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進まない離乳食
かなこ
こんにちは。久野先生には2回目のご相談になります。
娘は現在10カ月半ば、完全母乳で1日5〜6回授乳しています。身長体重は小柄ながら成長曲線には沿っています。
もともと食べてもベビースプーン4〜6さじ程と小食の娘ですが、9月ごろから離乳食時に口を開かないようになり、進みも2回食と停滞しています。 毎日そんな状態の娘に私も根負けしてしまい、食べなければすぐに切り上げて母乳を与えてしまっています。
しかし、先日受けた10カ月健診で栄養士さんに、「もう10カ月だからもっと量を食べさせなければいけない」「すぐに5倍粥に進めて」「3回食にして」「味付けがないから食べない」等沢山のことを指摘されてしまいました。
食べない娘に甘えて月齢相当の進め方をしていなかったので指摘されて当然なのですが、 沢山のことを一度に言われ、今後どのように娘の離乳食を進めていったら良いのか全く分からなくなってしまいました。
娘のペースもあり焦ってはいけないだろうし、食事を楽しいと思ってもらえることが一番だと思っているのですが、今娘がどのくらいの硬さのものを食べられるのか、どんな食材や食感を好むのかもよく分からなくて。そもそも食べることに興味がないのかも?そんな風に思うこともあり、ますますどうしたらいいのか困っています。
娘は現在10カ月半ば、完全母乳で1日5〜6回授乳しています。身長体重は小柄ながら成長曲線には沿っています。
もともと食べてもベビースプーン4〜6さじ程と小食の娘ですが、9月ごろから離乳食時に口を開かないようになり、進みも2回食と停滞しています。 毎日そんな状態の娘に私も根負けしてしまい、食べなければすぐに切り上げて母乳を与えてしまっています。
しかし、先日受けた10カ月健診で栄養士さんに、「もう10カ月だからもっと量を食べさせなければいけない」「すぐに5倍粥に進めて」「3回食にして」「味付けがないから食べない」等沢山のことを指摘されてしまいました。
食べない娘に甘えて月齢相当の進め方をしていなかったので指摘されて当然なのですが、 沢山のことを一度に言われ、今後どのように娘の離乳食を進めていったら良いのか全く分からなくなってしまいました。
娘のペースもあり焦ってはいけないだろうし、食事を楽しいと思ってもらえることが一番だと思っているのですが、今娘がどのくらいの硬さのものを食べられるのか、どんな食材や食感を好むのかもよく分からなくて。そもそも食べることに興味がないのかも?そんな風に思うこともあり、ますますどうしたらいいのか困っています。
2020/10/31 13:29
かなこさん、おはようございます。
ご相談頂いありがとうございます。
10カ月のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
今までお子様のペースで、無理強いすることなく、楽しいと思ってもらえる離乳食をつづけられてきて、とても素晴らしい事だと思います。
お子様の口腔発達や離乳食の進み具合は、個人差がありますから、月齢並みの離乳食になっていなくても焦る必要はありませんし、食べなくて毎日試行錯誤されているお母さんに一度にたくさんの事や理想論を押し付けるというのは、とても心配になるところです。
栄養士さんの月齢別の指導はその通りなのですが、あまり食べ進まない状況で、理想の食事や進み方を助言されても、お母さんが負担に思ったり、お子様に無理強いをしたり、焦りや心配な気持ちが出てきてしまいますから、良い方向には繋がらないと思いますし、お母さんに寄り添った離乳食相談を私は心掛けていますので、理想論や月齢別の目安を目指す事は推奨していません。
指摘されたことはあまり気にしないようにしましょう。 焦りや不安が募ってしまうと、四六時中離乳食の事ばかりを考えて、育児が楽しくない、子供がかわいくない、離乳食なんてなければ良いのに、という負の連鎖に繋がり兼ねないのです。 そのようなお母さんをたくさん見てきましたので、今は、お子様の口腔発達に合わせて無理なく食べ進めていけば良いです。
ただ、あまり食べないからと言って、諦めてはいけないと思います。 お子様がわからないくらいの形状の変化で、少しずつ離乳食の形状を変化させていきましょう。 離乳食はたくさん食べることが目的ではなく、お子様の口腔発達に合わせて形状の変化をしていき、「食べる力」を育ててあげる事が主眼になります。
少しずつ形状を変化させつつ、味付けや大人の食事からの取り分けを進めて、お子様の好んで食べられるものを探していけると良いですね。
形状の変化は、ベビーフードを参考にして下さいね。 離乳食後期ですが、9カ月からの離乳食後期のものでなくても良いです。 まずは7~8カ月くらいの形状のものをもぐもぐ食べられるか口元を確認しながら与えてみましょう。 もぐもぐが出来る様になったら、今度は、少しずつ大きさを増していき、奥の歯ぐきで押しつぶしてカミカミして食べるように見てあげましょう。
いずれにしても焦らなくて大丈夫ですが、色々と試して、食体験を増やしていく事は大切だと思います。
離乳食がお子様との楽しい触れ合いの時間となるように、無理せず進めて下さい。
また、悩まれたり、不安になった時は、いつでもご相談下さいね。
ご相談頂いありがとうございます。
10カ月のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
今までお子様のペースで、無理強いすることなく、楽しいと思ってもらえる離乳食をつづけられてきて、とても素晴らしい事だと思います。
お子様の口腔発達や離乳食の進み具合は、個人差がありますから、月齢並みの離乳食になっていなくても焦る必要はありませんし、食べなくて毎日試行錯誤されているお母さんに一度にたくさんの事や理想論を押し付けるというのは、とても心配になるところです。
栄養士さんの月齢別の指導はその通りなのですが、あまり食べ進まない状況で、理想の食事や進み方を助言されても、お母さんが負担に思ったり、お子様に無理強いをしたり、焦りや心配な気持ちが出てきてしまいますから、良い方向には繋がらないと思いますし、お母さんに寄り添った離乳食相談を私は心掛けていますので、理想論や月齢別の目安を目指す事は推奨していません。
指摘されたことはあまり気にしないようにしましょう。 焦りや不安が募ってしまうと、四六時中離乳食の事ばかりを考えて、育児が楽しくない、子供がかわいくない、離乳食なんてなければ良いのに、という負の連鎖に繋がり兼ねないのです。 そのようなお母さんをたくさん見てきましたので、今は、お子様の口腔発達に合わせて無理なく食べ進めていけば良いです。
ただ、あまり食べないからと言って、諦めてはいけないと思います。 お子様がわからないくらいの形状の変化で、少しずつ離乳食の形状を変化させていきましょう。 離乳食はたくさん食べることが目的ではなく、お子様の口腔発達に合わせて形状の変化をしていき、「食べる力」を育ててあげる事が主眼になります。
少しずつ形状を変化させつつ、味付けや大人の食事からの取り分けを進めて、お子様の好んで食べられるものを探していけると良いですね。
形状の変化は、ベビーフードを参考にして下さいね。 離乳食後期ですが、9カ月からの離乳食後期のものでなくても良いです。 まずは7~8カ月くらいの形状のものをもぐもぐ食べられるか口元を確認しながら与えてみましょう。 もぐもぐが出来る様になったら、今度は、少しずつ大きさを増していき、奥の歯ぐきで押しつぶしてカミカミして食べるように見てあげましょう。
いずれにしても焦らなくて大丈夫ですが、色々と試して、食体験を増やしていく事は大切だと思います。
離乳食がお子様との楽しい触れ合いの時間となるように、無理せず進めて下さい。
また、悩まれたり、不安になった時は、いつでもご相談下さいね。
2020/11/1 10:31

かなこ
0歳10カ月
久野先生、ご回答ありがとうございました。
形状の変化というところもどのように進めるべきかわからなかったので、詳しく教えていただけて良かったです。
最近は、離乳食初期から使っていたスプーンよりも深めのスプーンを使い、白湯と離乳食を交互にあげると口を開けてくれるようになりました。(ご飯が口に入ると「騙された!」みたいな表情をしますが)
もしかしてこれは形状が好みでなかったり合っていなかったりするサインだったりするのでしょうか?良かったら教えてください。
また、離乳食を手作りする気力も湧いてきました。
お野菜やおかゆなどは手作りし、食材の形状を確認したり、手作りでは調理しにくいレバーやお魚、お肉などはベビーフードや缶詰を使うなど、自分に合った食材のやりくりもできるようになってきました。
先生に質問させていただいて、混乱していた頭の中が整理され、何に重きを置いて離乳食を進めるべきか再確認することができました。ありがとうございました。
形状の変化というところもどのように進めるべきかわからなかったので、詳しく教えていただけて良かったです。
最近は、離乳食初期から使っていたスプーンよりも深めのスプーンを使い、白湯と離乳食を交互にあげると口を開けてくれるようになりました。(ご飯が口に入ると「騙された!」みたいな表情をしますが)
もしかしてこれは形状が好みでなかったり合っていなかったりするサインだったりするのでしょうか?良かったら教えてください。
また、離乳食を手作りする気力も湧いてきました。
お野菜やおかゆなどは手作りし、食材の形状を確認したり、手作りでは調理しにくいレバーやお魚、お肉などはベビーフードや缶詰を使うなど、自分に合った食材のやりくりもできるようになってきました。
先生に質問させていただいて、混乱していた頭の中が整理され、何に重きを置いて離乳食を進めるべきか再確認することができました。ありがとうございました。
2020/11/11 16:44
かなこさん、ご丁寧なお返事ありがとうございます。
スプーンを変えたり、食材と白湯を交互にあげたり、いろいろ試行錯誤されて毎日頑張っていますね。
形状の好みについては、口腔機能の発達もお子様によって違いますし、どのようなサインが見られるかは個人によって違います。すべての食材を同じ形状にしなくても良いですし、どろどろのものがあったり、少し粒感を残したり、食べずラサを感じるものは吐き出したり、そのような経験をたくさん積む事で、だんだんと口の発達がなされてくるのだと思いますよ。
今は食べる事の練習期間です。上手に食べられなくても、吐き出しても、思う様に進まなくても、そのことに一喜一憂せずに、お子様の個性だと思って寛大な気持ちで見てあげていくと良いですね。 お母さんの気持ちの少しのゆとりがお子様にも伝わり、食べ進むということにも繋がってくると思います。
離乳食を手作りしたり、ベビーフードをうまく活用できていますね、 自分に合った食材をやりくりできるのは上級者ですよ。 とても素晴らしいと思います。
また何かお手伝いできる事があればいつでもお声掛け下さいね。
スプーンを変えたり、食材と白湯を交互にあげたり、いろいろ試行錯誤されて毎日頑張っていますね。
形状の好みについては、口腔機能の発達もお子様によって違いますし、どのようなサインが見られるかは個人によって違います。すべての食材を同じ形状にしなくても良いですし、どろどろのものがあったり、少し粒感を残したり、食べずラサを感じるものは吐き出したり、そのような経験をたくさん積む事で、だんだんと口の発達がなされてくるのだと思いますよ。
今は食べる事の練習期間です。上手に食べられなくても、吐き出しても、思う様に進まなくても、そのことに一喜一憂せずに、お子様の個性だと思って寛大な気持ちで見てあげていくと良いですね。 お母さんの気持ちの少しのゆとりがお子様にも伝わり、食べ進むということにも繋がってくると思います。
離乳食を手作りしたり、ベビーフードをうまく活用できていますね、 自分に合った食材をやりくりできるのは上級者ですよ。 とても素晴らしいと思います。
また何かお手伝いできる事があればいつでもお声掛け下さいね。
2020/11/12 9:57
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