軽度の喉頭軟化症について

ゆず
生後1ヶ月ちょっとの男の子です。
先月中旬、呼吸時の胸の間の凹みが気になり総合病院を受診してファイバースコープで見てもらい喉頭軟化症の診断を受けました。
酸素の入りや体重の増加は問題なく(受診時点で32g/日の増加でした)月1の経過観察の受診で様子を見ましょうと言われました。現在も順調に体重は増えており、出生時2968gから1ヶ月検診時点で3878gです。

経過観察でいいと言われたものの、吐き戻しが多くゲップも少し時間がかかる事があり15分位粘っても出ない事があり気になります。縦抱きや上体を起こした姿勢にしてあげ10~20分位様子をみるのですが、その状態でも吐いたり、布団に置くと吐き戻すという事が多いです。大体は溢乳程度なのですが、時々吹き出すみたいに吐いたり、2・3時間後に急に吐く事もあります。喉頭軟化症の影響なのか呼吸時の喘鳴があり授乳後は更にゼロゼロ音がすごい為心配です。
母乳やミルクの飲みはよい方で現在ミルク120mlを10~15分位で飲むことが出来てます。

吐き戻しやゼロゼロ音がこの時期の赤ちゃんに多いのは知っていますが軽度とはいえ喉頭軟化症の診断を受けているので吐き戻しや苦しそうな呼吸をきくと心配になります。何か少しでも赤ちゃんが苦しくないような授乳の仕方や姿勢・寝かせ方等注意する事がありましたら教えていただけるとありがたいです。

2024/2/12 10:28

在本祐子

助産師
ゆずさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。

喉頭の組織が柔らかく弱いために、気管を塞いだり、狭めてしまい喘鳴を引き起こす疾患のことを喉頭軟化症と言います。

赤ちゃんのゼーゼーを引き起こす中では、最も多い病態で、生まれつきのゼーゼーした呼吸の中では、30〜75%を占めます。

生後2週間以内に現れ、多くは1〜2歳までに改善すると言われています。チアノーゼが出たり、上手く、ミルクやおっぱいを飲めなかったりします。

また、特徴として、胸腔内圧の上昇に伴い胃酸が逆流し、胃食道逆流と呼ばれる状態になり、喉頭に炎症をおこし呼吸障害を悪化させるケースも少ないですがあるようです。

そのため、吐き戻しが気になるお気持ちは非常によく分かりますが、多少の吐き戻しは致し方ないですが、
⭐︎ゲップをこまめにする
⭐︎抱っこで過ごす
⭐︎横向きに寝かせて若干頭部側が臀部側より上げるように傾斜をつける
⭐︎お腹の張りがないよう、適時ガスを出すように綿棒浣腸をする
などが、対策になりますね。

参考になればと思いますので、記事と動画を添付しますね。
よろしくお願いします。

【ゲップ】

https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/6449

https://m.youtube.com/watch?v=q1k-RmgCQnA&list=PL5X6kc70Rx7CjSLazVhQd77gzNNAkJy1z&index=5

【綿棒浣腸】

https://m.youtube.com/watch?v=BJYLHifv9Mg&list=PL5X6kc70Rx7Bacys9A2LVhqneKCzULkfl&index=4



2024/2/12 10:42

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