閲覧数:339

好き嫌いへの対応

りんご
こんにちは。
息子の好き嫌いがより一層激しくなってきました。

主にタンパク質ですが、肉や魚は口に入れるとベーっと吐き出します。卵料理は口に入れる前から身震いです。とろみをつけたり、細かくしてみたり、他のものに混ぜ込んでみたり色々試していますが、なかなかです。
最近はベビーフードもダメになり、口すらつけてくれません。一歳以上のベビーフードを使っていますが、月齢が上がってもトロトロなのでしょうか?
また、機嫌が悪い時は好きなものも食べなくなってしまいます。

苦手なものも何回か出して克服するという記事を見たりするのですが、他のものも食べなくなるのは困るし、 せっかく手間をかけて作っても嫌な顔をされると穏やかな気持ちで対応できなくなってきました。
どうしたらいいのでしょうか?

 今はもっぱら手づかみ食べです。食べる時は目安量はペロリと食べます。食後の授乳はご飯を食べる食べないに関わらずなくなりません。母乳以外の水分もなかなかとってくれないので飲ませてしまっています。

 よろしくお願いします。

2020/11/1 10:28

一藁暁子

管理栄養士
りんごさん、こんにちは。
ご相談ありがとうございます。
1歳4か月の息子さんの好き嫌いが激しくなってきたのですね。
肉や魚、卵などのタンパク質が苦手なご様子とのこと、以前は食べていたけど、ここ最近になって急に食べられなくなったご様子でしょうか。
1~2歳頃はその時の気分によって食べたり食べなかったり、また急に好き嫌いが出てきたりする時期です。もし以前は食べられていた食品であれば、好き嫌いは一時的なもので、また成長とともに食べられるようになる場合が多いですよ。

肉や魚、卵などはパサパサしていたり、調理方法によっては硬くて食べにくくなる場合もあります。
赤ちゃんの噛む力が大人と同じくらいになるのは2歳半以降と言われていますので、まだ指でつぶせるくらいの硬さ(肉団子くらいの硬さ)程度には柔らかく調理してあげましょう。
噛むことに慣れてくると、あまりぐにゃっと柔らかすぎたり、トロトロした食感のものが苦手になってくるお子さんもいますので、そのようなものが苦手な様子なら無理に与える必要はありません。
タンパク質でもお豆腐や牛乳、ヨーグルトは食べられるようなら、お豆腐に少量のひき肉やツナを加えた豆腐ハンバーグを手づかみで食べさせたり、
卵も少し甘味のあるフレンチトーストやホットケーキ、蒸しパンなどにして食べさせてみるのもおすすめです。
すでに色々なお料理を作って工夫されているかと思いますが、お子さんの苦手をなくすことよりも、好きな料理や食材を増やしていくことを目標に、親子で一緒に好きなもの探しをしてみてくださいね。


苦手なものも何回か出してみるというのは、苦手な食べ物だからとずっとお子さんに食べる機会を与えないでいると、苦手克服の機会がなくなってしまうからです。
苦手なものの量は一口、一つまみ程度でも良いですし、お子さんに嫌な顔をされたり、残されるのが辛いと感じる場合にはりんごさんの気持ちに余裕があるときだけで大丈夫です。
お子さん用に作ると残された時のショックも大きいかと思うので、親御さんの料理の取り分けや調理の手間がない冷凍食品やスーパーのお惣菜などを利用されてもよいですよ。

ついお子さんが食べる様子をじーっと見つめたり、「なんで食べないの?」「残さず食べなさい」と言いたくなる気持ちもでてきてしまいますが、食べることを強要させたりプレッシャーを与えると余計に食べることが嫌になってしまい逆効果となる危険性があるので、食べなくても気にしていない感じにふるまうことがポイントです。そしてもし苦手食材を少しでも食べられたら沢山ほめてあげましょう。
「これおいしいけど一口だけ食べてみる?」「○○くんの好きな味付けにしてみたよ。においだけでもかいでみる?」「食べると元気100倍になるよ」などお子さんが興味が出そうな言葉がけをしたり、
りんごさんや一緒に食べている周りの人がおいしく食べる様子を見せてあげるなど、苦手な食べ物が息子さんにとって良いイメージになるような声掛けや対応をされると効果的ですよ。

偏食はある日突然食べられる(食べてみようかなと思う)日がやってきますが、食べるようになるまでのどれくらいかかるかは人それぞれ違いますので、すぐに好き嫌いはなくならないかもしれません。
それでも気長に前向きな気持ちでお子さんの偏食に付き合っていくことで、りんごさんの愛情や努力や気持ちは必ずお子さんに伝わると思いますので、どうか焦らずゆっくりと、お子さんの成長を見守りながら取り組んでいただければと思います。

また何か気になることや困ったことなどありましたらご相談くださいね。
よろしくお願いいたします。

2020/11/2 13:29

りんご

1歳4カ月
返信ありがとうございます。

卵はかなり前から混ぜ込まないと食べず、肉魚はわりと最近です。前は豆腐バーグも普通に食べていました。

乳製品と豆腐は大好きです。豆腐バーグも肉の量を減らして作ってみようと思います。またフレンチトーストは苦手で食べませんが、蒸しパンやホットケーキは好きなのでおやつに食べさせています。

柔らかさやとろみが苦手な子もいるのですね。魚はそのまま調理するとパサついてしまいますし、何かおすすめのメニューや調理法があれば教えてください。

 どうしてもタンパク質不足になってしまうので、食べて!という気持ちが強かったのも良くなかったのだなと気付けました。好きなもの探しを一緒にしながら、苦手なものは一口からで試してみます。

2020/11/2 21:57

一藁暁子

管理栄養士
りんごさん、お返事ありがとうございます。
卵は以前から苦手で、肉魚は最近になって食べなくなってきたのですね。
苦手な食材でも混ぜ込んだり、違う調理法にすれば食べられるようであれば、栄養障害が起こるほど大変な偏食というわけではないので、タンパク質はお子さんの食べられる料理や乳製品やお豆腐などを中心に与えて、たまにチャレンジメニューとして新しい料理や苦手なものをほんの少し用意してあげると良いと思います。

お魚は焼くと水分が蒸発してパサつきやすいので、脂ののったお旬のお魚を調理したり、鮭粥やシラスごはんなどご飯に混ぜ込んだり、グラタンや蒸し料理、煮物料理など一緒に水分を加える調理法にするとしっとり食べやすくなります。
また、乳製品や味噌など香りのある調味料と一緒に調理すると魚独特のにおいも軽減されるのでおすすめですよ。

当サイトのレシピもぜひ参考にしてくださいね。
※こちらは鮭で検索しましたが、ツナやほかのお魚などでも代用できます。

離乳食完了期】鮭のハンバーグ
https://baby-calendar.jp/recipe/5311

離乳食完了期】鮭とポテトの豆乳グラタン
https://baby-calendar.jp/recipe/5257

離乳食完了期】サーモンピザ
https://baby-calendar.jp/recipe/5233

離乳食完了期】鮭と豆腐の味噌蒸し
https://baby-calendar.jp/recipe/4726

ピザやハンバーグなどの料理は、トッピングや混ぜる工程をお子さんと一緒にできるので、苦手食材の料理を親子で一緒に作ってみるのもお子さんいとって良い経験になると思います。(もしお料理を作るだけで食べられなくても、苦手食材に親しみや良い思い出を持つ経験が大事になります。)
ぜひお試しくださいね。よろしくお願いいたします。

2020/11/3 11:56

りんご

1歳4カ月
一藁さん、こんにちは。
返信ありがとうございます。

大変な偏食ではないのならよかったです。

 おすすめメニューも色々ありがとうございます。おすすめの調理法と合わせて試してみます。子供と一緒にご飯を作ったことはまだないので、そちらも一度 やってみます。  

2020/11/3 12:09

相談はこちら

相談受付中の専門家

1歳4カ月の注目相談

1歳5カ月の注目相談

離乳食の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家