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揺さぶられっ子症候群について
ANJU
生後3ヶ月の赤ちゃんなのですが
30分以上何をしても泣き止まず、私自身も体調不良や寝不足が続きついイライラしてしまい強めに揺さぶりクッションにドンと置いてしまいました。
母親失格です。
今はミルクをいつも通り100〜120cc飲み、
話しかけるとアウアウと言ったり目を合わせたりしてくれるのですがとても怖いです。
症状はその日にでず後日でたりするのでしょうか?
脳に障害が起こったりしないでしょうか。
30分以上何をしても泣き止まず、私自身も体調不良や寝不足が続きついイライラしてしまい強めに揺さぶりクッションにドンと置いてしまいました。
母親失格です。
今はミルクをいつも通り100〜120cc飲み、
話しかけるとアウアウと言ったり目を合わせたりしてくれるのですがとても怖いです。
症状はその日にでず後日でたりするのでしょうか?
脳に障害が起こったりしないでしょうか。
2024/3/15 15:56
ANJUさん、こんばんは。
ご相談くださりありがとうございます。
イライラしてしまうことがありますよね。
頑張っていらっしゃる方であればあるほど、育児にイライラしたり、ご自身を責めてしまいがちです。
お子さんに対して抱く期待と、その期待に沿った行動をしてくれない時、それらの理想と実際との間が開けば開くほど、イライラしてしまいますよね。
これはママさんに限った事ではありませんよ。皆さん多かれ少なかれイライラしていると思います。
母親だって人間ですから、自分の気持ちをコントロールするのが難しい時や著しくネガティブな感情を抱く事があり自然です。
どの程度の外圧が加わると、赤ちゃんに危害が加えられるか、それが揺さぶられ症候群へ発症するのかは、厳密にはわかりにくい部分があるとは思います。
日本小児科学会のホームページより、保護者の方向けの文書がありますので一部抜粋してお伝えしますね。
以下 日本小児科学会発行媒体より
乳幼児揺さぶられ症候群というのは、まわりから見れば「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と誰もが思うほどに激しく、 乳幼児が揺さぶられたときに起こる重症の頭部損傷です。
赤ちゃんというのは頭が重たくて頚の筋肉が弱いので、揺さぶられたときに頭を自分の力で支えることができません。
その結果、速く強く揺さぶられると、頭蓋骨の内側に脳が何度も打ち付けられて、 赤ちゃんの脳は損傷を受けるのです。これだけでも、重大な脳損 傷を起こす危険性がありますが、揺さぶられて具合の悪くなった 赤ちゃんを見て驚いた養育者が赤ちゃんを放り出したりすれば、 頭部はさらに大きな衝撃を受けてしまいます。
・脳の周りの出血(硬膜下血腫など)や脳の中の出血
・失明、視力障害
・言葉の遅れ、学習の障害
・後遺症としてのけいれん発作
・脳損傷、知的障害
・脳性麻痺
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/070815_shaken.pdf
またこれらはすぐに出なくて年単位で経過してから症状が発生する場合もあるようです。
ただし、明らかな揺さぶられエピソードがなければ証明するのも難しいとされています。
何れにせよ、ポイントは、『誰が見ても故意的に揺さぶる様な状態でなければ、揺さぶられ症候群は発症しない』と言うことです。
今回のご相談の動作はそれに該当しますか?
またよく質問されますが、首が座る前に、首がガクンとしてしまった、車やベビーカーでの振動程度の揺れは、心配なさらくてもよいとする見解が一般的です。
つまり、抱っこする時、お子さんの姿勢を変える時、ゲップにまつわる動作や揺ら揺らとあやす、安定した体遊びなど常識的な範囲に関しては、いわゆる赤ちゃんの日常生活動作ですので、これで頭部に損傷が加わる事はありませんので、どうぞご安心くださいね。
厚生労働省でも揺さぶられ症候群の啓発活動をしています。
赤ちゃんが泣き止まない時の対処も含めてこちらの動画が参考になるかもしれません。
よかったら併せてご覧になってみてくださいね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000030718.html
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000030731.pdf
ご相談くださりありがとうございます。
イライラしてしまうことがありますよね。
頑張っていらっしゃる方であればあるほど、育児にイライラしたり、ご自身を責めてしまいがちです。
お子さんに対して抱く期待と、その期待に沿った行動をしてくれない時、それらの理想と実際との間が開けば開くほど、イライラしてしまいますよね。
これはママさんに限った事ではありませんよ。皆さん多かれ少なかれイライラしていると思います。
母親だって人間ですから、自分の気持ちをコントロールするのが難しい時や著しくネガティブな感情を抱く事があり自然です。
どの程度の外圧が加わると、赤ちゃんに危害が加えられるか、それが揺さぶられ症候群へ発症するのかは、厳密にはわかりにくい部分があるとは思います。
日本小児科学会のホームページより、保護者の方向けの文書がありますので一部抜粋してお伝えしますね。
以下 日本小児科学会発行媒体より
乳幼児揺さぶられ症候群というのは、まわりから見れば「あんなことをしたら、子どもが危険だ」と誰もが思うほどに激しく、 乳幼児が揺さぶられたときに起こる重症の頭部損傷です。
赤ちゃんというのは頭が重たくて頚の筋肉が弱いので、揺さぶられたときに頭を自分の力で支えることができません。
その結果、速く強く揺さぶられると、頭蓋骨の内側に脳が何度も打ち付けられて、 赤ちゃんの脳は損傷を受けるのです。これだけでも、重大な脳損 傷を起こす危険性がありますが、揺さぶられて具合の悪くなった 赤ちゃんを見て驚いた養育者が赤ちゃんを放り出したりすれば、 頭部はさらに大きな衝撃を受けてしまいます。
・脳の周りの出血(硬膜下血腫など)や脳の中の出血
・失明、視力障害
・言葉の遅れ、学習の障害
・後遺症としてのけいれん発作
・脳損傷、知的障害
・脳性麻痺
https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/070815_shaken.pdf
またこれらはすぐに出なくて年単位で経過してから症状が発生する場合もあるようです。
ただし、明らかな揺さぶられエピソードがなければ証明するのも難しいとされています。
何れにせよ、ポイントは、『誰が見ても故意的に揺さぶる様な状態でなければ、揺さぶられ症候群は発症しない』と言うことです。
今回のご相談の動作はそれに該当しますか?
またよく質問されますが、首が座る前に、首がガクンとしてしまった、車やベビーカーでの振動程度の揺れは、心配なさらくてもよいとする見解が一般的です。
つまり、抱っこする時、お子さんの姿勢を変える時、ゲップにまつわる動作や揺ら揺らとあやす、安定した体遊びなど常識的な範囲に関しては、いわゆる赤ちゃんの日常生活動作ですので、これで頭部に損傷が加わる事はありませんので、どうぞご安心くださいね。
厚生労働省でも揺さぶられ症候群の啓発活動をしています。
赤ちゃんが泣き止まない時の対処も含めてこちらの動画が参考になるかもしれません。
よかったら併せてご覧になってみてくださいね。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000030718.html
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000030731.pdf
2024/3/16 18:54

ANJU
0歳3カ月
ありがとうございます。
今はとても元気にしているので様子をみたいと思います。
今はとても元気にしているので様子をみたいと思います。
2024/3/19 19:26
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