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子育てに向いてないと言う夫

miho
3日前に息子がヘルパンギーナ、手足口病になり、高熱が出たり、ミルクや麦茶を飲めない、寝つけない日がありました。
夜は夫がいたので、一緒に世話をしましたが、息子が泣いてジタバタし、喉が痛いのか、喉が渇いたのか、発疹が痛いか痒いのか、オムツが不快なのか、理由がわからずいろいろ試すしかなかったとき、夫が明らかにイラついて無理矢理飲み物を飲ませていることがありました。息子はさらに嫌がり泣いて暴れ、でも少し水分を取ることはできました。その後、夫が抱っこして移動しているうちに、実はいつもと違う部屋で寝かせたことが嫌だったのでは、部屋の暗さが嫌だったのではとなりました。
その後に夫は「自分は子育てに向いてない」と言っていました。息子が新生児の頃から度々同じことを言います。息子にイライラし強い態度をとってしまったときに言います。
息子は、音に敏感だったり、眠りが浅かったり、神経質なところがあり、そこは夫によく似ています。今回の部屋が違うとうまく眠れないようなところも似ているため、「自分のマイナスなところが似ていると嫌になってしまう」と言います。 私もつい「〇〇なところは夫に似てるね」と言ってしまうので、それも嫌なのかもしれません。
「子育てに向いてない」は、向いてる向いてないとは言っていられないと思ってしまいますが、仕事、家事、育児をなるべくやろうとしてくれている夫を責めたくはないので良い言葉が見つかりません。
また、「自分の嫌なところが似てると嫌になる」は私も思いますが、これも仕方ないと思うしかないと思い、夫にどう伝えて良いかわかりません。
何か良い方法はありますでしょうか。お力添えをお願いいたします。

2024/6/16 16:12

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
mihoさん、ご相談承ります。
お互いに、自分のことを伝え合い、認め合える、素敵な関係を築かれていることが伝わってきました。一緒に子育てに向かいあっている、強い家族だと私は感じます。

子育てに向いていないと感じながら、どうにかお世話をしようとし、実際に行動できていること、それだけで花丸だと私は思います。逃げる、放り出す、やめる、旦那さんはこれらを選ばず、向き合っていらっしゃるのですね。
ここは感謝をしっかりと伝えあいましょう。お互いに親として、これまでの自分を抑えながら、子育てを頑張っています。

子育ての向き不向き、理想の子育てがあるからこそ、自分の子育てに評価をしているのかもしれません。親御さんや周りの人々、育児イメージ、いろんな価値観や育児方法、向き合い方があります。でもそれらはどれも間違いではないと私は思います。自分が辛くなるイメージは違うものに変えることは、旦那さんを気楽にしてくれるかもしれません。比べなくてもいいと思います。
泣き止ませられないことにイライラするかもしれません。調子悪いのに寝かせてあげられないことを悔しく思うかもしれません。そのネガティブな気持ちの源は、愛情ですね。心地よくしてあげたい、体力を消費させたくない、早く治してあげたい…。こちらに気がつく声をmihoさんがかけることもできます。

子育ては自分と向き合う時間です。育ち直しとも生まれ直しとも言われます。嫌なところほど似ているように思います。私もどれだけ鏡を見るかのように子どもの中に自分を投影させたでしょう。数え切れません…。
自分の嫌なところは変えたくなったら変えればいいのです。似ている子どもの方を変えることはできないからです。
もう一つの方法は、違う表現にかえてみることです。

例えば、お部屋が替わると寝られない→いつものお部屋がとても安心できる場所と言い換えることができます。
音に敏感はどう言い換えましょうか。いろいろな捉え方ができると思います。
お互いに、そして自分のことも捉え直すことができたら、家族がさらに豊かになっていくように思えています。よろしかったら参考になさってください。

この度はご相談ありがとうございました。

2024/6/17 12:29

miho

0歳10カ月
お忙しいところ早急にご回答いただきありがとうございます。
「どうにかお世話をしようとし、実際に行動できていることだけで花丸」と言ってもらえたら私は嬉しいなと思いました。 
確かに、理想の子育てやイメージがあり、それと離れてしまうときがつらいときだと思います。 ネガティブな気持ちの源は愛情だということも、そう言ってもらえると気持ちが楽になると思いました。
前川様もお子様に対し鏡を見るかのような経験をされていると教えていただき、共感いただけるのはありがたいです。
表現の言い換えは今日から意識していきたいと思います。
私にできるところから早速やってみたいと思います。
たくさんの方法を教えていただきありがとうございました。

2024/6/17 16:23

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