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毎日辛いです

Hiko
5ヵ月の男の子の母です。
相談というか、話を聞いていただくて投稿しました。長文になりますが、よろしくお願いします。

 私の産後うつの治療のため、我が子は児相で一時保護 から乳児院に入所になり、1カ月と1週間経ちました。
子供と離れるのは本当に辛く、今も自分のせいでこうなってしまったことを責め、後悔しています。
しかし、うつ状態がひどく、子育てしながらの治療も難しい状況だったので、仕方ないとも理解しています。
今は睡眠が取れるようになり、服薬治療がうまくいってきたこともあり、だいぶ回復してきました。

 子供は元々ミルクの飲みが悪く、体重も減ってしまっていたのですが、預かっていただくようになって、しばらくしてからミルクを飲めるようになってきて、少しずつですが体重は増えてきました。
今は週に1度1時間の面会をしていますが、施設でコロナになった子がおり、昨日2週間ぶりに面会できました。
会えてとても嬉しかったのですが、  久しぶりだったからか、人見知りのような感じで、施設の方にはニコニコ笑っているのに、私と夫にはほとんど笑ってくれませんでした。
それどころか、抱っこしてもぐずぐずされてしまい、かなりショックでした…。
久しぶりだったのでなんとなくこうなる予感もしていたのですが、気持ちが落ちてしまい、涙が止まらなくなってしまいました。

 本当は一時保護の2カ月だけ預かってもらう予定だったのに、児相から期間を決めると焦ってしまい結局長引くと言われて入所になり、なかなか面会時間を増やしたり、外出する予定を立ててもらえないので、終わりが見えず、いつになったら子供を返してもらえるか不安ですし、なかなか会えないことで人見知りをされるのも辛いです。
でも、施設の方とお話すると、やはりミルクの飲みむらと、飲むタイミングがとても難しいとのことで(私もそれでずっと悩んでいた)、帰ってきてからの生活が不安でもあります。
ミルクを飲まなかったら平静を保てるか、服薬しながら 夜も起きてミルクをあげれるか… と考えてしまいます。
私の病気をきちんと治してから子供が帰ってくる方がいいことも分かっています。

  帰ってきたら、また親子の絆は築かれていくと思いますし、この先長い子育ての中でほんの短い期間であるとは思います。でも、赤ちゃんのかわいい時期に成長を見守れないのは、大きくなってからも後悔すると思います。同じ状況の人もいませんし、相談できる人もいなくて… 読んでくださりありがとうございました。

2024/5/3 22:24

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
Hikoさん、大切なご家族のお話しとお気持ちを聞かせてくださり、ありがとうございます。
よくやってこられましたね。
この5か月間で、息子さんのために、ご自身のために、たくさんの決断をされて、今これを読んでくださっていること。本当にありがたく思います。
母親になると、自分以上に大切な存在がこの世の中に生きています。息子さんを守るために、そして一緒に未来を生きるために、うつの治療をされました。どれほどの辛い時期だったかと想像しがたいです。今、ここに相談に来てくださる力もお持ちなのですから、大変なご苦労をされたのだろうと思います。お疲れさまでしたね。よくなってくださりありがとうございます。

久しぶりの面会で息子さんが精神的に成長していたのですね。寂しさ、悲しみ、予感していたものの抱っこを拒否されたようにお感じになったのですね。泣いてもいいですよ。大切なHikoさんの気持ちです。十分に味わってよいと思います。会えない寂しさを我慢したこと、決断とその後の迷いや後悔、こんなにも息子さんを愛おしいと思っていること、そのいろんな感情は、Hiroさんの大切なものを守りたいお気持ちから湧きだした、本当の気持ちなのだと私は思います。

子どもを産むということは命がけです。ほんの一瞬のきっかけで失われることもある命です。赤ちゃんのかわいい時期を見守れなかったことを寂しく思う気持ちはあるでしょう。今が一番かわいいと思えるように、息子さんの「今」をこれからずっと見守るために、Hikoさんと旦那さんは踏ん張ってきた、前を向こうと進んできたのだと私は思います。そのことをHikoさんも旦那さんもお互いに知っていますね。きっと息子さんも感じていると思います。それがご家族の絆であり、強みだと私は思います。

私の経験から感じていることを少し伝えますね。「今」を見れなかった後悔をしている暇はないです。どんどん子どもは成長しています。後ろを振り向いている間にも、どんどん、ずんずん、あっという間に進んでいってしまいます。あんなことがあったなと懐かしく思う気持ちになれるのは、育児に余裕ができたころです。それくらい、命にはパワーがあります。
未来は「今」の積み重ねです。意味のない「今」はありません。「今」だから感じる気持ち、見えるもの、聞こえることなどを、Hikoさんが少しでも大切な未来につないで、運んでくださるといいなと私は思いました。

Hikoさんとして、母親として、家族として、大切な治療をしています、それに向き合えた自分自身をたくさん抱きしめてあげて欲しいと思います。お大事になさってくださいね。
こちらこそ、長文になりました。読んでくださりありがとうございました。


2024/5/5 12:16

Hiko

0歳5カ月
前川先生、温かな回答ありがとうございます。
気持ちを分かってくださり、嬉しくて涙が出ました。

 意味のない「今」はないという言葉が心に沁みました。今、子供と離れて治療していることは 未来に繋がることを信じて、子供が帰ってくる日を楽しみに待ちたいと思います。きっと、これから子供と離れたことで大変な思いもするかもしれませんが、前向きに考えていきたいです。

また落ち込んだ時、話を聞いてください。  
本当にありがとうございました。 
  

2024/5/5 13:01

前川未歩(神奈川県助産師会所属)

助産師
Hikoさん、ご返信ありがとうございます。
気持ちが動くようになっていること、泣いたり笑ったり、できるということ、生きている証ですね。大変なことがあっても、今を乗り越えたことが、今度は力づけになることもあるかもしれません。
無理なく、焦らずに…。Hikoさんのそばには支えてくださる方がいらっしゃいます。一人じゃないってことも、気が付いていてくださいね。それもHikoさんの持っている力です。

またいつでもお話を聞かせてください。
この度はご相談くださりありがとうございました。

2024/5/5 14:29

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