdf/eiyou-syokuji7.pdf

こちらを参考にして進めてみて下さいね。
また何かご不明点があれば、ご相談下さい。

ひよこさん、お返事ありがとうございます。

夜泣きでお母さんのお身体も大変ですよね。
息子さんが寝ている時はお母さんも休んで、家事は後回しにさせてもらって、休める時に休んでくださいね。
こちらへの返信は特になくても大丈夫ですよ。お身体休める事を優先して下さいね。

幼児食になると、食事量をグラム単位でしっかりと管理しなくても良いと思いますよ。　あえてグラムでの目安量はお伝えしていません。　というのは、大体成人女性の半分くらいだなという目安と間隔をお母さんが感じる事が大切であり、食事バランスガイドも、しっかりと２だからこれくらい、３だからこれくらいとしっかりと準備するのはとても労力もかかり、お母さんの準備も大変になります。　食事バランスガイドはあくまでも食事のバランスはこのように揃えるんだなと言う目安で見て頂き、食事量はお子様が無理なく食べる量で、お子様の成長を見ながら加減してあげましょう。
目安量をお伝えする事で、その目安量に捉われすぎてグラム単位の管理をしてしまったり、野菜・タンパク質に至るところまできっちりとグラムを計る食事の準備をするのは、今後の幼児食を準備するうえで、推奨する方法ではありませんので、離乳食の時の感覚で、主食・タンパク質・野菜類の量をそのまま少し増やして、お子様が無理なく食べる量で進めてみてはいかがでしょうか？
そこまで細かいグラム管理は必要ありませんので、今まで離乳食で体験した感覚を活かして、準備されてみて下さいね。

おやつは、食事バランスガイドに含めても良いです。体重増加を期待したい場合や、食事できっちりとエネルギーが摂取出来ていない場合は、炭水化物を中心としておやつをこれにプラスしてあげても良いです。
どちらが正解という事ではなく、お子様の成長に合わせてあげましょう。

もしこの量をしっかりと食べていても、体重が伸びるお子様もいれば、停滞するお子様もいれば、個人によってそれぞれだと思います。
食事の目安量に捉われるのではなく、お子様が成長曲線のカーブに沿って伸びているかどうかを見て、食事量を加減してあげて下さい。　
よろしくお願い致します。

ひよこさん、明けましておめでとうございます。
こちらこそ昨年中は、色々とお話しさせて頂きありがとうございました。
本年もよろしくお願い致します。

バランスガイドの見方について、説明が足りずに解釈が少しずれていたようです。　そこに気づかずにお伝えしていてすみません。
主菜について、２というのは、２回与えるという事ではなく、左側の主菜例を見て頂き、大人で考える２つ分くらいの主菜を、子供には朝昼晩と分けて与えるという事です。
どこかの食事に主菜が無くて良いという事ではなく、全体量で考えて下さいね。　毎食、主食・主菜・副菜を揃えるのは基本的な考えです。　　大体成人女性が食べている量の半分くらいをお子様の量として考えれば良いです。

幼児期になると、食べる量にも個人差がありますし、ご飯や主菜や野菜の量をグラム単位で計って与えるという方法は実際にはお勧めしていません。
離乳食完了期で与えていた量でだいたいのバランスが学べてきたと思いますので、それを基本に全体的に増やしてあげて、体重の伸びを見ながら、食事量を増減させてあげるという考えで良いと思いますよ。
これからは、別で作るよりも、大人の食事からの取り分けを進めていただき、同じものを食べられるという喜びも教えてあげられると良いと思いますよ。ただ、薄味は基本で、固さもお子様に合ったもので進めるという事は引き続き大切になってきます。
野菜も計る必要はないです。　目分量で進めて良いですよ。

それでもどうしても計りたいという事であれば、下記を参考にされて下さい。おおよその目安量です。最初はこのくらいかなと計っても良いですが、ある程度の感覚がつかめたら、計らずに目分量で進めていかれると良いと思いますよ。

【１歳半～２歳の子供の１日の食事量目安】（３食＋おやつ）
主食　穀類　２５０～３００ｇ

主菜　肉　　３０～４０ｇ
　　　魚　　３０～４０ｇ
　　　大豆製品　３０～４０ｇ
　　　卵　　３０～４０ｇ

副菜　緑黄色野菜　４０ｇ
　　　淡色野菜　　６０ｇ
　　　芋類　　　　４０ｇ
　　　果物　　　　１００～１５０ｇ
　　　きのこ・海藻類　　１５～２０ｇ
　　　牛乳・乳製品　３００～４００ｇ
　
※１日の目安量ですが、３日間くらいを平均して補えていれば問題ありません。

外出する際は、うどんやご飯やいつも食べている物などで食べられそうなものは大人の食事から取分けてあげて良いと思います。その時だけ、パンやバナナなど手軽に食べられるものを準備して、その日の他の食事や次の日の食事で足りない栄養を補う様に考えても良いです。　また、ベビーフードは１歳４カ月～と記載されていますが、幼児のお子様に与えてはいけないという事ではないので、引き続き使用して頂いても良いと思いますよ。

ひよこさん、お返事ありがとうございます。

この目安量は、１日の目安量です。
おおまかな目安として考えて下さい。

主菜が４種類ありますが、１日３種類となっても問題ないです。　例えば大豆製品をその日に摂取できなければ、次の日のたんぱく源を大豆製品にしたり、おやつに豆腐や豆乳を使ったものにしたりという対応でも良いですし、１食で１種類の主菜と決まっているわけではないので、４種類を３食に振り分けても良いです。
３日くらいのスパンで栄養が偏らない様に見てあげれば良いです。

副菜についても、記載の量を、１日の３食とおやつに取り入れていければ良いという事になります。
宜しくお願い致します。