溶けたラップを食べたかもしれない

たらこさん、こんにちは。
ご相談りがとうございます。
現在妊娠中で、加熱後に食品にラップがくっついてしまい、お腹の赤ちゃんへの影響が心配とのことなのですね。

サランラップは耐熱温度が約140℃あり、電子レンジ調理で食品にペタッとくっつくことはあっても、穴や破れがなければ溶けて食品に混入する可能性は低いかと思います。

仮に、ごく微量ラップが溶けて食品に接触しても、食品用ラップは食品衛生法で規定された「溶出試験」に合格した原料を使用しているため、通常使用で有害な化学物質が溶け出す心配はほとんどありません。

万が一、ごく微量が食品に移ったとしても、胎児への影響が出るような量ではありませんのでご安心くださいね。

油の多い食品は加熱により油分が高温になりやすいため、ラップをふんわりかけるか、レンジ用フードカバーを使用されると安心です。

またお力になれることがありましたらお声掛けください。
どうぞよろしくお願いいたします。

たらこさん、お返事ありがとうございます。

＞ラップが目に見えて確実に溶けて破れて穴があいてしまったような場合でも、その食品（溶けたり穴があいたラップと接触している部分を含む）を食べても胎児・母体ともに影響が出るような量にはならないという認識でよろしいのでしょうか。

⇒はい、その認識で大丈夫です。
ラップの原料（ポリ塩化ビニリデンやポリエチレンなど）は、食品への溶出量が極めて低く抑えられているため、もしラップが溶けて穴があき、食品に直接接触したとしても、口から入る量はごく微量で、胎児や母体に影響が出るレベルにはならないと思われます。
人体に有害な影響がないことが確認されたうえで販売されていますので、その点はご安心いただいて良いかと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。