納豆の与えかた

Saeさん、こんにちは。
ご相談頂きありがとうございます。

１歳３カ月のお子様の納豆についてのご相談ですね。
納豆がお好きでご飯と混ぜると良く食べてくれるのですね。
納豆に含まれる納豆菌は善玉菌と言われ、腸内環境を良くする働きがありますので、便秘気味のお子様に積極的にあげる事自体はとても良いと思います。

ただ、まだしっかりとかみかみして食べられずに粒のまま出来ているのであれば、ひきわり納豆を選んだり、刻んであげると消化にも良くなります。　小さくて丸いものは咀嚼せずに飲みこみやすい形状という事もありますので、離乳食期の１歳６カ月くらいまでは、ひき割りかきざみ納豆がお勧めです。　

下痢気味との事なので、消化機能が低下している事も考えられます。　いつもは問題なくても、消化機能が低下して胃や腸の働きが鈍っていると、それだけ消化するのにも時間がかかりますので、お腹の調子が良くなるまでは尚更食事の形状を少し戻して、柔らかく消化に良いものにしてあげると安心ですね。

その後のお子様の体調はいかがですか？　嘔吐や下痢の回数が多くおさまらない様でしたら、医師に相談されて下さいね。

お子様のご機嫌が良く食欲がある状態であれば、温かく消化に良いものを中心に食べさせてあげましょう。　お粥やにゅうめん、ポタージュスープ、マッシュポテト、葛湯、うどんなどがお勧めです。　
食物繊維の多いものや油が多いものは控えましょう。　また、便を固くする性質のあるペクチンが多く含まれるりんごやにんじんをすりおろしてあげるのも有効です。

どうぞお大事になさってください。

Ｓａｅさん、お返事ありがとうございます。

下痢気味なった際の乳製品について、下痢になった理由にもよりますが、例えば、乳糖不耐症といって乳製品に含まれる乳糖の分解がうまくいかない事でのげりであれば、乳製品は控えるのが望ましいです。
ただ腸の調子が悪い事での下痢であれば、乳酸菌やビフィズス菌の整腸作用によって有効に働く事もあります。

原因がはっきりしない状況でしたら、風邪で乳糖に対する耐性が低下する事もありますので、今は念の為乳製品は控えられておくと良いと思いますよ。