閲覧数:126

食べムラについて

an
離乳食ではないのですが、娘の食事について相談させてください。

1歳10ヶ月、身長体重は標準より少し高め女子です。
離乳食のときから、あんまり食べない(好きなものは食べる)子でした。
最近あまりにも食が進まず、わたしが参ってしまっています。

朝 7時半〜8時ごろ
・食パン8枚切 一枚
→半分ほど食べ、残りはポタージュに浸して食べる
・おやき
・たまごやきやハンバーグ
→食べない。スープに浸すとたまに食べる
・ポタージュ(コーンやかぼちゃ)
・きなこヨーグルト

昼 12時〜12時半ごろ
・ごはん90g or うどん
・↑に、市販の豚汁やすきやき風、カレーなどのルーをかける
・さつまいも or バナナ1/2
バナナを先に欲しがり、他のものはほとんど食べなくなりました。仕方なくバナナを小さく切って、トッピングすると食べるのでそれで食べてもらっています。

夜 18時ごろ
・炊き込みごはん(具材はいろいろ) 
→何口か食べたり、食べなかったり
・鉄分ポタージュ
・野菜系の副菜→食べない
・つみれやハンバーグなどの主菜
→食べたり食べなかったり
・フルーツ
前まではどれもそれなりに食べていたのですが、最近はフルーツから欲しがってしまい、ごはんやおかずには手をつけません。あれこれやってみても食べないので、最終的には昼のバナナと同じく、フルーツをおかずなりごはんなりにトッピングして食べさせています。

朝は比較的食べてくれますが、昼と夜が本当に食べず、精神的にしんどいです。
環境としては、テレビなどはつけず、わたしも一緒に食べ始めます、グズグズしたら、歌を歌ったり、BGMを流したりして様子を見ています。それでも食べる様子が見られないときは、動画をみせてしまいます。それでも食べたり食べなかったりです。(動画がだめなことはわかっています。でもわたしのメンタルがもちません)

おやつはパンケーキや市販の赤ちゃん用のクッキーやなどをあげています。(これらは好きでよく食べます)
午前中には出かけて体を動かし、おなかは空いているはずなのに食べません。
新しいものを出してみることもありますが、全く食べないのでもう作る気力がありません。同じものを出し続けているのもよくない、とわかっていますが…

①フルーツなど、本人が食べるものをトッピングにして、食べないものと一緒に食べさせることはやめたほうがいいですか?

②昼がバナナだけ、となってしまうこともあります。(特に外食先など。お子様ランチ等も食べないので)それでも大丈夫なのでしょうか。

③このくらいの年齢の子供に対して、できる対策があれば教えてください。

長文になりすみません。よろしくお願いいたします。

2025/2/7 13:40

久野多恵

管理栄養士
anさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。
回答が遅れまして申し訳ありません。

1歳10か月のお子様の食べムラについてのご相談ですね。
自我の芽生えが出てきて、自己主張が強く出る時期でもあるので、なかなか思うように進まないことも多いと思います。
その中でも、色々試行錯誤して頑張って進められていますね。
現状を踏まえてご質問に順番にお答えいたします。

①とても難しいお答えですが、食事は食べて栄養を摂ることだけが目的ではないので、その点を考えると、いつも同じ味になったり、色々な体験ができないということはあると思います。ただ、育児は頭で考えるように進められないことも多いので、時にはフルーツに頼りたいこともありますよね。どうしてもの時はフルーツを活用するということで進めても良いとは思いますが、やり方としては、フルーツを最初から出さずに、目に見えないところにおいて、先に欲しがらないように癖をつけていくのも良いかなと思います。 すぐには改善は難しいので、徐々に進めましょう。

②バナナだけで大丈夫ということではないですが、食事はお子様なりのペースでしか進まないので、ある程度の見守りは必要ですが、バナナを見せずに食事を進めるということも挑戦して良いと思いますよ。

③この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。

大人の理想やこの時期の目安などいろいろありますが、その通りに進まないのが育児ですし、それが悪いということではなく、その時のお子様の状況で、臨機応変に対応してあげることが大切なのだと思いますよ。大人の思い通りに進めることが正解ではなく、お子様のペースに合わせつつも、強制にならないように、楽しく食事を進めていくことが大切なのだと思います。

食べるか食べないかを決めるのはお子様自身なので、食べない場合は切り上げて良いと思います。 食べるものばかり出したり、食べなければ好きなものを出してもらえるという知恵がつくことがありますので、好きなものの後出しはあまり推奨はしていないです。 食べて欲しいもの、好きなものなどいろいろ合わせて出して、食べない場合は、そこで切り上げて良いと思います。 食べないとお腹がすいてしまうということを教えてあげても良いように思いますよ。

栄養面については、補食を活用していきましょう。

この時期は間食の時間もお食事の一部をなるものを与えるのが望ましいので、食事を切り上げて摂りきれなかった栄養を間食の時間に補食として与える様に考えていけると良いですね。 間食として望ましいものは、おにぎり、ホットケーキ、蒸しパン、スティックパン、コーンフレーク、ふかし芋、ヨーグルト、チーズ、果物などです。

おやつの取り入れ方について、また、小食の対応について私が監修した記事がありますので、参考にして頂けたら幸いです。

【子どもが偏食になる原因を解説!栄養の不足分はおやつでカバー!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14916

【小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14918

偏食や食べむらの対処の基本は、「決して無理強いしない」「スプーンで食べさせるよりも、手づかみ食べを進める」「空腹をつくるためにだらだら食べをせずに、20~30分以内に終える」「気が散らないように食事環境を整える」「して欲しいことをし始めたら褒め、して欲しくないことは注目しない」です。

色々記載しましたが、何かヒントになりそうなことがあれば幸いです。 
無理なく取り組めそうなところから少しずつ進めてみましょう。

2025/2/10 23:08

相談はこちら

相談受付中の専門家

1歳10カ月の注目相談

1歳11カ月の注目相談

離乳食の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家