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完了期の食事量について

ああ
1歳4ヶ月になる男児の適切な食事量がわからず、相談させてください。

1歳前に卒乳が完了し、現在は1日に3食と1〜2回の補食を食べています。
1食の量は、一般的な目安量くらいです。
補食は、1回あたりフォロミ75〜100mlに加え、さつまいも約20gまたはバナナ1/3本などです。(1日に100~150kcalくらいになるように計算したつもりです。)

一度の食事で食べきれずに残すことも、足りないとおかわりをせがむこともなく、出されたものは全部食べ切ります。
食後は満足そうですが、数時間でお腹が空くのか1人で待てないだけなのか、いつも食事の準備をしているところに寄ってきて泣きます。

身長が伸び悩んでいることもあり、食事量を増やした方がいいのでしょうか。ずっと太り気味であるため、さらに体重ばかり増えたらと思うと食事量を増やせずにいます。
また、身長を伸ばすためにおすすめの補食などはありますか。
なお、身長は約73cmで成長曲線下限ぎりぎり、体重は約10kgで成長曲線真ん中あたりです。

ご回答よろしくお願いいたします。

2024/10/2 16:51

久野多恵

管理栄養士
ああさん、おはようございます。
ご相談いただきありがとうございます。

1歳4か月のお子様の食事量についてのご相談ですね。
食事についても、補食についても、目安通りに進められていますね。食に興味があること自体も喜ばしいことです。

食事量や補食量については、決められたカロリーをきっちりと守らなくても大丈夫なので、食事量というよりも、補食を少し増やしてみても良いように思います。
もしくは、すこし空腹感を満たすために、フォロミや牛乳で満たしてあげても問題ないです。

お子様の欲しがるだけあげてしまうと、体重の管理が難しくなることもありますので、食事量、補食量は大人が管理してあげることが大切ですが、お子様の体重が成長曲線のカーブに沿って伸びていくように量を調整してあげてください。
身長が下限ぎりぎりということもあり、太り気味になるかもしれないですが、体重が成長曲線のカーブに沿って伸びていくように見てあげれば良いですよ。

身長に関しては、遺伝や体格にもよりますので、食事だけで改善されるという事ではないが、注意したい栄養素もありますので、お伝え致します。

一般的なお話として、亜鉛不足が成長発達に影響を及ぼす事があります。

【亜鉛の主な働き】

◉成長と発育の促進
◉ホルモンの合成
◉味覚を正常にする
◉怪我の治癒
◉免疫力の向上
◉核酸の合成

亜鉛を摂ることによってたんぱく質の合成が進みます。たんぱく質が合成されることによって人間は骨や筋肉、細胞の骨格などの新しい細胞を生み出します。それによって子供の成長と発育が促進されていきます。

また、亜鉛はホルモンの合成や分泌させる量にも大きく関わっています。成長ホルモンが分泌されることによって骨が成長し、身長が伸びていきます。

亜鉛を多く含む食品には魚介類、肉類、藻類、野菜類、豆類、種実類があります。
豚・牛乳・鶏のレバーや牛肉全般には亜鉛が多く含まれます。
その他、大豆製品や海藻類などもお勧めです。

ああさんのお子様の身長については、亜鉛不足が関係しているかどうかは不明ですが、上記した食材を意識して取り入れていく事は良い事だと思います。 ある特定の食材に偏らない様に色々な食材を取り入れていきましょう。

よろしくお願いいたします。

2024/10/5 9:46

ああ

1歳4カ月
大変参考になりました。
丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。

2024/10/6 10:38

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