ビタミンAの過剰摂取

Tama
妊活中から、鍼灸院で栄養指導をうけサプリメントを使っています。

現在妊娠初期5週3日です。
妊娠4週目まで、ビタミンA7,500mcgをほぼ毎日摂取していました。
妊娠4週5日目で、妊娠検査薬で妊娠判明後、ビタミンAは停止しています。
過剰摂取の量と思うのですが、奇形発生率はどの程度でしょうか。
また今からできる対策などあるものでしょうか?

2025/6/1 17:36

久野多恵

管理栄養士
Tamaさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

妊娠中のビタミンAについてのご相談ですね。
ビタミンAには主に2種類に分類され、過剰摂取に気をつけなければいけない動物性のレチノールと、過剰分は排出される植物性のβカロテンがあります。 
レバー・うなぎ・あん肝などは食べ過ぎるとビタミンA過剰摂取に繋がります。
植物性のビタミンA(βカロテン)は、食事から摂りすぎるという事は考えにくいですし、過剰分が体外に排出されるので、積極的に取る必要があります。

どのような種類のサプリメントであるか不明なので、過剰摂取の影響や奇形発生率などもわかりません。詳しくは、医師や薬剤師にご相談ください。

日本人の食事摂取基準によると、妊婦が1日に摂取したいビタミンAの量は、18~29歳の妊婦なら、妊娠初期~中期で650μg、妊娠後期で730μg。30~49歳の妊婦は、妊娠初期~中期で700μg、妊娠後期で780μgとされています。
また、耐容上限量(1日にこの値を超えて摂取すると、過剰症のリスクが発生する量)は、2700μgとされています。妊婦は、この耐容上限量を超えないようにすればよいですが、レチノールの多いレバーやうなぎ等に気を付けて、食事からの植物性のビタミンAは意識して摂取してくださいね。

厚生労働省の方から、妊娠中に推奨されているサプリは、葉酸のみとなります。 その他のサプリメントについては、思わぬところで過剰摂取なったり、医師が推奨してない物もありますので、継続して飲まれる場合は、主治医に確認の上摂取してくださいね。

2025/6/4 6:09

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