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泣き叫ぶことが増えた

はるく
イヤイヤ期に入ったのかな?とおもったのですが、突然のことだったので戸惑っています。4月から保育園に通うようになり、体調を崩すことが増えました。登園したり休んだりを繰り返している感じです。そのせいもあるのか、最近すぐだっこを要求することも増え、自分も疲れていたり夜ご飯を作ったりお風呂の準備をしたりなどであまり対応できないとき、すごく泣きわめくようになりました。また、他の場面でも、よくわからないタイミングでぐずり泣きじゃくります。以前よりも泣きが強くなった気がします。体を反らせたり、だっこしても落ち着かなかったり、うまく言葉がしゃべれないため自分でも混乱してヒートアップしてるのかもしれません。こちらもどうしたらいいかわからないのもあり、泣きはとまらなくてイライラしてしまいます。そのときにどう対応したらよいかわかりません。いまはおちつくまで傍でみまもったり、だっこできる状況ならだっこして大丈夫だよと声をかけたりしています。自分に余裕がないときは大きな声で怒鳴ってしまうこともあり、それがさらに情けなくなり申し訳なくなり涙が出てきてしまいます。どうしたらよいでしょうか?

2024/5/19 15:04

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
はるくさん、ご相談承ります。
お子さまが抱っこをせがんだり、思い通りにいかないときに大きく泣くことが増えて戸惑っていらっしゃるのですね。
1歳9か月ですから、感情や感覚が成長しています。体調がいまいちよくないときや保育園生活に慣れようとして頑張っているとき、その気持ちや感覚をどうしてよいかわからなくて、お子さまも困っているのかもしれません。なぜ泣いているのかわからなくなってしまうと、泣き止み方や泣き止むタイミングも見つけにくくなります。それくらいお子さま自身が自分のことを落ち着かせたり、納得したり、癒そうとしたのにうまくいかなくて、悔しさや悲しさや、混乱した気持ちになっているのかなと想像します。

はるくさんも察しておられるように、言葉がうまく話せないこと、混乱でどうしたいのかもわからなくなっていること、お子さまの力でどうしようもないことを感じたり、思い出したりしているのでしょう。その時にはそばにいて、大丈夫だと伝えてあげることで、ママがわかってくれた、受け止めてくれたと安心できると思います。
はるくさんも復職され、育児とお仕事の両立は、大変な時期だと思います。体調のこともあって、思うようにいかずに焦る気持ちもあるかもしれません。やることばかりで忙しいですね。疲れますし、時間がいくらあっても足りないように感じます。またはかどらないことに苛立たしかった経験が私にはありました。

お子さまが感じているかもしれない気持ちを、言葉にして代弁してあげるのはいいですね。抱っこしたり、穏やかな声で短い言葉を繰り返してあげることも、落ち着くお手伝いになると思います。余裕がないときには声を荒げてしまうことありますね。イラっとしたことに気が付いたら、まずはしっかりと息を吐きましょう。手を開いて、ゆっくりと6秒を数えます。怒りの沸点を下げるための時間です。

はるくさんにとっても、お子さまにとっても、互いに慌ただしい帰宅後の時間だと思います。早く寝かせたい気もちは、お子さまの健康を考えての優しさでもあります。早寝のためにも食事やお風呂に進みたいのですものね。
はるくさんもお子さまも、よく頑張っています。頑張っているから、余裕がなくなるのですね。まあいいかと家事や育児のどこかの手を抜くことができれば、余裕やゆとりが生まれます。一生懸命、大切にしたい家事と育児があるから、頑張れてしまうのではないかと思います。よくやっていらっしゃるママなのだと想像しています。情けないとは私は思いません。一生懸命なまじめなママです。お子さま想い、家族想いの素敵なはるくさんです。

お子さまがママを求めてきたら、自分にも手を休めて座り込んでもいいんです。ご飯が30分遅くなったら、睡眠時間やその後のスケジュールが気になるのは承知の上です。それでもお子さまを抱きしめてあげている間、はるくさんもゆっくりと深呼吸ができます。お子さまが整うと、その後の流れはよくなります。またママが受け止めてくれた経験を繰り返すことで、だんだんお子さまの感情や感覚が落ち着いてきて泣く機会が減る可能性もあります。感情や感覚に名前が付くと、安心できて、対処もしやすくなるのは、大人も子どもも同じではないかと私は思っています。

はるくさんの腕の中が、お子さまにとっては安心で安全な場所だということを教えてあげることができました。はるくさんの腕の中で力を回復できることをお子さまは覚えました。そしてお子さまもそれを求めてママに伝える力を備えました。はるくさんが育ててあげた力を発揮できるほどに成長したお子さまです。これまで一緒に過ごしてきた証と絆ですね。
突然の行動や変化には戸惑います。子どもの成長も発達も、変化は突然なことが多いですから。その変化に気が付けていることが、ママの見守る力と観察力なのだと思いました。今のままでも十分、お子さまははるくさんのことを信頼しています。お子さまを抱っこしながら、お子さまにはるくさん自身も抱っこしてもらってください。呼吸を合わせて、相手のことに集中する…、濃厚な親子のお互いの癒し時間ととらえてみてはいかがでしょうか。

長くなりました。
少しでもお力になりましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

2024/5/19 20:25

はるく

1歳9カ月
ありがとうございました。また頑張ろうと思えました。いろいろ手を抜きながら、深呼吸してやっていきます!

2024/5/20 6:07

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