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急な体重増加について
ろあこ
妊娠28週になりましたが、24週頃から体重が急に増え始め妊娠前プラス3〜4キロになってしまいました。24週まではプラス1〜2キロをキープしていました。特に食べるものは妊娠前から変えていないのですが、元々昼ごはんを食べる習慣がなかったのですが最近お昼を食べるようにしています。やめた方がいいのでしょうか。24週から26週では赤ちゃんも300gしか増えていないのに体重は大きく変動し、助産師さんに怒られてしまいました。正直次の検診が憂鬱です。どうしたら減量、キープできるのでしょうか。
2020/7/7 6:36
ろあこさん、おはようございます。
ご相談頂きありがとうございます。
妊娠中の体重管理について、
24週頃から体重が急に増えはじめ心配なお気持ちなのですね。
妊娠前の身長体重から、妊娠全期間を通しての望ましい体重増加量が計算できますので、良かったらお伝え下さいね。
その数値にもよりますが、全体的に見ても、28週でプラス3~4kg程度に抑えられているのは、とても良く体重管理できていると感じます。 ただ、1カ月間での増加量が少し多かったので、助産師さんからは早めに釘を刺す意味で助言されたのかもしれませんね。今まで頑張ってきたご自身を認めてあげて、あまり考え込まずにストレスを溜めない様に過ごしていきましょうね。
妊娠中期以降になってくると、食べている内容や量が変わらなくても自然と体重が増えていく事があります。これは、赤ちゃんの体の分、胎盤や羊水の分、ママの子宮や乳房が大きくなる分、出産に備えて貯蔵鉄や血液が増加する分が増えるためであって、太ることとは意味合いが違います。
医師から特段の指示が出ていなければ、減量するという事はあまりお勧めできませんが、食事内容を見直し、代謝をアップさせる事で、緩やかな増加に留める事は可能かと思います。
妊娠中の体重管理はダイエットではないので、食事量を減らしたり、欠食したり、糖質制限をしたりという事でも食事管理はお勧めできません。昼食を食べる様に習慣づけたのは良い事だと思いますよ。
これからの体重管理を勧めていくには、●食事のバランス ●間食の内容 ●食事の時間 ●夕食の食事量 ●食物繊維の量を見直していきましょう。
●食事のバランス
1日3食、主食・主菜・副菜を揃えて栄養バランスを整える事は生涯において大切なことです。バランスよく食べる事で体内の代謝がアップし、効率よくエネルギーへと変換出来るようになります。主食を抑えると、主菜を多く摂りすぎるというデータもあります。また腹持ちが悪いので、間食の時間に甘いものを食べたくなるという事にも繋がります。 主食は、玄米や雑穀米にして腹持ちを良くして、食物繊維を多く摂る意識をされるのも良いと思います。
●間食の内容
脂肪分・糖分・塩分が多い市販の菓子類などはお勧めできません。 間食は、ビタミン・ミネラルが補えるような内容を考えていきましょう。 果物やきな粉ヨーグルトやフルーツグラノーラヨーグルトかけ、小豆寒天などがお勧めです。
●食事の時間
毎日同じ時間に3食召し上がるようにして、血糖コントロールをつけましょう。
また、夜間は消化機能が低下しますので、就寝の3時間前に夕食を終えるなどの工夫も良いです。
●夕食の食事量
夜間の消化機能の低下を考えると、夕食は控えめにすると良いです。単純に量を減らすという事ではなく、夕食を分割するという考えで、15時頃に食事の一部となる補食を召し上がり、夕食は控えめにしていくという方法です。
●食物繊維の量
食物繊維は、満腹感が得られやすいので食べ過ぎを防止できますし、血糖値の急上昇も抑える事が出来ます。 低カロリーで尚且つ満足感を得られる野菜類・きのこ類・海藻類を増やして、カロリーオーバーにならない工夫も大切です。
また、野菜はカリウムを多く含みますので、妊娠高血圧症候群の予防にも繋がります。
今一度ご自身の食生活を振り返って頂き、出来そうなところから始めてみて下さいね。
ご相談頂きありがとうございます。
妊娠中の体重管理について、
24週頃から体重が急に増えはじめ心配なお気持ちなのですね。
妊娠前の身長体重から、妊娠全期間を通しての望ましい体重増加量が計算できますので、良かったらお伝え下さいね。
その数値にもよりますが、全体的に見ても、28週でプラス3~4kg程度に抑えられているのは、とても良く体重管理できていると感じます。 ただ、1カ月間での増加量が少し多かったので、助産師さんからは早めに釘を刺す意味で助言されたのかもしれませんね。今まで頑張ってきたご自身を認めてあげて、あまり考え込まずにストレスを溜めない様に過ごしていきましょうね。
妊娠中期以降になってくると、食べている内容や量が変わらなくても自然と体重が増えていく事があります。これは、赤ちゃんの体の分、胎盤や羊水の分、ママの子宮や乳房が大きくなる分、出産に備えて貯蔵鉄や血液が増加する分が増えるためであって、太ることとは意味合いが違います。
医師から特段の指示が出ていなければ、減量するという事はあまりお勧めできませんが、食事内容を見直し、代謝をアップさせる事で、緩やかな増加に留める事は可能かと思います。
妊娠中の体重管理はダイエットではないので、食事量を減らしたり、欠食したり、糖質制限をしたりという事でも食事管理はお勧めできません。昼食を食べる様に習慣づけたのは良い事だと思いますよ。
これからの体重管理を勧めていくには、●食事のバランス ●間食の内容 ●食事の時間 ●夕食の食事量 ●食物繊維の量を見直していきましょう。
●食事のバランス
1日3食、主食・主菜・副菜を揃えて栄養バランスを整える事は生涯において大切なことです。バランスよく食べる事で体内の代謝がアップし、効率よくエネルギーへと変換出来るようになります。主食を抑えると、主菜を多く摂りすぎるというデータもあります。また腹持ちが悪いので、間食の時間に甘いものを食べたくなるという事にも繋がります。 主食は、玄米や雑穀米にして腹持ちを良くして、食物繊維を多く摂る意識をされるのも良いと思います。
●間食の内容
脂肪分・糖分・塩分が多い市販の菓子類などはお勧めできません。 間食は、ビタミン・ミネラルが補えるような内容を考えていきましょう。 果物やきな粉ヨーグルトやフルーツグラノーラヨーグルトかけ、小豆寒天などがお勧めです。
●食事の時間
毎日同じ時間に3食召し上がるようにして、血糖コントロールをつけましょう。
また、夜間は消化機能が低下しますので、就寝の3時間前に夕食を終えるなどの工夫も良いです。
●夕食の食事量
夜間の消化機能の低下を考えると、夕食は控えめにすると良いです。単純に量を減らすという事ではなく、夕食を分割するという考えで、15時頃に食事の一部となる補食を召し上がり、夕食は控えめにしていくという方法です。
●食物繊維の量
食物繊維は、満腹感が得られやすいので食べ過ぎを防止できますし、血糖値の急上昇も抑える事が出来ます。 低カロリーで尚且つ満足感を得られる野菜類・きのこ類・海藻類を増やして、カロリーオーバーにならない工夫も大切です。
また、野菜はカリウムを多く含みますので、妊娠高血圧症候群の予防にも繋がります。
今一度ご自身の食生活を振り返って頂き、出来そうなところから始めてみて下さいね。
2020/7/7 10:37
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