離乳食をスムーズに食べなくなった、量が減った

トロさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

１歳1か月のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
現状を踏まえてご質問に順番にお答えいたします。

〇この時期は自我が芽生え始めて自己主張が伸びる時期なので、今まで食べていたものを食べなくなったり、口から出したり、遊びだしたりということは良くあります。お子様によって好みが違いますので、これなら食べるというレシピも難しいですが、離乳食完了期の当アプリのレシピを添付しますので、ご活用ください。

【1歳～1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)のレシピ・作り方】
https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe/category-18

大人の取り分け食として、下記もお勧めです。
【鮭のホイル焼き】
鮭の代わりに鶏のササミなどでも良いですが、その時ご自宅にある野菜とたんぱく源をホイルで包み、魚焼きグリルやフライパンなどで蒸し焼き状態にするだけで、大人もお子様も食べられる簡単メニューになります。　野菜は、ジャガイモや玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などはいかがでしょうか？　野菜は冷凍の野菜を使用して頂いて大丈夫です。　冷凍ミックス野菜などを活用すれば、野菜を切る手間も省けます。大人はぽん酢等をかけて召し上がり、子供用には、包む前にチーズやバターやマヨネーズなどを一緒に入れて塩味をプラスしてあげたり、少量であればポン酢も使用しても大丈夫です。

【具だくさんスープ】
寄せ鍋感覚で用意できる具材を鍋でコトコト煮て、コンソメやしょうゆベースで薄く味付けすると、大人も美味しく飲めるスープになります。　ツナや豆腐や肉などのたんぱく源も入れ込むと栄養バランスが整います。

【トマト煮込み】
鶏肉を入れると美味しいですが、お子様のお好きな食材で良いです。　白身魚のトマト煮込みも美味しいです。　これも鍋に冷凍野菜とたんぱく源を入れて、ホールトマト缶を入れて煮込むだけの料理です。　ケチャップやコンソメなどで味をつけてお子様にも召し上がっていただけます。　トマトは旨み成分が強い食材なので、薄味でも大人も美味しく食べられますし、お子様用に取り分けした後に、大人用にしかりと味をつけ直しても良いですよ。

【煮物】
冷凍のミックス野菜を使用しても良いです。　出し汁で煮込み、大人用に味付けをした後ならば、外側の味が濃い部分を削ったり、お湯の中でシャバシャバしたり、お湯を足すなどして、お子様用にしてあげると良いです。


〇きちんと食べられたときは思いっきりと褒めて、して欲しくないことは冷静に対応したり、背中を向けて注目しないという対応で良いと思います。　自我の芽生えは、お子様が健やかに成長している証となります。　スムーズに食事を進める事だけが正解ではないですし、たくさん失敗したり、たくさん試行錯誤してい進めていく過程で、親と子の絆が生まれたり、親が成長したり、子供の財産となる経験値が上がるのだと思います。　頭でわかっていてもお辛いとは思いますが、今の経験も今後の糧となりますので、寄り添っていけると良いですね。


〇夜起きる理由がお子様に酔ってそれぞれなので、はっきりしたことはわからないです。　お腹がすいて起きたり、親御さんに甘えたくて起きたり、寝苦しさがあったり、日中の情報を処理している過程で、覚醒してしまうということもあるようですよ。


〇発熱していたのですね。熱が下がったとしても、鼻水症状が残っていたり、咳などがあると、食事が進みずらいということはあります。また見た目は元気であっても、消化機能が低下していて、回復するのに数週間かかることもあります。
食べないと心配になってしまいますが、風邪の回復途中であるということもあるでしょうし、自我の芽生えということもあると思いますので、焦らず、お子様のペースをみまもりつつ、進めていきましょう。大人の理想通りに進めることが正解ではないですよ。お子様は失敗の中からいろいろ学んでいきますので、それを寛大な心で受けとめてあげつつ、親御さんも無理せずに、リフレッシュしながらお過ごしくださいね。

よろしくお願いいたします。