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ひじきを毎日与えてしまいました

moco
こんばんは。

1歳2ヶ月の子どもの離乳食について、ご相談です。ひじきは体に良いと思い、毎日20gずつくらい与えていました。
ふとした時に、妊娠中にひじきは食べ過ぎないほうがよかったことを思い出したため、ネットで調べてみると、取り過ぎは良くないこと、また、3歳未満には与えるべきではない、との記事も見つけました…。
さらに、私が無知なせいで、水で戻しただけのひじきをフリージングして、毎日与えていました…。

離乳食記録を遡ると約1ヶ月、ほぼ毎日与えていました。
健康被害が心配です。病院を受診したほうがいいでしょうか。

よろしくお願いします。

2024/12/24 18:39

久野多恵

管理栄養士
mocoさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

1歳2か月のお子様のひじきについてのご相談ですね。
ひじきで心配になるのがヒ素かと思いますが、農林水産省のHPから下記を参考にしてください。

【食品中のヒ素に関するQ&A】(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_as/qa.html#8

日本において、どのくらいの量の無機ヒ素が体の中に入った場合に、健康への悪影響が生じるかを評価することは困難であると判断しています。
 また、日本人が食品を通じて摂取するヒ素に関して、「海産物中には多くのヒ素化合物が含まれている」、さらに、「農産物の中ではコメからの摂取が比較的多い傾向にある」と評価しています。しかし、「日本において、食品を通じて摂取したヒ素による明らかな健康影響は認められておらず、ヒ素について食品からの摂取の現状に問題があるとは考えていない」、ただし、「一部の集団で多く無機ヒ素を摂取している可能性があることから、特定の食品に偏らずバランスのよい食生活を心がけることが重要」としています。

現状において、どの程度身体に影響があるのか、問題ないのか、はっきりしたことはわかりませんが、今後はなるべくヒ素を摂取しないようにひじきは食すまえに茹でるなどの工夫をして摂取していけると良いですね。

(以下抜粋)
農林水産省の調査で、家庭内でヒジキを調理するときに、無機ヒ素を減らすための有効な方法を調べたところ、水戻し後にさらにゆでる「ゆでこぼし」が有効な方法で、乾燥ヒジキ中の無機ヒ素の9割程度まで減らすことができることがわかりました。
乾燥ヒジキを水で戻す「水戻し」で5割程度、乾燥ヒジキを直接ゆでる「ゆで戻し」でも8割程度減らすことができます。

「より安全に食べるために家庭でできるヒジキの調理法」(リーフレット)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/g_kenko/busitu/pdf/hijiki02.pdf

「乾燥ヒジキのヒ素を減らす調理法の調査結果」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/g_kenko/busitu/pdf/chousa.pdf

乾燥ヒジキをそのまま煮炊きしたり、水戻して戻し水ごと調理する方法もあるようですが、ヒ素を低減するためには、乾燥ヒジキは水で戻し、戻し水は調理に使用しないことをおすすめします。
なお、水戻し済みのヒジキ製品については、製品ごとの表示に従って調理してください。

(参考)日本ひじき協議会 ひじきの戻し方(外部リンク)
https://www.hijiki.org/html/content05.htm

2024/12/27 9:15

moco

1歳2カ月
回答ありがとうございます。
農林水産省のホームページ、参考になりました。
今後は、調理方法や与え方を気をつけたいと思います。
ありがとうございました。

2024/12/27 12:49

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