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離乳食の拒否について

ゆゆゆ
今晩は。初めまして。
1歳になったばかりの息子を持つ母です。
今回は離乳食拒否についてご相談をさせて頂きたいと思い送らせて頂きました。
普段食べていたご飯を拒否するようになり、一食がおにぎり1個(小さめ)だけの日がありました。
何か改善方法はありますでしょうか。
食器を変えたり、外で食べたり、調味料の変化など変えてみたものの中々食べてくれません。
舌で出す感じです。また、お腹は空いているみたいで、もしかしてと思いお菓子をあげたらお菓子は食べました。
ご回答宜しくお願い致します。

2020/10/26 23:08

久野多恵

管理栄養士
ゆゆゆさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。

1歳のお子様の離乳食についてのご相談ですね。
この時期になると自我が芽生え始めて、自己主張が伸びてくる時期なので、その影響が食事にも現れてきてしまいます。 栄養バランスよく食べて欲しいと思っていても、なかなか難しいのがこの頃のお食事です。

今まで食べていたものをある日から突然食べなくなったり、特定のものばかり欲しがったり、遊びに夢中で椅子に座らなかった理という行動もこの時期には良く見られます。 その中でも、食器を変えたり、外で食べたり、調味料を変えたりなど、色々試行錯誤して頑張っていますね。
これらの自我の芽生えはお子様の健やかな成長の証でもありますので、上手く付き合っていけると良いですね。

食事の際に、食事以外のお菓子などを後出しすると、食事を食べなかったら、好きなお菓子が食べられるという知恵がついてきますので、食事を食べなかったら切り上げて、空腹感が生れてしまうという事を教えてあげましょう。

この時期は間食の時間もお食事の一部をなるものを与えるのが望ましいので、食事を切り上げて摂りきれなかった栄養を間食の時間に補食として与える様に考えていけると良いですね。 間食として望ましいものは、おにぎり、ホットケーキ、蒸しパン、スティックパン、コーンフレーク、ふかし芋、ヨーグルト、チーズ、果物などです。

おやつの取り入れ方について、また、小食の対応について私が監修した記事がありますので、参考にして頂けたら幸いです。

【子どもが偏食になる原因を解説!栄養の不足分はおやつでカバー!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14916

【小食について、年代別に見直しポイントやアドバイスを紹介!】
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/14918

また、一緒に調理過程を手伝ってもらう事で、自分で出来た喜びで食への興味に繋がる事もありますよ。 卵を一緒に割ったり、ハンバーグの種を混ぜたり、ふりふりおにぎりを作ったり、食パンを好きな形にくり抜いたり調理過程で出来そうな事を一緒にやってみて下さいね。 

手づかみ食べには興味がありますか?
この時期は食べさせられる事を極端に嫌う時期でもありますので、食事の役割分担を決めて、食事はお子様主導で進めると、双方にとってストレスフリーになります。
食事のメニューを決めて、食事を作って、お子様の目の前に出してあげる。ここまでが大人の役割です。
食べるのか食べないのか、何から食べるのか、どのように食べるのか、どれから食べるのか、これらを決めるのは子供の役割です。
手づかみ食べが出来るのであれば、凝視しない程度に見守ってあげましょう。 そして介助が必要な時は、「ママが手伝おうか?」「食べられる?」などと声掛けして、サポートしてあげると良いです。

食事を綺麗に食べられなくても大丈夫です。 手づかみで握りつぶしたり、投げ飛ばしたりという経験も貴重な食体験ですし、次はどのくらいの力加減で握ったらつぶれないかな?という事を自分自身で体験して学んでいきます。 汚れるのが嫌というというママさんもたくさんいますが、汚しながら、潰しながら、投げ飛ばしたりしながら食材の特性を学んでいる学習の時期だと考えると、少し楽になるかと思います。

親と子供の役割分担を決めて、ストレスが無いように進めてみて下さいね。
偏食外来のパンフレットに参考になる内容がかかれていますので、ご覧いただければと思います。

⓪神奈川県立こども医療センター偏食外来パンフレット0
 心の準備編「どうしてたべてくれないの?」

http://www.kanagawa-syounihokenkyoukai.jp/images_mt/henshokupump0read.pdf

2020/10/27 8:16

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