減塩の食事工夫について

まー
こんにちは。
臨月に入り、血圧がやや高めに出ることがあり、健診時に塩分気をつけるようにと医師より指導がありました。
家で測定すると普通ですが、健診にいくとやや高めになります。(昔から、、、)ただ、脚もむくみやすくなってきているため、気をつけなくてはと思ってます。

減塩と聞くと、汁物の汁をなるべく飲まない、出汁を効かせる、減塩の塩やしょうゆを使う、蒸す、茹でるとかぐらいしか思いつかなくて。
減塩でも美味しく食べるコツ、味付けの仕方(香辛料など)、食べ物など調理の工夫ついてアドバイスいただきたいと思い相談させていただきました。
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。

2025/3/7 12:34

久野多恵

管理栄養士
まーさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。

減塩を意識されているのはとても素晴らしいですね。
妊娠中はもちろんのこと、生涯塩分摂取を気にされるということは生活習慣病予防にとても大切なので、日頃から習慣的に減塩していけると良いと思います。

減塩のコツとしては以下の通りです。
●だしをきかせる。(塩分入りの粉末だしではなく、天然だしを使用する。)
●香りをきかせる。(生姜、ゆず、わさび、スパイスなどを使用する。)
●酢や柑橘類などの酸味をきかせる。
●食材本来の持ち味を活かす。
●調味料は計って使う。(食卓に調味料を置かない。)
●外食時や市販の惣菜を利用するときは特に塩分表示に注意する。

汁物は、薄味にし中に入れる具材を多くしましょう。野菜類が増える事で汁量が減りますので、減塩になりますし、野菜類に含まれるカリウムがナトリウムの排泄を促しますので、体から塩分を出してくれる働きをしてくれます。 毎食しっかりと野菜を摂るようにしましょう。 

汁物やスープ類はどうしても塩分が多くなりますので、減塩を意識しても1杯で1g程度の塩分が摂れてしまいます。1日1回程度にして、具だくさんの汁物を意識しましょう。

調味料は、減塩のものが数多く市販されていますので、そちらを選んでいただくのも良いと思います。
おかずを多く作る場合は、例えば主菜の1品は味がしっかりとしていても良いですが、そのほかの副菜等は、主菜の味で食べるようにして、薄味にすると減塩になります。

高血圧の予防の為には、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル、代謝を活発にするビタミン類を十分にとる事も大切です。
野菜、きのこ類、海藻類、果物類、乳製品、たんぱく質をしっかりと摂る事でこれらの栄養素が補えます。

休養と必要な栄養素を十分にとり、ストレスを避け、適度な運動(医師の許可の範囲)とリラックスした気持ちで生活する事が大切です。

以上の点、良かったら参考になさってくださいね。

2025/3/9 10:36

まー

妊娠37週
おはようございます。
いろいろとアドバイスありがとうございます。妊娠中だけでなく、今後にも役立つので助かりました(^^)
だしやしょうゆなども塩分量確認したら意外に含まれていて、しかも多くてびっくりしました!なるべく使用量を気にしたり、減塩のものを使用して味を確認しながら慣れていけたらと思います。
味付けや食材も参考にしていろいろ試してみようと思います。
お忙しい中、ありがとうございました。

2025/3/10 9:29

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