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幼児食なのですが…

ほとんどワンオペ
2歳8か月の男の子を育てています。
魚もお肉も好きでよく食べてくれます。
ほとんどとりわけなのですが、疲れた時はサバの味噌煮の缶詰を温めてだしたいと考えています。
サバは栄養が豊富というので利用してますが、缶詰となると塩分が気になります。

大人が食べるようなアジの干物などは、熱湯を かけて塩抜き(できていますか?)してあげています。
・缶詰はどういった工夫が必要ですか?
やはりそのままでは塩分が濃いですか? 
・だいたい何歳くらいになったらそのままあげても支障ないでしょうか? 
・干物の塩抜きできていますか?
味見すると少しは抜けてると思うのですが意味ないでしょうか? 

2020/7/11 12:55

久野多恵

管理栄養士
ほとんどワンオペさん、こんにちは。
いつもご相談頂きありがとうございます。

もう2歳8カ月になられたのですね。お子様の成長を早く感じるとともに、食に関する成長をいつも聞かせて頂いて、嬉しい気持ちになります。

いつもはほとんど取り分けされているとの事、毎日頑張っていますね。 時にはお母さんが休む事も大切なので、サバの缶詰を使用されるのも良いと思います。 n3系の脂肪酸であるDHAやEPAが多く含まれますので、とても栄養価が高い食材です。DHAは脳の発達にも関わると言われていますよ。

本題ですが、サバの缶詰はたしかに塩分が気になりますよね。 サバ缶は味噌煮よりも水煮の方が若干塩分は低くなります。 あるメーカーのサバ缶を確認したところ、可食部100g中に含まれる塩分は、味噌煮で1.1g、水煮で0.9gでした。

お子様に与えるとしても、40g程度でしょうか? そうなると、塩分が0.3~0.4g程度の摂取なので、塩分を加えて調味をしなければ、問題ない塩分量であると思います。

1~2歳の1日の塩分量は3g未満であり、3~5歳の1日の塩分量は3.5未満となります。
これを考慮すると、1食あたり1g未満に収めると良いという事になりますね。

サバ缶そのままでも特に問題がある塩分量という事はありませんが、薄味で食べられるのであれば、それに越したことはないので、サバ缶を与える際は、アジの干物と同じようにお湯をかけるか、だし汁で煮て卵とじなどにすると、薄味になり美味しく頂けると思います。缶詰の汁や卵とじの煮汁は与えない様にしましょう。
そして、サバ缶を与える時は、味噌汁やスープなどの汁物はつけない様にしましょう。 その他の副菜などは塩味があまり無くても食べらるような、メニューにするとより安心ですね。 たとえば、旨味や酸味などを活かした和え物、おかか和え、海苔あえ、酢の物などがお勧めです。

何歳くらいになったらそのまま与えても良いかとのご質問ですが、2歳の時点でもそのまま与える事は問題ないですが、濃い味に慣れさせない様に、なるべく少量使いにするか、上記の様に出し汁を加えて薄味で食べてもらうように工夫されるのは継続されると良いと思います。

干物は熱湯をかけて塩抜きする方法で良いと思います。 味見をして塩味を確かめられているのはとても良いですね。 少し塩味が強い様でしたら、少量のみ与えるようにしましょう。 

よろしくお願い致します。

2020/7/11 17:44

ほとんどワンオペ

2歳8カ月
追記しようと思い、ベビーカレンダーをひらくともう回答があって嬉しい気持ちです。
せっかくすぐに回答頂いたのに申し訳ないですが、後でゆっくり読ませていただきます。
家でよく食べてるアジの干物ですが、100gあたり食塩相当量⒈8gでした。
 自分が食べる分には濃いとは感じないのですが、冷めると味もしっかりしますよね。
でも、冷めたのものを食べても自分の舌ではあまりよくわからなくて… 

2020/7/11 23:25

久野多恵

管理栄養士
ほとんどワンオペさん、お返事ありがとうございます。
お母さまのペースでゆっくり読んで頂いて大丈夫ですよ。

追記のご質問について、アジの干物について、100gあたり1.8g程度との事、どの程度食べているかわかりませんが、仮に50g程度摂っていたとしたら、0.9gの塩分が含まれますね。 これを熱湯をかけて塩抜きされているという事ですので、減塩になっていると思います。 

缶詰や干物など塩分が少し濃いなと思われるものは、実際にお母さんがやられているように、熱湯をかけて塩を抜く方法も良いですし、その他の食事やメニューで塩分を調整する様にすれば良いです。

薄味に越したことはないですが、味を濃いものを使った際はそのごの対応が大切になりますので、それ以外のものはなるべく味の薄いメニューにしたり、その他の食事で調整して、1日3g未満になるように考えていければ良いです。 しっかりと塩分を計る必要はありませんが、今後も薄味を基本に、味の濃いものはその他で調整する様に見ていきましょう。

また、野菜や果物や海藻類に含まれるカリウムは身体に取り込んだナトリウムを排泄する働きがありますので、体内の塩分調整に役に立ちます。 カリウムが多く含まれる食材は、ブロッコリー、ほうれん草、枝豆、小松菜、アボカド、バナナ、キウイフルーツ、わかめなどです。 
塩分を多く摂るメニューの時はこれらの食材も組み合わせて摂取できるように考えていけると良いですね。

2020/7/12 8:40

ほとんどワンオペ

2歳8カ月
久野さんいつもありがとうございます。
息子も2歳8か月になり、久野さんたち栄養士さんのお陰で食べるのが大好きになってくれました。
初めは『もぐもぐできない 』や、『飲み込むのが苦手?で、むせやすい』など色々頭を悩ませましたが、今になって思うのは息子にはその時、固形はもしかしたら早かったのかな?と思いました。
一番奥の歯も左右まだなので。。
 これから食べムラや好き嫌いが激しくなるかとは思いますが、今のところ食事や幼稚園で食べるお弁当大好きです。 (お弁当は食べやすいものしか入れてないですが)

一度、塩1グラムを測ってみたことがあるのですが思ってたより多くて意外でした。
ですが、アドバイスの他の野菜などで調整できるとの事なので、調べて頂いたサバ缶の目安など参考にしていきたいと思います。 

2020/7/13 21:35

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