コップ飲みについて

まっこさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
もうすぐ1歳3か月のお子さんのコップ飲みについてのご質問ですね。

今の「舌でコップを挟んで飲む」飲み方は、赤ちゃんのころの飲み方が少し残っている状態ですが、ほとんどの場合自然に修正されていくので、あわてて矯正する必要はありませんよ。

自然に切り替わるお子さんもいますが、この飲み方が長く続くと、将来的に口がぽかんと開きやすかったり、発音が舌たらずに聞こえるといったことにつながる場合がありますので、いまから少しずつ『上唇の使い方』を意識づけるのがおすすめです。

オススメの練習方法としては、

・小さめのコップを使う
⇒口に含む量が自然に減り、舌を突き出さずに飲みやすくなります。

・一口ずつ飲む練習
⇒「ごくごく」よりも「ちょん」のイメージで。
「ちょっとだけ口に入れてみようね」「ペロッて飲んでみよう」など声掛けしながら進めてみましょう。

・とろみをつけた飲み物で練習
⇒とろみのあるもの（ポタージュやゆるめのヨーグルトなど）を少しだけコップに入れ、上唇で「すくって飲む」感覚を覚えさせます。
液体が重いので、舌で前に押し出すよりも上唇を使うようになります。

など、
練習を重ねることで上唇のコントロールが上手になり、自然と正しいコップ飲みに近づきますので、お子さんのペースに合わせて進めてみてくださいね。

またお困りの際にはご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

はい、その進め方で大丈夫ですよ。
自分で積極的に飲みたいお子さんやよく飲むお子さんは、早くたくさん飲むために舌を使ってしまうことがありますが、お茶などごくごく飲みたいものはそのままでもＯＫです。
そのうえで、スープやヨーグルト、牛乳など、ごくごく飲む必要がないもので少しずつ練習していかれてくださいね。

ストローマグは長期間（2〜3歳以降も常に）使い続けると、口の周りの筋肉の発達がゆるやかになる傾向がありますが、コップ飲みへの移行途中としては、決して悪いものではありません。
1歳台の今ストローマグを多用すること自体は全く問題ありませんし、舌や唇の使い方が安定してくるまでは、ストローで飲むことも「飲む力」を維持する練習になりますよ。

どうぞよろしくお願いいたします。