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鉄瓶のお湯について

あき
生後5ヶ月の赤ちゃんの離乳食を開始しました。母乳とミルクと混合育児です。
6ヶ月頃からは母乳からの鉄分が不足してくると聞きましたが、鉄瓶のお湯で離乳食を作ったり、ミルクの調乳に利用しても良いのでしょうか?
新生児の頃に出産した医院で聞いたときには、新生児期にはあまり勧めないとは言われました。

2025/1/25 9:54

久野多恵

管理栄養士
あきさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

6か月頃から赤ちゃんの貯蔵鉄が少なくなるという情報があり、ミルク育児よりも母乳育児の方が鉄不足になるリスクは高いと言われています。ただ、混合育児をされていて、ミルクを与えられているので、それで鉄分は摂取できていますよ。

鉄鍋で得られる鉄分は多くはないですし、いろいろな食材を食べられるようになってきたら、鉄分を意識した食材を与えたり、離乳食にミルクを使用するなどの工夫をすればよろしいかと思います。まだ消化機能が未熟な赤ちゃんにとって、添加したミネラル分が多いとお腹が緩くなる原因ともなりかねないですし、鉄瓶をしっかりと衛生的に管理できるかという疑問も残ります。
通常離乳食での鉄分補給を考える場合は、鉄分の多い食材やミルクの使用を推奨しています。

【鉄分が多く含まれる食材】
◉赤身の肉(ヒレ肉・もも肉) 9か月頃から
◉レバー 9か月頃から
◉魚(カツオ・マグロ・ぶり・ツナ缶など) 7か月頃から
◉卵(特に卵黄)
◉大豆製品(豆腐・納豆・油あげ・きな粉など)
◉緑黄色野菜(小松菜・ほうれん草・大根の葉)
◉乾物(干しひじき・高野豆腐・切り干し大根)
◉オートミール、フォローアップミルク

特に動物性の食材(肉類・魚類)には吸収率の良いヘム鉄が多く含まれますのでお勧めです。植物性の非ヘム鉄は、ビタミンCと一緒に摂る事で鉄の吸収率がアップしますので、野菜や果物類なども一緒に取り入れると良いですね。

レバーについては、鉄補給になりますが、ビタミンAも多いので、頻度と量には気をつけましょう。 週に1~2回程度で良いと思います。 鉄分だけに特化することなく、いろいろな食材かいろいろな栄養をを取り入れるように考えていけると良いですね。

ミルクを使用したり、飲ませる事も鉄分補給として有効です。下記のレシピもご参考くださいね。

【7~8カ月ごろ(離乳食中期)のミルクのレシピ・作り方】
https://baby-calendar.jp/baby-food-recipe/category-9?q=%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF&ct=

2025/1/28 8:15

あき

0歳5カ月
ありがとうございます。
とりあえずはミルクからの鉄分があると聞いてあんしんしました。
まだ離乳食を開始したばかりで、食べられる食材が限られますが、いただいたアドバイスを参考に今後の離乳食を進めていきたいと思います。

2025/1/29 9:35

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