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牛乳の接種量について

(’-’*)♪
2歳7ヶ月の娘の母です。
1日の牛乳の接種量について教えて下さい。
持っている離乳食の本に、「1日300~400ml牛乳が飲めるようになれば離乳食完了」と書いてあることに、幼児食になってだいぶ経った頃に気づき、少しずつ量を増やしていっていました。気づく前は1日多くて150mlほど、最近では400ml近く(+たまにヨーグルト1個ほど)昼食とおやつとに分けて飲ませていました。
ですが最近幼児食の本を見てみると、コップ一杯+ヨーグルトなどや、270mlと書いてあったり、ネットで検索すると鉄分の吸収を妨げたりカルシウムは他でとって牛乳は極力飲ませない(発ガン性がある?ため)などと出ていたりして、どれを信じてよいかわかりません。
ちなみに娘は好き嫌いもなく何でもよく食べます。ご飯を残したこともほとんどありません。
たまに長くて2日間ほど便秘になってしまうことがありますが、離乳食後半から下痢をしたこともありません。

2020/12/17 0:35

久野多恵

管理栄養士
(’-’*)♪さん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。

2歳7か月のお子様の牛乳の摂取量についてのご相談ですね。 幼児期は、牛乳も含め、ヨーグルト、チーズなども合わせて300~400ml(g)程度を目安として頂いて大丈夫です。 本やサイトによって多少の誤差はありますが、大体の目安で進めて大丈夫ですよ。

牛乳貧血というものを少し言われた時期がありました。
牛乳は、カルシウムとリンの含有量が多く、鉄と不溶性の複合物を形成し、腸からの鉄吸収を阻害します。乳児期に牛乳を多飲すると腸管アレルギーの一つとされる消化管出血(鮮血)がみられ、さらに鉄の損失を招くという報告もあります。 これらの理由から、牛乳を1歳前の乳児期に飲用する事は勧められていませんが、1歳を過ぎて、ミルクや母乳を減らした場合のエネルギーやカルシウム補給としては勧められています。 
育児用ミルクが現在の様に質が高いものでなかった一昔前は、牛乳を乳児に与えてしまう事もありましたので、牛乳貧血が心配になりましたが、現在は育児用ミルクやフォローアップミルクが利用されるようになり、牛乳貧血の報告は少なくなったようですよ。

牛乳を飲ませる事に抵抗感があるのであれば、牛乳の代替品であるフォローアップミルクをあげても良いです。 牛乳を極力飲ませないなどという記事も多くありますが、国の方針ではありませんし、カルシウム供給源として牛乳は飲ませるように推奨していますので、通常通りに進めて頂いて良いように思いますよ。

根拠のある記事や情報であれば、ご家庭のご判断で検討下さいね。

2020/12/17 11:31

(’-’*)♪

2歳8カ月
返信出来ていなかったようで遅くなってしまい申し訳ありません。

とてもわかりやすい説明をありがとうございました。
飲ませすぎていたのではと心配でしたが、安心できました。
ありがとうございました!!

2020/12/20 13:19

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