食べ方について

ひなむぎさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

もうすぐ１歳になるお子様の食べ方についてのご相談ですね。
手づかみ食べの進み具合には、個人差がありますから、必ずしもやらせなくてはいけないというものでもありません。　大人がいくら頑張っても、お子様自身に興味が出てこないとなかなか進みずらいものでありますので、毎回毎日チャレンジできなくても大丈夫ですよ。

用意できる時だけ、食事と一緒に手で掴めそうなものをお皿に置いてあげるだけで良いです。　それを掴んで握りつぶしたり、ぐちゃぐちゃにしたり、投げ飛ばしたりという行動も手づかみ食べの前段階として大切な行動です。　目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという一連の行動は、目と手と口の協働運動が獲得されていないと難しいです。　手に持ったものを口まで持っていくという距離感を覚える過程も必要ですし、その前段階の色々な食材をたくさん手で握って体験し、食材の特性を学ぶ機会を増やしてあげるのはとても大切です。　　
手づかみ食べは、上手に食べる事を目的とせずに、食材と触れ合う貴重な時間だと考え、握りつぶしたりすることも少し見守ってあげても良いと思います。握りつぶして手についた食材を、口まで持っていけるようにお母様が少し介助してあげるのも良いと思います。

手に持ったものを口に持っていくという距離感は、おもちゃを舐め舐めしたり、カミカミしたりする事でも身につきます。　手づかみ食べの前段階として、食事以外の時間に舐め舐め出来るようなおもちゃを渡してあげるのも良い練習になりますよ。

手づかみ食べは、離乳食後期くらいから出来る子もいれば、１歳を過ぎても興味を持たないというお子様もいます。毎回、毎食でなくても良いので、手づかみできそうな食材を時々皿に並べて、手で掴んで興味がでてきたら、進めてあげるというスタンスで良いと思います。

今は、固形のものを口に運んだら食べてくれるようなので、そのような食べさせ方で良いと思います。　無理強いせずに、少しずつ進めましょう。
お子様の手に持たせたものを大人が介助して口までもっていってあげても良いと思います。　まだ、目と手と口の協働運動が獲得されておらず、どのようにして食べたら良いかわからないのかなと思いますので、たくさん失敗したり、色々なやり方を試したり、握りつぶしたり、投げ飛ばしたり、いろいろな体験を積んで、手の力加減や口までの距離感などを覚えていきますので、上手に食べる事を目的とせずに、色々な体験をさせて、失敗体験を積んで、見守ってあげて良い時期だと思います。

いずれ出来るようになりますので焦らず進めていきましょう。
よろしくお願いいたします。

ひなむぎさん、おはようございます。
食の進み具合は個人差がありますし、手づかみ食べができないからと一喜一憂して気を落とされなくても大丈夫ですよ。
それぞれのペースで成長しますし、親が出来る事はやられていると思いますし、お子様なりの成長で必ず出来るようになると思います。
手づかみ食べができないといけないということではないですし、手づかみ食べを全くしないで、食具を上手に使えるようになるお子様もいます。　
食材や食器を触れるということ自体はとても素晴らしいです。進み方には個人差がありますので、親は焦らず温か目で見守りながら進めていきましょうね。