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離乳食やミルクに対する不安

ゆう
元々不安症なところがあり、離乳食の量や内容、ミルク量が適正かどうかをすごく気にしてしまいます。
ざっくりでいいと言われても、足りなければぐずったり夜中起きてしまうのが怖いし、多すぎて太りすぎてしまったり消化に悪いのも心配になります。
体重増加が目安といいますがそう頻繁に測れませんし、排便の具合と言われてもなにが適正なのかよくわかりません。
そこで以下質問があります。

 ①離乳食の量やミルクの量は、一日単位であまり神経質に考えなくて良いのでしょうか。赤ちゃんは話せずベストな量は教えてくれないので、割り切るしかないのでしょうか。
②手づかみ食べやカミカミの練習があまりできていなくても、成長すれば食べる力はついていくでしょうか。
③食材の硬さや大きさについては、月齢と歯の生え方のどちらを基準に進めるべきなのでしょうか。まだ上の歯が生えておらず下2本しかないので、どこまで固くしていいのか悩みます。
④自治体の保育園では、9ヶ月になるとおやつにミルクと共にお芋やうどんをあげているようです。一方で、まだおやつをあげずミルクを優先すべきという意見も見ます。どちらがよいのでしょうか。

色々とご質問してしまいすみません。
なかなか心配事が消えず、毎日不安で悩んでいます。

2025/1/25 8:19

久野多恵

管理栄養士
ゆうさん、こんばんは。
ご相談いただきありがとうございます。

9か月のお子様の離乳食やミルクについてのご相談ですね。
ご質問に順番にお答えいたします。

①離乳食やミルクの量は、1日単位であまり神経質に考えなくても大丈夫ですよ。どの程度の基準で進めているかわかりませんが、目安量のお伝えが必要であれば、その旨教えてくださいね。

②手づかみ食べは、9か月になったからとすぐに出来るようにならなくても大丈夫です。お子様自身に興味が出てきたり、手を伸ばして食材に触りたいなどの意欲がでてきたら進めてあげるというスタンスで良いと思いますよ。9か月前後からそのような仕草が見られることもあれば、1歳を過ぎてもつかみ食べをしないお子様もいます。 個人差がありますので、お子様のペースで進めてあげてください。
食べる力について、お子様の口腔発達に応じて、食べる力もだんだんとついてきます。ただ、軟らかいものが多かったり、食材が小さすぎたり、水分が多すぎるものが多い場合は、噛む機会がそれだけ少ないので、食べる力や噛む力が付きにくいことはあります。

③食材の固さや大きさについては、月齢や歯の生え方が基準ではなく、食べる力の具合によって進めていきます。 今の時期、もぐもぐの動きから、かみかみして食べる力がだんだんとついてきますが、歯の生えていない奥の歯茎で食材を押しつぶして食べる動きがカミカミとなりますよ。 歯が生えていないと、前歯でかじりとって食べる事は難しいですが、1口大の大きさや食べやすい大きさに工夫することで、奥の歯茎でカミカミすることは可能かと思います。 食材の大きさや固さは、毎回毎回同じでなくても良いです。形状を進めてみたり、また戻してみたりして、お子様が食べやすい形状を探してみてください。一進一退で進めることになりますので、その都度試行錯誤していくことも大切となります。

④9か月のおやつについて、まだ離乳食とミルクor母乳から栄養を摂る時期ですので、おやつの摂取は必須ではありません。ただ、離乳食やミルクに影響がでない程度の量やタイミングでおやつを与えることも良いとは思います。
おやつを与える事で、ミルクや離乳食を食べなくなるのであれば、おやつは与えなくて良いですが、食事もとれていて、ミルク量も確保できていて、発育も良いのであれば、幼児期の練習として、おやつを少量ずつ練習するのは問題ないです。

よろしくお願いいたします。

2025/1/27 21:15

ゆう

0歳9カ月
詳しくご回答いただきありがとうございました。

①の目安量については、厚生労働省の基準をもとにあげていますが、9ヶ月の現時点で9-11ヶ月の目安量の最大値近くをあげているので、この先11ヶ月など月齢が進むにつれて、目安以上に増やすべきなのか、このままの量で良いのかわからなくなってしまいました。ミルクも100mlほど飲んでいるので、それを減らすためには目安以上であっても離乳食の量を増やすべきでしょうか。

②のつかみ食べについては、赤ちゃんせんべいのようなものしか上手くできず、他のものは手を伸ばして触ったりはしますが口に運びません。それであっても、触らせてあげることが大切なのでしょうか?

2025/1/27 21:42

久野多恵

管理栄養士
ゆうさん、こんにちは。

①月齢の目安量を基に進めているのですね。でしたら門がいないと思います。お子様の体格、食べ進み、活動量によって、それぞれに合った量というものがあるので、ご記載の情報だけで、増やした方が良いか減らしたら良いか、というはっきりとした明確なお答えは出来ないですし、身長と体重が成長曲線のカーブにそって伸びていれば、問題ないということができます。頻繁に計る必要はないです。長期的にみてカーブに沿った曲線が描けているかどうかを見てあげてくださいね。
ミルクは、お子様が欲しがる分だけで問題ないので、減らすためにと考えなくても良いです。1歳くらいまではミルクも大切な栄養源ですので、現状で進めていただいて良いと思いますよ。

② 用意できる時だけ、食事と一緒に手で掴めそうなものをお皿に置いてあげるだけで良いです。 それを掴んで握りつぶしたり、ぐちゃぐちゃにしたり、投げ飛ばしたりという行動も手づかみ食べの前段階として大切な行動です。 目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという一連の行動は、目と手と口の協働運動が獲得されていないと難しいです。 手に持ったものを口まで持っていくという距離感を覚える過程も必要ですし、その前段階の色々な食材をたくさん手で握って体験し、食材の特性を学ぶ機会を増やしてあげるのはとても大切です。 
上手にできることが正解ではありませんし、たくさん失敗して、食体験を増やすことがお子様にとっての財産になります。
手づかみ食べは、上手に食べる事を目的とせずに、食材と触れ合う貴重な時間だと考え、握りつぶしたりすることも少し見守ってあげても良いと思います。握りつぶして手についた食材を、口まで持っていけるようにお母様が少し介助してあげるのも良いと思います。

手に持ったものを口に持っていくという距離感は、おもちゃを舐め舐めしたり、カミカミしたりする事でも身につきます。 手づかみ食べの前段階として、食事以外の時間に舐め舐め出来るようなおもちゃを渡してあげるのも良い練習になりますよ。

手づかみ食べは、離乳食後期くらいから出来る子もいれば、1歳を過ぎても興味を持たないというお子様もいます。毎回、毎食でなくても良いので、手づかみできそうな食材を時々皿に並べて、手で掴んで興味がでてきたら、進めてあげるというスタンスで良いと思います。

2025/1/31 12:01

ゆう

0歳9カ月
丁寧にアドバイスいただきありがとうございました。
不安は尽きませんが、焦らずやっていこうと思います。

2025/2/1 6:45

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