食事のサポートのやり方

よったんさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。

１歳３か月のお子様の食事サポートについてのご相談ですね。
現状を踏まえてご質問に順番にお答えいたします。

①手づかみ食べが出来るのはとても素晴らしいことですね。
まだ親御さんの言葉をはっきり理解できる月齢ではないですし、上手に食べる事を目的としなくても良い時期ではありますので、お子様のペースを大切にしながらも、誤嚥しないように見守って食事を進めるというスタンスで良いと思いますよ。
食べるペースが早い場合は、親御さんが少しずつお皿に乗せてあげて、早すぎるペースを抑えてあげるのは良いと思います。
食事のペースを掴んだり、良いマナーや上手に食事を進められるようになるための、練習期間だと思って進めて良いです。
完璧に出来る事を目的とせずに、お子様の食べる意欲を欠かないように、誤嚥・窒息には十分に注意して、今の進め方で進めて良いと思いますよ。いずれ、食事の一口量を学んできたり、食べる量やペースも分かってきます。　今は焦らず、食事が楽しいということを教えてあげて、お子様のやりたいように進めてあげることも大切なのかなと思います。
一口量を学んでいくには、前歯でかじり取って食べるということも大切なので、お子様の口幅よりも極端に大きいものを与えてかじり取って食べる事も徐々に教えてあげられると良いですね。

②スプーンの練習は強制であったり、無理にすすめるということはあまり望ましくないので、あまり力を入れすぎずに、食卓にスプーンやフォークを置いて、お子様自身に興味が出てきたら進めると良いと思います。
まだ手指の発達が充分でない時期ですので、早く練習しすぎても上手に持てなかったり、口に運ぶことも難しかったりして、スプーン自体を嫌がってしまうこともあります。
まだ焦る時期ではないので、スプーンを持ちたいという意欲がないのであれば、時々練習してみるというペースでも良いと思いますよ。
今は実際に手でいろいろな食材を触って、その食材の特性を沢山学んでおきたい時期でもあります。スプーン持ちがあまり進まないのであれば、手づかみ食べを充分にさせてあげる期間にしても良いと思います。
サポートの仕方は間違ってはいないですが、焦らずゆっくりと進めていきましょうね。
よろしくお願いいたします。