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卵白を試すタイミング

どな
こんにちは。
現在8ヵ月、2回食、完母の娘です。
1回量が炭水化物(6倍粥)50〜60g、野菜、果物30g、タンパク質半量ずつ2種を20分程度で完食しています。
 卵はひとさじから始め、固茹での全卵黄を2回試しましたが、卵黄1個分のメニューがなかなか難しく、2回試した他は卵黄1/2をお粥や野菜等に混ぜて10回程食べています。
卵白を試す前に、全卵をもう何回か試した方が良いでしょうか? 卵白にアレルゲンが多いと聞くので、試すのを躊躇してしまっております。。

また、食べる量が炭水化物だけ50〜60gと最低目安量となっています。もう少し食べられるかもしれないのですが、これ以上の量になってくると口をあまり開けなくるので、60g用意して食べながら様子を見ています。体重は1ヵ月で600g程度増えているので問題ないかと思うのですが、栄養バランス的には大丈夫でしょうか?

お忙しい中申し訳ありませんが、ご教示頂けますと幸いです。 

2020/7/9 11:40

一藁暁子

管理栄養士
どなさん、こんにちは。
またご質問いただきありがとうございます^^
今回は卵の進め方や栄養バランスについてのご質問ですね。

卵は食物アレルギーの心配もあり、離乳食で与えるのは慎重になりますよね。
7~8か月ごろの卵の進め方は以下の順番で少しずつ増やしていくと身体への負担も少なく安心ですよ。

① 卵黄1個分使ったメニューを食べさせる
② 熱湯で20分以上ゆでた卵の卵白を耳かき1匙分試す(固ゆでの卵黄に刻んだ卵白を混ぜて与えてもOK)
③ 卵白のみを小さじ1杯程度食べられたら、全卵1/3程度まで少しずつ増やす。

どなさんのお子さんは卵黄1個分のメニューをすで問題なく食べられておりますので、②の熱湯で20分以上ゆでた卵の卵白を耳かき1匙食べさせるステップに進んでも大丈夫です。

固ゆでにしたゆで卵に慣れてきたら、スクランブルエッグやオムレツ、卵焼きなど色々な卵のメニューを食べさせても良いのですが、卵白は生の状態だとアレルゲン性が高くなりますので、離乳食で与える場合には必ず中までしっかりと加熱したものを食べさせるようにしましょう。
農林水産省ではサルモネラ菌食中毒のリスクからも2歳以降までは生卵を食べさせないように注意喚起しています。

離乳食の量については、主食・主菜・副菜と栄養バランスよく、量も目安量の範囲内でしっかり食べられているのでとても良いと思います。
主食の量が目安量の下限値くらいとのことですが、目安量はあくまで目安(この月齢のお子さんが食べる量の平均値)ですので参考として考えていただいて大丈夫ですよ。

食事量はお子さんの食欲や味の好み、体調などよってその時々変化があると思いますので、現在どなさんがされているように一応多めにごはんを用意しておき、お子さんの様子をみながら食べさせると良いと思います。
また、各食品に含まれる栄養素は色々な食品から偏りなく摂った方が相互作用で効果的に働きますので、できるだけ今の月齢で食べられる食材やメニューは色々と食べさせるように心がけてみてくださいね。

体重もしっかり増えており順調ですね!成長・発達に必要なカロリーを母乳や離乳食でしっかり摂れている証拠ですよ。
ちなみに完全母乳栄養のお子さんは成長とともに鉄分不足による貧血のリスクが高くなりますので、離乳食でレバーや赤身の肉や魚、卵黄や大豆製品、ほうれん草や小松菜、フォローアップミルクなどを離乳食で使って鉄分を補ってあげると良いかと思います。

とても上手に離乳食を進められていますので、今後もこの調子でお子さんのペースに合わせながら無理せず進めてくださいね。
また気になる点やご不安なことがありましたらご質問ください。
よろしくお願いいたします。



2020/7/9 14:15

どな

0歳8カ月
前回のお礼が抜けてしまっていました、すみません。前回も今回もご丁寧にありがとうございます。

卵白の進め方ありがとうございます。
試すの緊張しますが、来週からゆっくり試していきたいと思います。

離乳食へのアドバイスも細かくありがとうございます。大人が食べずあまり買わない食材が進まず、同じ食材が多くなってしまいがちなので、 色んな食材を使ったメニューを提供していきたいと思います。
鉄分でフォローアップミルクとありますが、新生児から飲むミルクが余っており、それを使っています。この時期だと、フォローアップミルクの方が栄養バランス的には良いでしょうか?
再度の質問をすみません。。

 
体重は増えすぎ?な気もしますが…
幸いにも娘が食事を楽しんでくれているので、これからもがんばります!

2020/7/9 16:05

一藁暁子

管理栄養士
どなさん、お返事ありがとうございます。
鉄分については、育児用ミルクよりもフォローアップミルクのほうが多く含まれていますが、育児用ミルクにも鉄分は添加されているのでどちらを使用されても問題ありませんよ。

フォローアップミルクには育児用ミルクと比較すると亜鉛や銅などの微量栄養素が添加されておらず、タンパク質や鉄分、カルシウムなどの栄養素が強化されています。(亜鉛や銅は離乳食を食べられるようになれば、不足の心配はありません)
育児用ミルクは母乳の代替品、フォローアップミルクは牛乳の代替品としての役割があります。
フォローアップミルクに切り替える目安時期は、離乳食をしっかり食べられるようになる9か月以降が良いとされていますが、なかには1歳以降の摂取を推奨する商品もありますので、缶の記載を参考にしてくださいね。
よろしくお願いいたします^^


2020/7/10 9:59

どな

0歳8カ月
ご丁寧にありがとうございます。
今残っている育児用ミルクを使い切った段階で、フォローアップミルクへの移行を考えたいと思います。
昨日教えて頂いた要領で本日卵白の試しも始めました!
またご相談させて頂くと思います、その際はよろしくお願い致します!
ありがとうございました(๑>◡<๑) 

2020/7/10 14:09

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