うんちのトイトレについて

かおさん、ご相談承ります。
うんちをトイレでできる実力はすべてそろっていますね。
・便意がわかる
・排便に間に合うように移動準備
・トイレに座れる
・自力で出す
素晴らしいです。あとは座るだけ…、だからこそのかおさんのお悩みなのですね。

まずは原因を探りましょう。
・どんな姿勢でうんちを出しているかです。立つ、しゃがむ、動きまわるなど、どうでしょう？
動いていないと出しづらいようですと、便座で上体を動かすこともできるよなどの助言をしてあげるのもよいですね。
座る、立つなど、止まって排便できるようなら、オムツを履いて、廊下ではなくトイレでするというワンステップを入れてもよいかなと思いました。
・受け止めてもらえる安心感
便座だと、お尻からするりとうんちが出てしまう感覚が不安になってしまうこともあるようです。その場合には、うんちが出ても、お尻やお腹には何も影響がないことを一緒に確認しましょう。一緒にいるよと声をかけるのもよいですね。
息子には、絵柄が大好きなキャラクターのオムツを数枚だけ準備しておいた経験があります。汚したくないの気持ちになってほしくてやってみましたが、買い足せることを知っていた彼には通用しませんでした…。

今、オムツでの排便の後は、どのように対応されていますか。
お尻を拭くとき、トイレで拭きます。うんちも便器に流します。うんちやトイレットペーパー・おしりふきが、水で流される様子を見せることで、気持ちよさやスッキリした感覚を体感できるお子さまもいます。
あるいは「お尻にうんちがつくと嫌な気持ちになるね」と伝えるのもよいですね。一緒にうんちをトイレに流す体験が、娘さんにとってどのような気持ちになるのかを確認しながら、声掛けを工夫し、徐々にうんちはトイレに流れるもの、自分でトイレにうんちしてもよいなという気持ちになってもらえるように、気長につきあいます。

うんちの後始末をかおさんだけがされている場合、パパやその他のご家族に協力してもらうのもよいと思います。うんちが出そうなタイミングでママが不在になりましょう。ママがいない環境で娘さんがうんちの方法を選ぶことになるからです。協力してくれるご家族にも、状況と娘さんのチャレンジについて伝えておくことが大切です。声をかけすぎると、娘さんの気持ちが決められませんので…。

いつまでも、うんちはオムツ、が続くわけではありません。上手くいく方法もお子さまそれぞれだと思います。焦らずに、イライラや悔しさなどのママの感情を見せないように、見守っていきましょう。よろしくお願いいたします。