授乳中の大豆製品摂取について

たるぎちょこ
タイトル通りです!
現在もうすぐ3ヶ月の娘を完母で育てております

大豆製品が大好きです。
気が付いたら毎日かなりの量を摂っているのでは?と思い相談させて頂きます。昨日食べた大豆製品です↓

朝 納豆(小さいサイズ)、絹豆腐と油揚げの味噌汁軽く1杯、豆乳150mlくらい
昼 厚揚げ
おやつ お餅にきなこ(大さじ2〜3)
夜 納豆 (小さいサイズ)

 とりすぎでしょうか?
また摂りすぎた時授乳で赤ちゃんに影響はありますか?
 宜しくお願いします  

2020/7/10 13:01

久野多恵

管理栄養士
たまちよさん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。

授乳中の大豆製品摂取についてのご相談ですね。

大豆イソフラボンの安全な一日摂取目安量の上限値70〜75mg/日とされています。

ご記載頂いた大豆製品に含まれる大豆イソフラボン量を計算すると、以下になります。

・納豆1パック(40g) 29mg
・絹豆腐(20g)     6mg
・油揚げ(10g)     4mg
・豆乳(150ml)   37mg
・厚揚げ(50g)    20mg
・きな粉(15g)    40mg   
・納豆1パック(40g) 29mg

これらを合わせると、165mgですので1日の摂取目安量の上限値を超えております。厚揚げや絹豆腐の量は予測値で計算していますが、それを考慮しても大豆製品の摂取が多い印象です。

食品安全委員会は、妊婦、胎児、乳幼児、小児については、大豆イソフラボンを日常の食生活に上乗せして摂取することは、推奨できないとしていますが、授乳婦に関しては、明確な注意喚起はありません。 
サプリメントで上乗せして摂取しているわけではないので、赤ちゃんへの影響が考えにくいですが、お母様のお身体へも有益な結果が見いだせない事から、少し制限されて摂取する事をお勧め致します。

ご参考までに、ご提案ですが、納豆は1日1パックとし、豆乳は牛乳に変更し、きな粉は大さじ1(5g)程度までとすると、大豆イソフラボンの1日の摂取目安量の範囲内に収まります。

たんぱく質は大豆製品だけでなく、肉・魚・卵なども取り入れ、バランスよく食べる事で、アミノ酸バランスも良くなり、必要な栄養をまんべんなく取り込む事が出来ます。 
大豆製品がお好きなことはとても素晴らしい事ですが、上限量も考慮しつつ、1日に取り入れる量を考えていけると良いですね。 よろしくお願い致します。

2020/7/10 18:02

たるぎちょこ

0歳2カ月
こんばんは
とても詳しく、そして分かりやすく答えてくださりありがとうございます!

流石に目安の倍以上は摂りすぎですね。笑ってしまいました…
  
明日からは朝牛乳に変更して、お味噌汁も野菜にしてみたりたまにコンソメスープなどにしてみようと思います! 

ありがとうございました 

2020/7/10 18:28

久野多恵

管理栄養士
たまちよさん、お返事ありがとうございました。

今回疑問を持たれて、質問をして下さって良かったです。
ご自身でも改善点を良く把握しておられ素晴らしいですね。 具だくさんの野菜の味噌汁はとても良いと思います。 豆乳よりも牛乳の方がカルシウムは多いので、カルシウム摂取としては、牛乳はお勧めですよ。 よろしくお願い致します。

2020/7/11 7:05

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