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もうすぐ1歳になるのに離乳食をあまり食べません
むーみんママ
もうすぐ1歳になるのですが、調子が良い時で1食あたり大匙1くらいしか食べません(一応、3回食にチャレンジしています)。
生後5ヶ月から離乳食を開始していますが、手作りの離乳食は食べず、「しらすわかめうどん(市販の離乳食)」しか口にしません。他の離乳食は、口から出します。
また、歯で潰せるくらい柔らかい野菜等を食べるとオエッと言いながら出してしまいます。
補食でお煎餅を1日0.5枚くらいは食べます。果物は林檎・ぶどう・みかんを好み、バナナは口から出します。
現在、完母で1日6〜8回程度あげています。
来年4月に保育園へ入れようとしていますが、今の離乳食状況に不安を感じています。また、栄養面でも鉄分不足等にならないか心配です。
離乳食の進め方やアドバイスを頂きたいです。
補足︰現在、子供(女の子)の体重は、11.5kgあります。
生後5ヶ月から離乳食を開始していますが、手作りの離乳食は食べず、「しらすわかめうどん(市販の離乳食)」しか口にしません。他の離乳食は、口から出します。
また、歯で潰せるくらい柔らかい野菜等を食べるとオエッと言いながら出してしまいます。
補食でお煎餅を1日0.5枚くらいは食べます。果物は林檎・ぶどう・みかんを好み、バナナは口から出します。
現在、完母で1日6〜8回程度あげています。
来年4月に保育園へ入れようとしていますが、今の離乳食状況に不安を感じています。また、栄養面でも鉄分不足等にならないか心配です。
離乳食の進め方やアドバイスを頂きたいです。
補足︰現在、子供(女の子)の体重は、11.5kgあります。
2020/11/30 16:17
むーみんママさん、こんばんは。
ご相談ありがとうございます。
11か月のお子さんの離乳食の進め方でお悩みなのですね。
調子が良いときで1食あたり大匙1程度の量とのことですが、母乳はよく飲んでおり体重も順調に増えているご様子ですので、成長に必要なエネルギーは補えていますね。
ただ、完全母乳育児のお子さんの場合は少食ですと鉄分不足による貧血も心配になりますね。
離乳食をあまり食べないお子さんの原因としては、
・お腹が空いていない。(頻回授乳、間食過多など)
・味や食感が苦手。
・食形態がお子さんの咀嚼機能にあっていない。
・食べさせ方や食具によりお子さんが食べづらい。
などが理由として考えられます。
以下、一つずつポイントを解説していきますね。
☆お腹が空いていない
母乳が好きでよく飲むお子さんは離乳食よりも母乳を欲しがり、離乳食の進み具合がゆっくりな場合が多いです。
離乳食を食べてもらうには、まずお腹をしっかりすかせることがとても大事なポイントになります。
できれば授乳と離乳食の間隔を3~4時間空けると食事を食べてくれやすくなりますよ。
急に授乳回数を減らすのは大変ですし、お子さんもストレスを感じるかもしれませんので、お子さんがあまり飲まない時間帯から少しずつ授乳回数や量を減らして、日中はできるだけ遊んで体を動かし、お腹を空かせてみてくださいね。
☆味や食感が苦手
乳の味が好きなお子さんであれば、鉄分の補給もできるフォローアップミルクや豆乳を使った離乳食を試してみてはいかがでしょうか。
麺類がお好きならミルクや豆乳を使った豆乳うどんやクリームパスタ、好きな果物を加えたミルクゼリーなどもおすすめです。
すでに色々な食材やメニューをお試しされているかと思いますが、偏食対策には好きなものだけでなく、お子さんが苦手なものや初めての食材もたまに食卓に登場させて、お子さんがその食材に慣れたり、挑戦させるきっかけ作りをしてあげることが大事です。
ほんの少量を1品から、好きなメニュー混ぜて与えたり、一口なめさせたり、食べなくても臭いをかがせてみたり、触らせてみるだけでも良いですよ。
親御さんがおいしそうに食べる様子を見せてあげるのも効果的です。一口でも食べられたら少し大げさなくらいに沢山ほめてあげて、お子さんのやる気や自信を高めてあげてくださいね。
☆食形態について
現在のお子さんのご様子では、歯でつぶせるくらいの硬さだと口から出してしまうのですね。
こちらもお子さんが食べ慣れている食材や好きなメニューで、食形態を徐々にアップさせていく方法がおすすめです。
市販のシラスわかめうどんはよく食べてくれるとのことですので、市販のうどんに、少し硬めに茹でて食べやすい長さにカットしたうどんやお野菜を少量混ぜて、慣れてきたら少しずつ硬めの食材の量を増やしていき、徐々に噛む力をつけていきます。
リンゴだったら、加熱したペースト状のリンゴ→みじん切りにした煮リンゴ→1~2mm程度の薄切り一口サイズの生リンゴ→手で持って前歯でかじり取れるサイズの薄切り生リンゴ
という風に食形態を上げていきましょう。
☆食べさせ方・食具
食べるとオエッとなってしまうお子さんでよくみられる食べさせ方の例としては、スプーンを口の奥までいれて食べさせている場合があります。
このような食べさせ方をすると、うまく離乳食を飲み込めず口から出してしまったり、舌を使って食べ物を歯茎に移動させて噛むことができず丸呑みの原因になります。
食べさせるときは必ずスプーンはお子さんの下唇に置くようにして、お子さん自ら上唇で離乳食を取り込むようにサポートしましょう。
そして、ごっくんと飲み込んで口の中が空っぽになってから、次の一口を食べさせてくださいね。
また、口の中が敏感なお子さんはスプーンの材質でもシリコンスプーンが好きだったり、プラスチックが良かったり、好みがありますので、スプーンの材質や形なども色々試してみると良いかもしれません。
また、好きなキャラクターの食具やスプーンにしてあげると食欲アップにつながることもありますよ。
☆鉄分について
鉄を多く含む食品は以下ものがあります。
≪ヘム鉄≫
レバー、牛肉、豚肉、鶏肉、かつお、まぐろ、さんま、などの赤身の肉や魚、卵黄
≪非ヘム鉄≫
ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、納豆、高野豆腐、切り干し大根、オートミール
これらの食材で摂るのが難しい場合は、育児用ミルクやフォローアップミルク、鉄分が添加された赤ちゃん用のお煎餅やクッキー、コーンフレーク、ふりかけなどもありますので、お子さんが好きそうなものを試されてみてくださいね。
貧血の最もわかりやすい身体所見は、目の下まぶたを下げると眼瞼結膜(あっかんべーをしたときの目の下の部分)が白っぽく見えると貧血の可能性が高くなります。
他には、顔色や唇が白っぽい、食欲や元気がない、疲れやすい、ぼーっとしている、周囲への無関心、夜泣きなどの症状があります。
貧血が気になる場合は小児科の先生に診てもらい、貧血の検査をしてもらうことをおすすめします。
保育園の入園も控えており、ご不安や焦るお気持ちもありますすよね。
我が子も少食偏食が激しく、離乳食も全然食べないままで入園を迎えてとても不安でしたが、保育園の先生方は日々沢山の子供を相手にしているので、少食偏食の子への対応にも慣れていらっしゃり心強かったですよ。
一人ひとりに合わせた食べさせ方(食べやすくつぶしたり、混ぜたり、声掛けをしたり)をしてくださったり、一口でも食べられたメニューを教えてくれたりと本当にありがたかったです。
園によって個別対応の範囲は違うかと思いますが、できる限りの協力はしてくださると思いますので、むーみんママさんも悩みやご不安があれば保育園の先生方にもご相談されてみてくださいね。
お子さんによっては保育園など集団生活の場だと周囲から良い刺激を受けて苦手なものも食べるようになる場合もありますし、
日中お母さんと離れたり卒乳をきっかけに、食事に興味が出てくるお子さんもいらっしゃいます。
また、どんなお子さんでも成長発達や活動量の増加とともに必ず食べる量は増えていきますので、どうか焦らず進めてみてくださいね。
長くなってしまいましたが、今回ご紹介した方法でこれならできそうだなと思うことがありましたら、ぜひ試されてみてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご相談ありがとうございます。
11か月のお子さんの離乳食の進め方でお悩みなのですね。
調子が良いときで1食あたり大匙1程度の量とのことですが、母乳はよく飲んでおり体重も順調に増えているご様子ですので、成長に必要なエネルギーは補えていますね。
ただ、完全母乳育児のお子さんの場合は少食ですと鉄分不足による貧血も心配になりますね。
離乳食をあまり食べないお子さんの原因としては、
・お腹が空いていない。(頻回授乳、間食過多など)
・味や食感が苦手。
・食形態がお子さんの咀嚼機能にあっていない。
・食べさせ方や食具によりお子さんが食べづらい。
などが理由として考えられます。
以下、一つずつポイントを解説していきますね。
☆お腹が空いていない
母乳が好きでよく飲むお子さんは離乳食よりも母乳を欲しがり、離乳食の進み具合がゆっくりな場合が多いです。
離乳食を食べてもらうには、まずお腹をしっかりすかせることがとても大事なポイントになります。
できれば授乳と離乳食の間隔を3~4時間空けると食事を食べてくれやすくなりますよ。
急に授乳回数を減らすのは大変ですし、お子さんもストレスを感じるかもしれませんので、お子さんがあまり飲まない時間帯から少しずつ授乳回数や量を減らして、日中はできるだけ遊んで体を動かし、お腹を空かせてみてくださいね。
☆味や食感が苦手
乳の味が好きなお子さんであれば、鉄分の補給もできるフォローアップミルクや豆乳を使った離乳食を試してみてはいかがでしょうか。
麺類がお好きならミルクや豆乳を使った豆乳うどんやクリームパスタ、好きな果物を加えたミルクゼリーなどもおすすめです。
すでに色々な食材やメニューをお試しされているかと思いますが、偏食対策には好きなものだけでなく、お子さんが苦手なものや初めての食材もたまに食卓に登場させて、お子さんがその食材に慣れたり、挑戦させるきっかけ作りをしてあげることが大事です。
ほんの少量を1品から、好きなメニュー混ぜて与えたり、一口なめさせたり、食べなくても臭いをかがせてみたり、触らせてみるだけでも良いですよ。
親御さんがおいしそうに食べる様子を見せてあげるのも効果的です。一口でも食べられたら少し大げさなくらいに沢山ほめてあげて、お子さんのやる気や自信を高めてあげてくださいね。
☆食形態について
現在のお子さんのご様子では、歯でつぶせるくらいの硬さだと口から出してしまうのですね。
こちらもお子さんが食べ慣れている食材や好きなメニューで、食形態を徐々にアップさせていく方法がおすすめです。
市販のシラスわかめうどんはよく食べてくれるとのことですので、市販のうどんに、少し硬めに茹でて食べやすい長さにカットしたうどんやお野菜を少量混ぜて、慣れてきたら少しずつ硬めの食材の量を増やしていき、徐々に噛む力をつけていきます。
リンゴだったら、加熱したペースト状のリンゴ→みじん切りにした煮リンゴ→1~2mm程度の薄切り一口サイズの生リンゴ→手で持って前歯でかじり取れるサイズの薄切り生リンゴ
という風に食形態を上げていきましょう。
☆食べさせ方・食具
食べるとオエッとなってしまうお子さんでよくみられる食べさせ方の例としては、スプーンを口の奥までいれて食べさせている場合があります。
このような食べさせ方をすると、うまく離乳食を飲み込めず口から出してしまったり、舌を使って食べ物を歯茎に移動させて噛むことができず丸呑みの原因になります。
食べさせるときは必ずスプーンはお子さんの下唇に置くようにして、お子さん自ら上唇で離乳食を取り込むようにサポートしましょう。
そして、ごっくんと飲み込んで口の中が空っぽになってから、次の一口を食べさせてくださいね。
また、口の中が敏感なお子さんはスプーンの材質でもシリコンスプーンが好きだったり、プラスチックが良かったり、好みがありますので、スプーンの材質や形なども色々試してみると良いかもしれません。
また、好きなキャラクターの食具やスプーンにしてあげると食欲アップにつながることもありますよ。
☆鉄分について
鉄を多く含む食品は以下ものがあります。
≪ヘム鉄≫
レバー、牛肉、豚肉、鶏肉、かつお、まぐろ、さんま、などの赤身の肉や魚、卵黄
≪非ヘム鉄≫
ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、納豆、高野豆腐、切り干し大根、オートミール
これらの食材で摂るのが難しい場合は、育児用ミルクやフォローアップミルク、鉄分が添加された赤ちゃん用のお煎餅やクッキー、コーンフレーク、ふりかけなどもありますので、お子さんが好きそうなものを試されてみてくださいね。
貧血の最もわかりやすい身体所見は、目の下まぶたを下げると眼瞼結膜(あっかんべーをしたときの目の下の部分)が白っぽく見えると貧血の可能性が高くなります。
他には、顔色や唇が白っぽい、食欲や元気がない、疲れやすい、ぼーっとしている、周囲への無関心、夜泣きなどの症状があります。
貧血が気になる場合は小児科の先生に診てもらい、貧血の検査をしてもらうことをおすすめします。
保育園の入園も控えており、ご不安や焦るお気持ちもありますすよね。
我が子も少食偏食が激しく、離乳食も全然食べないままで入園を迎えてとても不安でしたが、保育園の先生方は日々沢山の子供を相手にしているので、少食偏食の子への対応にも慣れていらっしゃり心強かったですよ。
一人ひとりに合わせた食べさせ方(食べやすくつぶしたり、混ぜたり、声掛けをしたり)をしてくださったり、一口でも食べられたメニューを教えてくれたりと本当にありがたかったです。
園によって個別対応の範囲は違うかと思いますが、できる限りの協力はしてくださると思いますので、むーみんママさんも悩みやご不安があれば保育園の先生方にもご相談されてみてくださいね。
お子さんによっては保育園など集団生活の場だと周囲から良い刺激を受けて苦手なものも食べるようになる場合もありますし、
日中お母さんと離れたり卒乳をきっかけに、食事に興味が出てくるお子さんもいらっしゃいます。
また、どんなお子さんでも成長発達や活動量の増加とともに必ず食べる量は増えていきますので、どうか焦らず進めてみてくださいね。
長くなってしまいましたが、今回ご紹介した方法でこれならできそうだなと思うことがありましたら、ぜひ試されてみてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。
2020/11/30 22:31

むーみんママ
0歳11カ月
すぐにお返事いただきありがとうございました!
なかなか離乳食に対して、私自身が苦戦してとても不安で、周囲に相談するのも相談しにくかったので本当に悩んでいました。
今回、回答いただき少し気持ちも楽になりました。
是非、回答内容を少しずつ試してみたいと思います。
保育園へ入ることができ、先生の協力が得られれば良いなとの思います。
本当にありがとうございました!感謝!
なかなか離乳食に対して、私自身が苦戦してとても不安で、周囲に相談するのも相談しにくかったので本当に悩んでいました。
今回、回答いただき少し気持ちも楽になりました。
是非、回答内容を少しずつ試してみたいと思います。
保育園へ入ることができ、先生の協力が得られれば良いなとの思います。
本当にありがとうございました!感謝!
2020/12/1 0:33
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