ビタミンAの摂取量について

あん
妊娠中のビタミンAの摂取量について質問です。

うなぎやレバーなどは1日の摂取量を
超えることがあると気を付けておりました。

朝食に200mlの野菜ジュースとフルーツグラノーラ(量は推奨摂取量の50グラムほどだと思います)を
よく取りますがビタミンAの過剰摂取になりますか?

2025/1/29 18:33

久野多恵

管理栄養士
あんさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

妊娠中のビタミンAについてのご相談ですね。
ビタミンAには主に2種類に分類され、過剰摂取に気をつけなければいけない動物性のレチノールと、過剰分は排出される植物性のβカロテンがあります。 
レバー・うなぎ・あん肝などは食べ過ぎるとビタミンA過剰摂取に繋がります。
植物性のビタミンA(βカロテン)は、食事から摂りすぎるという事は考えにくいですし、過剰分が体外に排出されるので、積極的に取る必要があります。

野菜ジュースやグラノーラに含まれるビタミンAは後者のβカロテンとなりますので、両方を毎日摂取したとしても問題ないです。

日本人の食事摂取基準によると、妊婦が1日に摂取したいビタミンAの量は、18~29歳の妊婦なら、妊娠初期~中期で650μg、妊娠後期で730μg。30~49歳の妊婦は、妊娠初期~中期で700μg、妊娠後期で780μgとされています。
また、耐容上限量(1日にこの値を超えて摂取すると、過剰症のリスクが発生する量)は、2700μgとされています。妊婦は、この耐容上限量を超えないようにすればよいですが、レチノールの多いレバーやうなぎ等に気を付けておけば、問題ないですよ。

よろしくお願いいたします。

2025/2/1 8:07

あん

妊娠10週
ご回答ありがとうございました。参考になりました。

2025/2/1 8:32

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