酒精について

かなこさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
現在妊娠10週で、食べた冷麺の中にアルコールが含まれており、お腹の赤ちゃんへの影響が心配とのことなのですね。

日本産婦人科医会では、「これ以下の飲酒量であれば胎児に影響がない」という安全量は確立されていないのですが、アルコール量で１日15ml未満なら胎児への影響は少ないと発表しています。
15mlのアルコールは、ワインならグラス１杯、日本酒ならコップ１／２杯、ビールなら350ml 缶１本くらいの量です。

●参考資料
「飲酒、喫煙と先天異常」 https://www.jaog.or.jp/sep2012/JAPANESE/jigyo/SENTEN/kouhou/insyu.htm

冷麺に含まれている酒精は料理酒含まれるもので、冷麺の製造過程で加熱によりアルコール分が揮発されている可能性が高く、含まれている量も微量ですので、 赤ちゃんに影響を及ぼす可能性はかなり低いと思われますよ。
ご心配であれば、検診のときに主治医に料理に含まれているアルコールを数回摂取したことを伝え、赤ちゃんの様子を診ていただくことをおすすめいたします。

また気になることやご不安なことなどありましたらご相談くださいね。
よろしくお願いいたします。

かなこさん、お返事ありがとうございます。
アルコールが含まれている食品については、しっかり加熱してアルコールが揮発されているものや、アルコールの使用量が少ないもの（調味料として使用する程度の量）でしたら、召し上がっても問題ないですよ。
奈良漬やウィスキーボンボン、甘酒などしっかりアルコールが入っている食品は摂りすぎないように気を付けたほうが良いかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。