牛乳について

今鹿さん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

もうすぐ９か月になるお子様の牛乳についてのご相談ですね。
ミルク育児の場合、牛乳に対するアレルギーの可能性は低いとは言えますが、完全に大丈夫ということではないです。
乳アレルギーの原因となりやいのは、カゼインという動物性たんぱく質です。牛乳は、カゼインが約80％、乳清たんぱく質が約20％ですが、育児用ミルクはカゼイン約40％、乳清たんぱく質約60％となります。

育児用ミルクと同様に、牛乳量を多く摂取することで、アレルギー反応が出てしまうこともありますので、牛乳を与える場合であっても、他の食材と同様に、少量から少しずつ進めていきましょう。

牛乳の種類については、なるべく加工されていない普通牛乳をお勧めします。

牛乳の種類について
◎成分無調整牛乳…生乳100%で、成分無調整のもの。乳脂肪分が3.0%、無脂乳固形分8.0%以上のもの

◎成分調整牛乳…生乳から水分、乳脂肪分、無脂乳固形分等の一部を除去し、成分を調整したもの

◎低脂肪牛乳…成分を調整してあり、乳脂肪分を除去したもので、無脂肪以外のもの

成分を調整しているものの中には、製造の工程で材料や添加物など加えているものもあるので、お子様にはできるだけ手を加えていない自然な「無調整牛乳」である普通牛乳を選んであげると良いと思います。また、味が多少変わりますので、今後の事を考え、保育園や小学校などで提供される普通牛乳の味に慣れておくと良いと思います。　

よろしくお願いいたします。