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夜中の吐き戻し

みく
新生児期の第一子で、授乳は混合で行なっています。
授乳後、しっかりげっぷさせてもミルクを吐き戻す事が多いです。吹き出す事は無く、溢乳といった感じですが量が多いように思います。
日中は吐き戻しに気づけるのですが、夜中自分たちが寝ている時は気付けません。次の授乳で起きた時に、口の周りが白くなっている事が多いです。
もし窒息などの異常があった場合すぐ気づけないのではないかと、かなり心配です。授乳後、顔を横に向けて寝かせても、すぐ上を向いてしまう事もあります。夜中の吐き戻し対策、また窒息などのトラブルを避ける方法等あれば教えて頂きたいです。

2024/2/11 8:48

在本祐子

助産師
みくさん、こんにちは。
ご相談いただきありがとうございます。
赤ちゃんが夜間に吐き戻しをされていることがあり、心配になりましたね。
いつ乳程度で窒息することは考えにくいですが、吐き戻しをしやすいタイプのお子さんの場合には、少し身体を横向きにして寝かしつけても良いです。
顔だけですと、すぐに上を向いてしまいますね。
また、ゲップを丁寧に行ったり、しばらく抱っこで過ごすようになさるのも良いと思いますよ。
よろしくお願いします。

2024/2/11 16:12

みく

0歳0カ月
仰向けにして寝かさないと、乳幼児突然死症候群のリスクが上がるとネットで見たのですが、身体を少し横向きにする程度であれば大丈夫ですか?

2024/2/11 16:22

在本祐子

助産師
お返事ありがとうございます。乳幼児突然死症候群が心配ですよね。

日本だけではなく、欧米でも、乳幼児突然死症候群は発生しています。その研究から今のところ分かってきていることとしては、
※冬季に多い
※早朝から午前中に多い
※男児に多い
※早産児や低出生体重児に多い
※仰向けとうつぶせ寝ではうつ伏せ寝に多い
※家族の喫煙の影響が懸念される
※人工栄養児に多い
これらのことが指摘されています。
ですが、直接原因はまだなお検証、研究中です。

それにより、
1、うつぶせ寝はやめておく
2、母乳育児をできる範囲で行う
3、赤ちゃんのいる空間で喫煙を避ける
の三本柱がリスク回避事項で挙げられています。

また、赤ちゃんとママは一緒のお部屋で休むようにする、柔らかい布団は使わない、厚着を避ける、重たい布団を使わないなども、リスクを減らせる可能性があると言われています。

残念ながら、乳幼児突然死症候群を100パーセント防ぐすべはありません。
また、仰向けでも発症します。
ですが、寝かせる時、特に深い眠りに誘う寝始めは、うつ伏せ寝の方が、発生率が高いという研究結果が出ています。1歳くらいまでは、発生の報告がありますので気をつけてくださいね。

今回のご質問にありましたが、乳幼児突然死症候群のリスクとしてあげられているのは、うつ伏せ寝ですから、吐乳回避のための横向きは大丈夫です!ですが、もう少しして、寝返りするようになったら、気づいたときに仰向けに戻してあげましょう。

参考はこちら

https://sukusukucl.com/blog/wp-content/uploads/2021/06/d4080f66b74cf1028743cb85f4577305.pdf

http://www.sids.gr.jp/sids.html



2024/2/11 16:38

みく

0歳0カ月
身近な人が乳幼児突然死症候群で子供を亡くしてるので、かなり心配になってましたが、ご丁寧に答えて下さりありがとうございました!
夜間は横向きで寝させてみるようにします!! 

2024/2/11 17:18

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