閲覧数:182

つかみ食べについて

kママ
まもなく10ヶ月の子がいます。現在は、三回食二週目で、毎食180gほど食べています。離乳食の出し方については、三回食に入ってからは大体、主食・主菜・副菜(フルーツ・簡単な和物・掴み食べ野菜等)・汁物なるように意識しています。

先週から手掴み食べを始め、食パン、人参・大根・カリフラワー等の野菜スティックを出しています。ですが、野菜スティックは、嫌な顔をしてテーブルの外に捨てて食べてくれません。こちらが口に入れると嫌な顔をしつつも食べる時もあれば、オエっと出してしまう時もあります。

味が嫌なのか、感触が嫌なのか、出汁等の味がしないから嫌なのか…何が原因かわかりません。
ちなみに、離乳食の味付けは、調味料として使用しているのはまだ出汁のみです。あとは、トマトや牛乳・豆乳で洋風にしたり、野菜から取った出汁を混ぜるくらいです。

質問ですが、野菜スティックを食べない子へ何か対策はありますでしょうか。今は食事を楽しむために無理に食べさせず、おやき等他のものを試した方がよいのでしょうか。
お教えいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

2024/11/27 19:22

久野多恵

管理栄養士
kママさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。
回答が遅れまして申し訳ありません。

もうすぐ10か月になるお子様の手づかみ食べについてのご相談ですね。

手づかみ食べの進み具合には、個人差がありますから、必ずしもやらせなくてはいけないというものでもありません。 大人がいくら頑張っても、お子様自身に興味が出てこないとなかなか進みずらいものでありますので、毎回毎日チャレンジできなくても大丈夫ですよ。

用意できる時だけ、食事と一緒に手で掴めそうなものをお皿に置いてあげるだけで良いです。 それを掴んで握りつぶしたり、ぐちゃぐちゃにしたり、投げ飛ばしたりという行動も手づかみ食べの前段階として大切な行動です。 目で見たものを手で掴み、それを口まで持っていくという一連の行動は、目と手と口の協働運動が獲得されていないと難しいです。 手に持ったものを口まで持っていくという距離感を覚える過程も必要ですし、その前段階の色々な食材をたくさん手で握って体験し、食材の特性を学ぶ機会を増やしてあげるのはとても大切です。  
手づかみ食べは、上手に食べる事を目的とせずに、食材と触れ合う貴重な時間だと考え、握りつぶしたりすることも少し見守ってあげても良いと思います。握りつぶして手についた食材を、口まで持っていけるようにお母様が少し介助してあげるのも良いと思います。

手に持ったものを口に持っていくという距離感は、おもちゃを舐め舐めしたり、カミカミしたりする事でも身につきます。 手づかみ食べの前段階として、食事以外の時間に舐め舐め出来るようなおもちゃを渡してあげるのも良い練習になりますよ。

手づかみ食べは、離乳食後期くらいから出来る子もいれば、1歳を過ぎても興味を持たないというお子様もいます。毎回、毎食でなくても良いので、手づかみできそうな食材を時々皿に並べて、手で掴んで興味がでてきたら、進めてあげるというスタンスで良いと思います。

前置きが長くなり、ここからが本題ですが、お子様自身に興味がない物で手づかみ食べを進めることはできないので、お子様自身が掴みたい、食べたいと感じるようなもので練習させてあげると良いです。よって、今は野菜スティックはあまり好まないようですし、それ以外の何か好むものを手づかみで食べられていれば、良い状況と考えて良いです。
自然と興味があるものに手を伸ばすようになってくるので、そこまで力を入れて準備をする必要はないですが、おやきや大人の食事からの取り分けなどを進めて、お子様が好みそうなものを見つけてあげるというのはとても良いことだと思います。

力を入れすぎずに、時々でも良いので、お子様のペースで進めてあげてくださいね。
よろしくお願いいたします。

2024/12/1 7:56

kママ

0歳10カ月
とても参考になりました。そのように進めていきたいと思います。ありがとうございます。

2024/12/4 12:38

相談はこちら

相談受付中の専門家

0歳9カ月の注目相談

0歳10カ月の注目相談

離乳食の注目相談

相談はこちら

相談受付中の専門家