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授乳間隔について

ゆい
完母です。
ネット等の情報をもとに、4.5ヶ月くらいから授乳間隔4時間程度で1日のスケジュールを組んでいます。
欲しがってなくようなことはないのですが、このまま4時間でいいのか喉が渇かないか気になりました。
離乳食は2回で食べた後、母乳をあげていますが、片乳5分ずつ程度です。起床時や、お出かけの後などおに茶などの水分は与えた方がいいのでしょうか。
今後保育園に預けることを踏まえ(時期は未定)断乳も考えてはいるのですが、それまで、間隔はこのままなのか、そろそろ5時間くらいあけた方が良いのでしょうか。

2024/2/2 10:01

古谷真紀

助産師
ゆいさん おはようございます。


お子さんが妊娠37週以降の正期産で生まれ、これまでの健診などで特別なフォローが必要とはいわれていないこと、表示通り「0歳7か月児」に関する内容であることを前提に回答させていただきますね。


4時間の授乳間隔のままでよいのか、気にされていらっしゃるのですね。

離乳食が1日2回まで食べ進められているようですので、母乳以外で水分をとる練習されてよい段階です。

母乳から固形食へ移行させていく段階ですので、母乳を◯時間おきと決めて等間隔で与えるというよりは、離乳食で食べられる食材や量を少しずつ増やし、食事の時やそれ以外のタイミングで、お茶や水でコップで飲む練習をしたほうがよいでしよう。口から食べたり飲んだりする機能が発達する大切な時期で、1歳前後までに、少しずつ母乳を飲む回数が減っていくのが自然な流れです。


保育園へ入園する時期の月齢/年齢がいくつなのかによりますが、1日3回の離乳食+おやつを食べるようになり、お茶や水で水分もとれるようになったら、母乳を1日に何回も飲むことからは卒業する時がやってきます。母乳を栄養や水分としてというよりは、朝晩だけ飲んだり、気分次第で飲むなど、母親とのコミュニケーション代わりに飲み続ける子もいます。卒乳の時期は、母親の判断でかまいませんが、1日の中で与えない時間帯があったり、夜間だけ授乳しなかったり、お子さんが体調不良で食べられないときだけ優先的に授乳するなど、親子によって卒乳の方法はそれぞれです。


「ネット等の情報」の出どころが医学的に確かなものかがわかりませんが、離乳食を開始して、ある程度食べられるようになってきたら、同時進行で、水分をコップ飲みで練習していくのが一般的です。月齢が進んでいますので、授乳は◯時間あけたほうがよいとか、◯時間おきでなくてはならないというものではなく、1日に必要な食事量やエネルギー(カロリー)と水分が摂取できるように、離乳食と母乳、母乳以外の水分を与えてもらえればと思います。

また、水分を、いつ与えなければならないというルールはありませんが、大人も食事と食事の合間に飲んだり、帰宅した時やお風呂から出た後などに、喉を潤すためだけでなく、気分転換したい時にも飲み物を飲みますよね。親が飲むタイミングで、お子さんも一緒にお茶を飲ませてみてはいかがでしょうか。もし、親が「何時に飲ませる」とスケジュールを決めたほうがラクであれば、それでもかまいません。

ほどほどに離乳食を食べ、母乳を飲めていて、おしっこやうんちの回数が極端に減っていかなければ、そう簡単には脱水にはならないでしょう。

保育園入園のために、授乳間隔をあけていくというよりは、まずはお子さんが離乳食を食べられる量を増やして、それに応じた水分摂取と授乳を続けていくと、結果的に授乳間隔があき、卒乳に向かうものと思います。

いつ入園するのかという時期と、乳房の状態やお子さんの発達、授乳状況によって、卒乳の適した方法は異なりますので、悩みが続く場合は、居住地の栄養士・保健師・助産師、小児科へぜひ相談してみてくださいね。

2024/2/4 8:45

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