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喉に詰まらせるのが心配で手づかみさせるが恐怖です。

もっちゃん
こんにちは。よろしくお願い致します。
掴み食べのメニューについてご質問があります。
10ヶ月です。3回食になり、手づかみメニューも増やしてきた矢先に、食パンを喉に詰まらせてしまい、苦しそうにゼェゼェゼェしながら、咳き込んでしまい、私も怖くて焦ってしまいました。
幸い、スポンと咳で出てきたのですが、
大人の小指程の食パンの塊が出てきました。

手づかみメニューは、
フレンチトースト風に焼いた食パン
(6枚切りを5センチ×1.5センチくらいに切ったもの)
おやき
バナナ
などです。

どんどん口に入れてしまうので、
食べ終わったら次のパンを渡すようにしていました。
ちゃんと飲み込んだのを確認してから次のパンを渡すようにもしてました。
おそらく、今回詰まらせたのは、
ほっぺたの辺りにまだパンが残ってて、
それが溜まっていって塊になったのかなって思います。

離乳食の本には、今の月齢メニューだと、
おやきとか、小さめのサンドイッチ、
お好み焼き、輪切りにしたバナナなど、
わりと大きめのレシピが載っていますよね。

例えば、バナナにしても、
1センチの輪切りだと、
『1口でツルって食べて、喉に詰まらないかな……』とか、
輪切りから、さらに四等分だと、
『小さすぎて逆に丸飲みするようになって詰まらせちゃうかな…』など、
もう何を掴み食べさせていいのかわからなくなってしまいました。
気にしすぎなのでしょうか。

固さの目安も、
本だと"バナナくらいの固さ"と書いてありますが、
私が作った鶏肉のおやきは、
ちょっと固くて、モグモグしてくれますが、食べにくそうです。
でも、柔らかいものばかりでもよくないですよね。

うちの子の食べ方が下手なだけなのかもしれませんが、
楽しみにしていた掴み食べが、
今は不安と恐怖でいっぱいです。
アドバイスよろしくお願いします。



2020/10/28 11:20

久野多恵

管理栄養士
もっちゃんさん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。

10カ月のお子様の手づかみ食べメニューについてのご相談ですね。
一度苦しい思いをしているところを目の当たりにすると、形あるものを与えるのが怖くなってしまいますよね。もっちゃんさんのお気持ちもとても理解が出来ます。
ご記載頂いた手づかみ食べメニューは悪くありませんし、食べ終わったら次のパンを渡す様にしているという方法もとても良いと思います。 
今回の様に前食べたものが残っていて、塊となって飲みこんでしまうという事を回避する為には、1口ごとに、口になくなったと思ったら、少量でも良いので、水分を飲ませてみてはいかがでしょうか? 麦茶でも白湯でも良いですが、大きな塊が出来る前に、口の中をさっぱりとしてから、次のものを口に入れる様にしてあげると良いと思います。

手づかみ食べを進めるうえで、お子様の口に簡単に入れ込めてしまう大きさですと、自分に合った1口量がわからずに、すべて口の中に入れ込んでしまうという事が考えられます。 
誤嚥を防ぐ為にも、自分に合った1口量を学ぶためにも、前歯でかじり取って食べるという事をお勧めしています。

お子様の口幅よりも大きいものでしたら、口の中に押し込めませんし、お母さんがお子様の目の前でかじり取って食べるという方法をたくさん見せてあげて下さいね。 かじり取る事ができれば、自分に合った少量で咀嚼する事も上達してくると思います。

水分の少ないものは誤嚥の危険性が高まりますので、食パンはフレンチトーストにしているのは良いですね。 ミルクやヨーグルトに浸してあげても良いです。

軟らかいものばかりですと、噛む力があまり育ちませんが、バナナより固い弾力のあるものは食べにくいかもしれませんね。 食べにくいものを与えると、噛めないので、尚更飲みこんでしまおうとします。お子様がもぐもぐカミカミしやすい形状と固さで、バナナくらいの固さを目安に進めましょう。

今まで通り、水分があるものを与え、口の中が無くなったら次のものを与える、1口ごとに口の中を水分で潤し口の中を綺麗にするという方法で進めていかれると良いと思います。
お母さんの恐怖心や不安な気持ちはお子様にも伝わりますから、楽しい雰囲気で進めていきましょうね。 

2020/10/28 14:37

もっちゃん

0歳11カ月
お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
アドバイスいただいた通り、食事中に水分を多めに摂らせるようにしたら、
詰まって苦しそうにすることがなくなりました。
今は、私も一緒に食べるようにして、
モグモグしたり、噛みきる事を教えながら離乳食進めています。

ご丁寧なアドバイスを、
ありがとうございました。

2020/12/2 22:44

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